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【思考をキレイにする旅の仕方(205)】「関係人口」になろう

  • 2020.2.22
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人生を歩んでいると旅先でご縁ができ、何度も伺う場所が出てきます。
次第に地域の人々との関係性も深まり、
「神輿の担ぎ手がいないから来てくれよ」と頼まれ、
「雪が深くなったよ。雪の景色もいいものですよ。飲みに来ませんかぁ?みんな飲みたがっています」
と誘われるようになりました。
まるで故郷が増えたかのように気軽に伺い、滞在に近くなっていることもあります。
これはプライスレスの宝物。

ここ数年、地域や地域の人々と多様に関わる「関係人口」という言葉を耳にするようになりました。
人口減少が避けられない日本では移住人口、観光で訪れる交流人口に加え、
「関係人口」はさらに注目されていくでしょう。

また、現在、全国に約6000万戸ある住宅のうち、約820万戸、つまり7戸に1戸が空き家。
ちなみに山梨県、和歌山県、長野県の空き家率は約20%と高いと言います。
「関係人口」の宿泊用に空き家を格安で提供する自治体も出てきました。

デュアルライフ(二拠点生活)を送る人も増えつつあり、
ノマドワーカーであれば二拠点生活どころか、
三拠点、四拠点生活も可能な社会になるのではと思っています。
「ここも将来の拠点候補だなぁ」
散歩しながら空き家を眺めるようになりました。
最近、増えた旅先の楽しみの1つです。<text:イシコ http://sekaisanpo.jp/>

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