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教えて、石井美保さん! 食事内容は? スキンケアはコットンor手?…… 肌との向き合い方Q&A

  • 2020.2.28
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日々、たくさんの悩みや相談が寄せられる石井さんのSNS。「MAQUIA」4月号では、「その方の肌を拝見しないと、お答えは難しく……」という石井さんがマキア誌上で特別にファンからの質問にお答え! 肌とどう向き合うべきか、どのようにケアを選ぶべきかといった哲学を交え語ってくれました。肌を見つめ、ケアを組み立てるときに役立つ珠玉のアドバイスをどうぞ。


Q 美保さんの一日の食事内容がとても気になります

A 「自分の基礎代謝に見合った量をバランスよく食べています」

以前は好きなだけ甘いものを食べていたのですが、あるとき体脂肪率が29%に! 20代のときと同じ食事内容ではダメだと反省して減らしたので、今は1日1.5食が基本。きちんと食べられるタイミングでタンパク質や野菜中心の食事をしっかり摂ります。ただし、これは私の年齢と基礎代謝量に合わせた量なので推奨はしません! あくまで「自分の基礎代謝量に合った食事内容」がポイントです。


Q 石井さんが提唱されている摩擦レスなケアを徹底していたら
肌が前よりザラザラになってきました…… 

A 「そこを我慢して通り抜けると毛穴レスな肌が待っています」

こすらないケアを徹底していると、角栓が頭を出してきます。これをぎゅっと出すと肌が硬くなるし毛穴が開いてしまうので我慢を。お風呂でしっかり汗をかく、クレンジングの最後にスチーマーを当てるなどしていると、ざらつきも毛穴もない肌に変わります。待てない場合は、サロンやクリニックでピーリングを受けるのがおすすめです。


Q スチーマーはどのようなタイミングで使うのが正解でしょうか?

A 「併用するアイテムによって順番が変わります」

クレンジング時に使う方が多いと思うのですが、“いきなりスチーマーを当てながらクレンジング”するのは間違い。はじめからスチームを当てると乳化してしまうので、その前にまずクレンジングを。メイクがなじんで浮いてきてから、スチーマーを浴びながら拭き取ると、毛穴の奥の汚れまでしっかり落とせます。また、化粧水の浸透が悪いときは先にスチーマーを浴びながら肌を乳液でほぐすことも。オイルを塗ってからスチーマーを浴びれば潤いパックになったりと使用法は多彩です。


Q 子育て中でスキンケアに時間を割けません。
最低限やっておくべきケアって何ですか?

A 「出来ないときは諦める。肌は何度でも立て直せるから」

可愛いけれど、ベビーのお世話は本当に手がかかりますよね。自分に手をかけられず、寝る時間もなく、くすんだ自分を見て落ち込んで……。でも、子どものメンタリティが決まる大切な時期くらい、自分の肌に何もしなくてもいいと思うんです。どうしてもと言うなら、オールインワンでさっと保湿だけすれば十分。生きている限り細胞は生まれ変わるから、肌は立て直しがききます。美容ファーストである必要も、完璧なママでいる必要もないんです。二度とやってこない我が子のベビーの時期にしっかり向き合った方が、あとで後悔がありませんよ。


Q 若い頃からエイジングケアはしない方が良いと思いますか?

A 「美容医療と基礎化粧品でのエイジングケアは別物です!」

美容医療とコスメは分けて考えて。エイジングケアのための美容医療は、ダメージを与えて再生を促すのが基本。まだエイジングが生じていない肌にわざわざダメージを与える必要はないですよね。でもコスメはダメージにはなりませんし、モチベーションも上がります。私も20代で仕事を再開するときにはコスメに投資しました。お財布が許すなら、若いうちにエイジングケアを始めても問題ありませんよ。


Q スキンケアはコットンと手、どちらで行うべき?

A 「基本は手。角質溜まりが気になる場合はコットンを」

「肌をこすらない」が大切なので、基本は手でプレスづけ。ただし、角質が溜まって気になるときは私もコットンで拭き取りをします。その場合も肌を傷めないよう、コットンの質には徹底的にこだわって選んでいます。

(右)シルク配合のふんわり感は格別。ル・コトン 120枚 ¥900/クレ・ド・ポー ボーテ (左)ふきとりにもパッティングにも活躍。ベネフィーク ダブルフェイスコットン 180枚 ¥700(編集部調べ)/資生堂


Q 肌を擦らない方が良いとおっしゃってましたが、美顔器などの使用もダメですか?

A 「使用方法を守れていれば大丈夫」

使い方を間違えると摩擦になりますが、正しく使えば問題ありません。ただ、キレイになりたい余りにマッサージ機器を強く食い込ませてしまうのはNG。筋線維をつぶすような圧はやりすぎなので、使い方に注意しましょう。



MAQUIA 4月号

撮影/菊地泰久〈vale.〉(モデル) 橋口恵佑(物) ヘア&メイク/黒田啓蔵〈Iris〉 スタイリスト/秋月洋子 構成・文/高見沢里子 企画/火箱奈央(MAQUIA) 衣装協力/円居

※本記事掲載商品の価格は、本体価格(税抜き)で表示しております。掲載価格には消費税は含まれておりませんので、ご注意ください。


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