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注目のブラウン・ベージュと定番カラーでかなうスタイル8選

  • 2020.2.17
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「すべてを含む色」といわれる黒と白に迫る勢いで、今季注目されたブラウンとベージュ。ワードローブに今あるこの4色を集めて、目的に沿ったスタイリングを再構築。かわいいだけに終わらない、「どう見られたいか」を意識した印象操作も、万能な4色がかなえてくれる。

NEED 4 COLORS
「落ち着きのあるカラーブロック」
「少ない色数=大人っぽい」もくつがえせる、知性を感じさせる4色づかい。シャツやタートルなど、ごくベーシックなアイテムも配色次第で奥深いルックスに。

濃厚な配色を重く見せない「少量の白」の効能




ショートブーツ 20,000円+税/TODAYFUL(LIFEs 代官山店) ブラウンタートルネックリブニット 11,000円+税/TODAYFUL(LIFEs 代官山店) 白シャツ 45,000円+税/beautiful people(ビューティフルピープル 銀座三越) レザーバッグ 25,000円+税/DECKE(アイクエスト ショールーム) カットオフチノパンツ 22,000円+税/ビルズ カーキ(メイデン・カンパニー) 黒チェスターコート 18,000円+税/Ungrid ブラウンタートルとベージュのチノパンに、黒のロングコート。そんな重厚感のある色に不可欠なのは、切れ味のいい白シャツ。レザーでそろえたバッグとブーツも、穏やかな茶系にすることで絶妙なアクセントとして作用。

VOLUME CONTROL
「やさしい色を強く着る」
もこもこのボアとツヤめくレザーをかけ合わせた異素材で遊ぶメリハリ感。ボリュームコートと細身のパンツでシルエットにも抑揚が生まれ、おさえた色づかいでも存在感を十分に発揮できる。

「小さな黒」で支えることでソフトなコートもさらにたやすい


黒ハイネックリブニット 16,000円+税/THIRD MAGAZINE 黒レザーショートブーツ 18,900円+税/A de Vivre ブラウンレザーレギンスパンツ 39,000円+税/THE NEWHOUSE(アーク インク) 白ボアロングコート 30,000円+税/AKTE チェーンつき黒ショルダーバッグ 51,000円+税/A.P.C.(アー・ペー・セー カスタマーサービス) のぞかせたタートルにバッグにブーツ。黒を分散させることで、白とブラウンにありがちなほっこり感を抑制。レザーパンツとブーツをつなぎ、ボアコートにタートルネックを仕込んだ隙のなさが、「オシャレな防寒」に直結。

KNIT & SATIN
「退屈しないシンプル」
特別感のあるグロウなロングドレスも、ざっくりニットを重ねることで使いみちの幅が拡大。色みもフォルムもゆるみがちな組み合わせには、なじみつつも活を入れるレオパード柄を足元に投入。

クリーンなハットがわずかな緊張感として作用


アイボリーニット 13,000円+税/AKTE ベージュサテンドレス 37,000円+税/TSURU by Mariko Oikawa レオパード柄バックストラップパンプス 20,000円+税/TSURU by Mariko Oikawa アイボリーハット 5,000円+税/Ungrid 限りなく白に近いニットとドレス。そんなニュアンスカラーのじゃまをせず、わずかに引き締め力を発揮する白ハットが貢献。足元に効かせたレオパード柄も、やさしい茶系なら、淡い配色にもすんなりなじんで好バランス。

EASY BLACK & WHITE
「疲れないモノトーン」
茶系が目立つこの冬は、いつも以上にモノトーンが重く見えることも。とはいえ、どんな色よりさまになってしまうのも事実。まとう自分にも見る人にとっても、「力が抜ける」何かが必要。

ロンTと気楽なワンピ。黒白の力でシックを保てる


黒レザーショートブーツ 18,900円+税/A de Vivre 黒ノースリーブワンピース 32,000円+税/…&DEAR(ヤマトドレス) 黒ロゴキャップ 1,000円+税/原宿シカゴ 神宮前店 白クルーネックロングTシャツ 4,900円+税/アップサイクル(メイデン・カンパニー) チェーンつき黒ショルダーバッグ 51,000円+税/A.P.C.(アー・ペー・セー カスタマーサービス) リラクシーなドレスと着くずしたロンTの、脱力感のあるモノトーン。波長の合うカジュアルなキャップも黒ならハズしすぎない。仕上げに端正な黒のレザー小物を加えれば、ただの「ラクなカジュアル」に終わらない。

コートとパンツでセットアップをセルフメイク


白シャツ 45,000円+税/beautiful people(ビューティフルピープル 銀座三越) 黒スラックスパンツ 40,000円+税/beautiful people(ビューティフルピープル 銀座三越) 黒チェスターコート 18,000円+税/Ungrid レオパード柄バックストラップパンプス 20,000円+税/TSURU by Mariko Oikawa グレーウールフリンジストール 23,000円+税/A.P.C.(アー・ペー・セー カスタマーサービス) これで黒ジャケットだと堅苦しいところ、着慣れたコートに置きかえることでいつもの延長で「セットアップ風」を楽しめる。雑に着た白シャツや、適当にたずさえたグレーのストールが、黒を重く見せないためのファクター。

TRY IT PATTERN
「穏やかにレオパード」
組み合わせによってはハードにも見えかねないレオパード柄のタイトスカート。同系色のゆったりとしたニットとともに「とけ込ませる」ことから始めれば簡単。

柄の主張につり合うブラウンの「ニットONニット」


ショートブーツ 20,000円+税/TODAYFUL(LIFEs 代官山店) ブラウンレオパード柄ジャカードスカート 14,000円+税/TODAYFUL(LIFEs 代官山店) ブラウンタートルネックリブニット 11,000円+税/TODAYFUL(LIFEs 代官山店) ブラウンケーブルニット 6,980円+税/MOUSSY(バロックジャパンリミテッド) 茶系のワントーンは、おとなしい色だけに、地味に見えないことも重要。1枚よりも個性的に見えるブラウンのWニットなら、攻めた柄との調和も図れる。ブーツも茶系に徹した一貫性は、こだわりも同時に感じさせる。

DRESS DOWN
「大人を保てるテイストMIX」
万能な黒かつ、軽快なショート丈のダウンなら、ロングドレスともいろんな意味でフィットする。真逆の組み合わせながら落ち着いて見えるのは、計算された丈と色のバランスに尽きる。

ノーカラーもドレスに似合うための重要なエレメント


黒レザーショートブーツ 18,900円+税/A de Vivre ベージュかぎ針編みニットマフラー 13,637円+税/COS(COS 銀座店) ベージュサテンドレス 37,000円+税/TSURU by Mariko Oikawa 黒ダウンジャケット 25,000円+税/ザ・ノース・フェイス(ゴールドウイン カスタマーサービスセンター) サングラス 28,000円+税/BLANC よくあるフードつきのダウンだと、ドレスに重ねてはちぐはぐになる恐れも。ダウンだけが浮かないようショートブーツも黒でリンク。ざっくり編みのマフラーは、なごませ役として採用。

VINTAGE FEELING
「凝らずともヴィンテージ」
軽さを出すため、白を入れるのがいつものやり方。たまには3色にとどめることで、渋みをねらったルックスに。ファーコートなら、さらにクラシックなムードも加わり、単純ながら「深み」を見込めるスタイリングへと昇華。

中をあえて「凝らない」ことでファーのクラス感がよりきわ立つ


黒ハイネックリブニット 16,000円+税/THIRD MAGAZINE 共布ベルトつきフェイクファーコート 32,000円+税/ルシェルブルー(ルシェルブルー 総合カスタマーサービス) カットオフチノパンツ 22,000円+税/ビルズ カーキ(メイデン・カンパニー) カーキミニバッグ 16,000円+税/MARROW(4K) サングラス 32,000円+税/BLANC よく見ると、コートの中は黒リブタートルとベージュのチノパンという、いたってベーシックなワンツー。そんなスタイリングにさらっとファーコートをひっかけることで、「シンプルだからできること」のヒントも見えてくる。

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