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エリザベス女王、ヘンリー王子夫妻の「皮肉」に怒りと失望

  • 2020.2.28
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ヘンリー王子とメーガン妃の英王室からの離脱を巡る混乱は一段落したのかと思われた矢先、また別の問題がエリザベス女王を憤慨させ、失望させているという。王室における騒動は、まだ収まったわけではなさそう。

高位王族の立場ではなくなるヘンリー王子とメーガン妃が自らのブランドに「サセックス・ロイヤル」の名称を使用することについて、王室はそれを禁じる意向を表明。夫妻もその決定を受け入れる考えを明らかにした。これは、夫妻がすでに出願している商標登録を取り下げ、刷新したばかりのウェブサイトにも、販売する商品にも、さらにはインスタグラムのハンドルにも、変更が必要になることを意味する。

ヘンリー王子夫妻はこの件について、声明を発表。そのなかには、次のような文章が含まれていた。

「公爵夫妻は非営利団体の設立に向けた計画を進めていますが、“ロイヤル”という言葉の使用を巡るイギリス政府の明確な裁定に従い、新設する団体には“サセックス・ロイヤル”、または“ロイヤル”に類似した名称を使用しないことに同意します」

「…そのため、(問題が起きた場合への)予防的手段として行ったものであり、ケンブリッジ公爵夫妻の慈善団体ロイヤル・ファウンデーションが行ったものと同様である商標登録の出願を取り下げました」

エリザベス女王を怒らせたのは、ヘンリー王子夫妻がこうした文章を公開したことだという。『USウィークリー』誌は消息筋の話として、次のように伝えている。

「ご自分の孫が、最悪のタイミングで王室にこれほどきまりの悪い思いをさせていること、そして彼自身の家族に余計な注目を集めていることに、女王は失望しています」

つまり、ヘンリー王子とメーガン妃、そして女王の間の緊張は、再び高まっているとみられる。

忘れてはならないのは、王室からの離脱を決めたヘンリー王子夫妻に対して、エリザベス女王はかなり協力的だったということ。関係筋が『バラエティ』誌に明らかにしたところによれば、女王はこの一件が自国の君主制を傷つけていると考えており、解決を強く望んでいるという。

「この問題は、女王にとっては個人的にもかなり傷つくことだったと思います」「女王は、もうこの問題については考えたくもないという気持ちになっています。もう終わりにしてもらいたいのです」

ヘンリー王子夫妻が正式に王室を離脱し、新たな生活への移行期間に入る4月1日がくるのを一番に待ち望んでいるのは、実は女王かも…。

Photos: GETTY IMAGES From COSMOPOLITAN

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