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古いコスメを再利用する裏ワザ。そのまま使うとシミの原因にもなって危険!

  • 2015.4.13
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季節はもう春。コスメも、春の新作が続々発売されています。でも、ファンデーションやマスカラ、ベーシックな色のアイシャドウなどは、「まだ残っていてもったいない」と、何シーズンも前のものをついつい長く使ってしまいがち。

コスメにも食べ物と同じように消費期限があります。「もったいないから」と古いコスメを使い続けていると、思わぬ肌トラブルの原因になってしまうこともあるのです。

■ファンデの寿命はパウダー半年、リキッド1年

ファンデーションは、古くなると油分が酸化したり雑菌が繁殖したりして、肌荒れの原因になることがあります。とくにリキッドタイプやクリームタイプのファンデーションは、ベースに水分を含み、バクテリアなどの雑菌が繁殖しやすい環境にあります。開封後は6ヶ月を目安に使いきるようにしましょう。

また、パウダーファンデーションはリキッドに比べれば傷みにくいものの、消費期限は開封後1年を目安に。スポンジから皮脂が混ざると雑菌が繁殖しやすくなるので、こまめに洗うようにしてください。

■目の近くで使うアイシャドウやマスカラは注意が必要

アイシャドウやマスカラ、アイライナーは、目の粘膜の近くで使用するため、古いものを使い続けると目のトラブルを引き起こしてしまうことがあります。

開封後は、アイシャドウは1年、アイライナーはペンシルなら1年、リキッドなら3ヶ月程度が消費期限の目安になります。アイシャドウは指で使うと傷みやすくなるので、ブラシやチップで塗るようにしましょう。

また、容器にブラシを出し入れするマスカラは雑菌がつきやすいため、2~3ヶ月で使いきるように心がけて。雑菌が繁殖した状態で使い続けると、結膜炎やものもらいなどの目の病気の原因になることがあります。

■古い口紅やグロスはシミの原因に?

口紅やグロスは水分を含まないものの、くちびるに直接つけると唾液がついて、雑菌が繁殖しやすくなります。消費期限は開封後1年を目安にし、長もちさせるためにリップブラシを使うようにしましょう。

くちびるは皮膚がとても薄く、少しの雑菌でも大きなダメージを受けてしまいます。古い口紅やグロスを使い続けると、くちびるが荒れたり、色素沈着やシミの原因になってしまうことも。たとえ1年以内でも、伸びが悪くなった、ネバネバした感じがする、というときは使用をストップしてくださいね。

■使いきれないコスメの意外な再利用法

コスメに消費期限があると分かっていても、その期限内に使いきることができないこともあります。とくにアイシャドウなどは、買ってみたもののイマイチ好みと合わなかったり、日によってカラーを使い分けたりして、どうしても残ってしまいがちです。

使いきれなかったからといって、そのまま捨ててしまうのはもったいない…。そんなときは、こんな裏ワザに挑戦してみてはいかがでしょうか。コスメによっては適さない場合もあるので、少量ずつから試してみてくださいね。

・アイシャドウをマニキュアに

アイシャドウを細かく砕いて、透明なマニキュアのボトルに入れてよく混ぜれば、オリジナルカラーのマニキュアができあがります。ラメの入ったものだと、ほどよいキラキラ感が楽しめますよ。

・ブラウン系シャドウはアイブロウに

濃い目のブラウンのアイシャドウは、アイブロウパウダーとして活用できます。ペンシルで眉の形を描いたあとに、ブラシでふんわり色をのせるのがポイント。

・ファンデーションをボディ用に

余ってしまったファンデーションはボディ使いに。脚用ファンデとして使えば、毛穴や黒ずみを隠してキレイな素足を演出してくれます。リキッドファンデはボディクリームに混ぜて使うと伸びがよくなりますよ。

オーガニックコスメの場合は防腐剤などが入っていないため、一般的なコスメよりも期限はさらに短くなり、長くてもワンシーズンで使いきるのが原則です。ほとんどの場合はパッケージなどに使用期限が明記されているので、開封前にチェックしておくとよいでしょう。

(加藤 朋実)

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