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【桐谷美玲】30歳になって思うことは?今とこれからのホンネをインタビュー!| VOCE Cover Beauty

  • 2020.2.20
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30歳になりました。これから目指したいのは、自分の面倒をちゃんと見られる自立した大人の女性

28歳くらいまでは、30代になることに漠然と不安を感じていたんです。だけどなってみると断然、ワクワクのほうが大きくて。周囲の年上の女性たちが口を揃えて、「30代ってすっごく楽しいよ~」と教えてくれたことも大きかったかも。それによく考えたら、疲れやすいとか、肌が乾燥するとか、夜になるとすぐ眠くなっちゃうとか、そういったことは今に始まったことじゃない(笑)。30代の10年間で目指したいのは、自立した大人の女性。何があっても誰かのせいにせず、気持ちも仕事も、自分で自分の面倒をちゃんと見ることのできる人ってカッコいい。そこを目指していきたいです。

20代を振り返ると、とにかく多忙で、日々がむしゃらに進むという感じでした。でも、いろいろなことを経験させていただく中で、自分のペースをつかめるようになったし、進みたい方向性を伝えられるようになって、30歳になった今はすごく楽。やるべきこととプライベートが、こんなにバランスよく回っているのは、デビュー以来初めてかもしれません。

内なる闘志は秘めているけど、「のし上がってやるぜ!」みたいな上昇志向の強いタイプではない私。若い頃は「これでいいのかな?」と迷うこともあったけど、昨年末に行われた写真集発売のイベントで、同年代のファンの女性が「10年前からずっと好きです~」と言ってくださって、「これでよかったんだ。長く頑張ってきたことが報われた!」と本当に嬉しかった。これからも、無理のないペースで私らしく、30代を楽しく歩んでいきたいです。

VOCE2020年4月号 桐谷美玲
VOCE2020年4月号 桐谷美玲

“こういう人でなきゃ”というのにだんだん縛られなくなってきました。やるべきことと自分らしさが今、ベストバランスです。

VOCE2020年4月号 桐谷美玲
VOCE2020年4月号 桐谷美玲

メイクひとつで気分が変わったり、バッグひとつでテンションが上がったり。生まれ変わっても、ずっと女がいい!

誕生日が12月というのもあり、一年の終わりに自分へのご褒美を買うのが習慣。ジュエリーやお洋服、バッグなど、何を買うかはその年によって違うのですが、30歳の記念に手に入れたのは、エルメスのジュエリーでした。人気で品薄と聞いていたので、手に入らないかも?と半分諦めていたのですが、お店を訪れた日に「入荷しましたよ」と言われて、これはもう運命だ!って……♡ ずっとずっと大切に使おうと、心に決めています。

こんな風にして手に入れたジュエリーやバッグを身につけるだけで、テンションが上がったり、新しいメイクやヘアスタイルで新鮮でポジティブな気持ちになれたり。このウキウキ感や楽しさは女ならでは。だから私は、生まれ変わってもまた女がいい!

VOCE2020年4月号 桐谷美玲
VOCE2020年4月号 桐谷美玲

桐谷美玲/Mirei Kiritani
1989年12月16日、千葉県生まれ。メイクページや連載「キレイミレイ」など、VOCEにとってなくてはならない存在。昨年発売のフォト&スタイルブック『zukan』(集英社刊)も大好評。

撮影/吉田崇(まきうらオフィス)、伊藤泰寛(静物) ヘアメイク/林由香里(ROI) スタイリング/長張貴子 取材・文/中川知春

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