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花粉症や風邪の鼻トラブルに効く!アロマ&ハーブの使い方

  • 2020.2.26
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今の時期は花粉症や風邪の不快症状に悩まされている方も多いのではないでしょうか?鼻水やくしゃみが続くと頭がボーっとして、集中力が失われてしまいます。アロマ&ハーブを使用して花粉症や風邪の鼻トラブルを緩和しましょう。

鼻の不快症状緩和に効果的なアロマ&ハーブ

●ティートリー

殺菌作用や坑感染作用が強く、免疫力を高める働きがあるので、風邪や花粉症の予防に役立ちます。喉の痛み、鼻づまり、気管支炎など呼吸器系のトラブル解消に役立ち、くしゃみや鼻水の症状を緩和させます。精油(アロマオイル)で使用すると使いやすいでしょう。

●ユーカリ
すっとした爽やかな香りがあります。抗菌、坑ウイルス作用があり、風邪などの感染症予防に役立ちます。喉の不調や頭痛、花粉症などの症状に役立ち、痰や鼻づまりを緩和させ、息苦しさを一掃してくれます。風邪の季節には、ユーカリを部屋に活けるのもいいでしょう。

*精油は刺激が強いので十分希釈してから使用しましょう。

●ミント

スーッと清涼感のある爽やかな香りで消毒作用があり、消化不良や吐き気など消化器系のトラブルに最も効果的な精油の一つ。痰や鼻づまり、咳を鎮め、花粉症や風邪の諸症状の緩和に役立ちます。気分を爽快にする辛味の香りが特徴で、神経系と脳を覚醒させるので、眠気をとりたい時、仕事や勉強の時にも役立ちます。

生ミントやハーブは、ハーブティーやお料理に使用できます。肌荒れに注意しながらメンソール配合の軟膏を鼻の下に塗ると鼻の通りが良くなります。

*妊娠中や授乳期は用いない。発熱時、癲癇症、心臓疾患のある人には禁忌。2歳児以下には使用を避けましょう。

精油(アロマ)の使い方

●持ち歩きには

上記のお好みの精油をティッシュやハンカチに数滴落として持ち歩き、時々嗅いだり、ティッシュに1滴垂らしたりものをマスクの間に挟むと良いでしょう。

*精油が直接肌に触れない様に気を付けましょう。

●ご自宅でのリラクス時に

アロマポットで精油を焚いたり、お湯を入れた容器やカップ(精油の香りが移っても問題ないもの)に、精油を数滴落として香りを広げます。使用する精油は1滴から始めて様子をみながら調整しましょう。香りを楽しみながら、小鼻の張り出した所の脇にある迎香(げいこう)のツボを押すとさらに効果的です。

手作りアロママスクスプレー
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アロママスクスプレーは、ウイルスや花粉症の侵入を防ぎ、アロマの優しい香りが不快症状とマスクの息苦しさを緩和させてくれます。

●材料&道具

・10mlのスプレー容器、計量カップ

・エタノール 2ml

・ローズウォーター(または精製水、軟水のミネラルウォーター) 8ml

・お好みの精油 5滴

*精油はお好みの精油で構いませんが柑橘系の精油は、お肌への刺激が強いので避けましょう。

*12歳以下の方には、精油を半量にして下さい。

●作り方

① エタノールを計量カップで2ml軽量します。

② 精油5滴を①に入れて良く混ぜ、スプレー容器に入れます。

③ 精製水8mlを計量し、スプレー容器に入れて良く振ります。

*製作した日をラベルに記入して、ボトルに貼っておくと良いでしょう。2週間を目安に使用して下さい。

●使い方

マスクにスプレーし、20秒程おいてから、マスクを装着します。(刺激が強い時は、マスクの外側にかけたり、精製水で薄めて調整して下さい。ルームスプレーとしても使用できます。)

*手作り化粧品は、自己責任の元使用して下さい。

*傷や腫物、湿疹などお肌に異常がある時は使用しないで下さい。

*顔や目の周りには、使用しないで下さい。目に入った時は、水で良く洗い流して下さい。

*直射日光を避け、小さいお子様やペットの手の届く所には保管しないでください。また人に向けてスプレーしないで下さい。

*万が一飲み込んでしまった場合には、専門医に相談して下さい。

管理栄養士 宮本そのみ

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