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実は危険!「彼女を小馬鹿にしてイジる男」のヤバさとは?

  • 2020.2.25
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「〇〇ちゃんって、ほんとバカだよな〜(笑)」
「おばさんみたいな歩き方してる(笑)」
「だからお前はダメなんだよなあ」
など、彼女のことを小馬鹿にしてイジってくる男性っていますよね。

今回は、気がつきにくい、「彼女を小馬鹿にしてイジる男」のヤバさを解説していきます。

なぜ彼は、彼女を小馬鹿にしてイジるのか?

なぜ、彼らは、自分の彼女のことを小馬鹿にしてイジってくるのでしょうか。

それは、「彼女を貶めることで、自分が上の立場に立って、安心したいから」です。

イジられている彼女は、ちょっとしたディスりに対して、「仲がいいからこそ言えるじゃれあい」だと感じ、最初はとくに疑問を持たないケースがほとんどです。

ですが、イジる側の彼氏は、彼女のことが好きだから、からかいたいから、という可愛らしい理由でイジっているわけではありません。目的は、「上下関係の構築」にあります。

基本的に、こういうことをする男性は自分に自信がありません。そのため、自分が見下せる、下の立場にいる彼女にそばにいてほしいと考えています。恐ろしいのは、見下せる相手を確保して安心したい、という歪んだ欲望を持つ男は、巧妙に、「小馬鹿にされても怒り狂わない女性」を選んでいる、という点です。

彼らは、自分に歯向かってこない、と思える相手、つまり自分より弱そうな相手を選んで、小馬鹿にしているのです。

「彼女を小馬鹿にしてイジる男」のヤバさとは?

次に、「彼女を小馬鹿にしてイジる男」と関わるとどういったヤバイことがあるのか、をみていきましょう。

モラハラ・DVなどわかりやすさがないので、ジワジワ侵食される

「彼女を小馬鹿にしてイジる男」がヤバイのは、被害がわかりにくいことです。身体的な暴力を振るわれたり、あからさまなモラハラがあった場合には、「この人と一緒にいたらダメになる」と気がつくことができたり、周囲が異変に気がついて心配したり、といった「抜け出すためのきっかけ」が遅かれ早かれ訪れがちです。

ですが、モラハラまではいかないように本人に思える、ちょっとしたイジリに対しては、「彼は冗談を言っているだけ。私が真に受けたのが悪かった」と考えてしまい、被害に気がつくのが遅くなりがちです。

「自分が理不尽に見下されたりバカにされたりしていること」になかなか気が付けない、という点が、イジり系彼氏の恐ろしさのひとつでもあります。

気がつけば、自尊心・自己肯定感をボロボロにされる悪循環に陥っている

彼がしていることにおかしいと気がつくことができず、長期間一緒にときを過ごしてしまうと、自尊心や自己肯定感が削られていきます。

さらに、冗談に見せかけて毎日バカにされ続けたあげく、「私はバカにされて当然の人間なんだ」という洗脳状態に陥ってしまったら、彼から余計に離れがたくなってしまう、という弊害があります。

「こんなダメな自分をわかってくれるのは彼だけ」「彼が去ってしまったら、ほかの男性には見向きもされないだろう」という思考回路になってしまい、彼しかいない→さらに小馬鹿にされる→ますます自信がなくなる→やっぱり彼しか…の悪循環にはまり込んでしまう、ということになりかねないのです。

さいごに。抜け出すための第一歩は「気がつく」こと

今回は、イジってくる・小馬鹿にしてくる彼氏の弊害をご紹介しました。

渦中にいるときは、「ちょっとした冗談」と受け流してしまいがちですが、ちょっとしたイジリは、自分でも気がつかないうちに、ちょっとずつ自尊心を削り取っている可能性があります。

大切なのは、自分の置かれている状態の危険度に、いち早く気がつくことです。「彼から馬鹿にされている」「冗談だと彼は言っているけど、私は傷ついた」という現実をしっかり認識することが、不健全な関係から抜け出すための第一歩なのです。

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