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知っておくと気がラク! 職場復帰したワーママが心得ておきたいこと3つ

  • 2015.4.13
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【ママからのご相談】

一昨日、1歳の子を保育園に預け、職場復帰をしました。時短勤務ですが、職場では部署が変わり、慣れない保育園通いで疲れ切って家事すらできません。 仕事と育児、家事の両立は大変だと聞いていますが、何かコツがあれば教えてほしいです。

●A. 「職場に味方はほとんどいない」「復帰後の半年間はとにかく大変!」そう思っておけばラク!

ご相談ありがとうございます。女性の働きスタイル研究家のアボカドチョコです。

職場復帰され、働く部門も変わったとのこと、期待と不安と入り混じったお気持ちのこととお察しします。お子さんもパパ・ママも慣れない保育園生活、必死で勘を取り戻そうと頑張る職場生活、思い通りに動いてくれない人生そのものと周囲への複雑な思い。ワーキングマザーになった瞬間に、立ちはだかる大きな変化ですよね。

大丈夫です、実はご相談者さんだけでなく、ワーママ全員がそう思っています。保育園で笑顔に見えるママにも、同じような葛藤があるはず。そこで、慣れない生活で聞いておけば、せめて気持ちがラクになる3つのポイントを記したいと思います。

●職場復帰すぐのママが、知っておくと気持ちがラクになる3つの事実

●(1)「ワーキングマザーには、職場に味方はいない」と思っておけばラク

ワーキングマザーの研究を私なりにしていますが、ワーキングマザーが少ない職場ではやはり肩身が狭いようです。なにしろ少数派ですから。

「応援してもらおう」と思っていたのに支援者が少ないと落ち込みますが、「そもそも味方なんていない」と思っておけばラク。職場で助けてくれる人がいたとき、涙が出るくらい感謝ができますよ。

●(2)先輩ワーキングマザーを見つけて、ランチに誘おう

(1)の関連で、職場にワーキングマザーの先輩がいれば、部署を飛び越えてでもご挨拶して、ワーキングマザー仲間を作りましょう。「この組織で、どのように仕事を続けるか」など、愚痴や相談に乗ってもらえる強いアドバイザーになってくれることでしょう。

昭和女子大学学長の坂東眞理子さんは、著書『坂東式ハッピーライフ両立力』の中で、相談相手の条件として、『外見的なお手本でなく、むしろ、どのような思考の持ち主なのかが重要です。プラス志向の人、幸せな人、世話好きな人に相談しましょう』と述べられています。

●(3)残念ながら、「復帰後、半年間は慣れないでしょう」。まあ、それは仕方がない

復帰して半年間は、仕事と家庭の両立で頭と体がおかしくなるくらい、“どうにもならない”ことも多いでしょう。子どもの風邪、慣れない新部門での人間関係と仕事、たまっていく台所シンクのお皿と洗濯物、部屋のほこり……。

実は、復帰後に家が汚れていく具合(または、家事も完璧にこなすママの疲労)はみんな同じ。「最初の半年間は、慣れない」これも皆、同じ。別の言い方をすれば、「復帰から半年後には、慣れる」。気負わずに行きたいですね。『坂東式ハッピーライフ両立力』の中には、以下のように書かれています。

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『そもそも、子育て期に、業績を上げようと思っても無理があります。人生設計で見ると、このペナルティボックスに入る時期は、およそ三~五年くらいでしょう。(中略)おそくとも子どもが七歳になる頃には、子どもの風邪などで休まなくてすむようになり、家事も効率的にこなせるようになっています』

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たとえ、どれほどココロとカラダが疲れても、それは年月が解決してくれると、私自身も実感できました(まだ、格闘の最中ですが)。

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何があってもめげないで! すぐに仕事を辞めたりしないで、周囲に愚痴や相談話をこぼしつつ、最初の1年間をとりあえず乗り切っていきましょう!

●ライター/アボカドチョコ(女性の働きスタイル研究家)

外資系企業に勤務後、独立して10数年。「家庭と仕事を両立する生活」に憧れながらも、ずっと仕事ばかりの生活を続け、アラフォーで長男を出産。初めての育児にドタバタ、悩みもいっぱい。「女性が子育てしながら働き続けるって大変じゃない?」という新たな気付きで、子育て中の働き方を本気で考える毎日。今一番好きな言葉は「時短」。人との関わり合いと子どもと遊ぶこと以外は、あらゆる効率化を実験。「色彩心理/カラーセラピー」も勉強中で、「自分らしさ」を活かしながら生きていける人が増えるといいなと思っています。好きなものは、ロック、まったりカフェ、たまご。

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