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「俺のどこが好き?」 結婚生活10年以上、改めて考えた夫の好きなところ【3姉妹DAYS Vol.6】

  • 2020.2.15
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こんにちは! あん子です。
今回は、ふと言われたの夫の言葉で気づかされたことについてのエピソードです。

■夫から突然の「俺のどこが好き?」、どう答える!?
お姉ちゃんが来年受験する影響か、次女が自分のお年玉で買った問題集を一人でこつこつとリビングで勉強していた時のことです。

「次女のコツコツと頑張るところ好きだな」

と私が呟いたら、

「じゃあ、俺の好きなところはどこ?」

と夫がすかさず聞いてきました。

皆様は、旦那様に言われたらなんと答えますか?


絶賛イヤイヤ期の末っ子のお世話や、お姉ちゃんの習い事の送迎、炊事・洗濯、夫の仕事の手伝いなど、慌ただしく過ぎる毎日。

夫にイライラすることはあっても好きなところを改めて考えたことは、長らくありませんでした。

そんな夫の突拍子もない質問に次女は…、



負けずと突拍子のない返答。



「胸毛があった方が人より身体を暖めることができる」と言う夫のポジティブ発言。とは言うものの、すごい寒がりな夫。胸毛効果はたいして発揮されてないみたいです。



とまだ私にしつこくきいてくる夫…。

■長年連れ添って思うこと
新婚さんでもない私たち。

飲みかけのペットボトルや、食べ終えたお皿もテーブルに置きっぱなし。
洋服は脱いだままソファーに放置。
仕事から帰ってきたと思ったらスマホゲームばかり。
お昼まで寝ていられる優雅な夫の休日。

仕事で疲れてるのだからたまの休日くらいゆっくりしないとね…とは思うものの、心のどこかで「私だって休日がほしい…」と思ってしまう。

好きなところより嫌なところが目につくんです。

結婚生活も10年以上経つと、ふと「なんでこの人のこと好きになったんだろう? 」と思うことがありますし、喧嘩すると「本当に大嫌い! 」と思う時もあります。

生まれ育った環境や価値観が違う者同士が一つ屋根の下で暮らすのだから、嫌なところが見えるのは、当たり前かもしれません。でもそれは、お互いさまですよね。


■夫の好きなところを改めて考えてみると…
改めて、夫の好きなところを思い浮かべてみると…、

私の料理をいつも美味しいと言って食べてくれる
私の両親を大切にしてくれる
私が用事で外出した際、一人で帰って来るのは心配だからと迎えに来てくれる
悩みを共感してくれていつも私の味方になってくれる
家族のことになるとものすごく涙もろくなる

つい先日も…、



その姿を見て思い出したことがありました。

夏の日の夕方、長女が産まれた日のこと。出産に立ち会ってくれた夫が、我が子を見て泣いて喜んでくれたんです。それは、夫が初めて私の前で泣いた日でもありました。

動画を見て泣いている姿が、そのときの彼と重なって見えたんです。

そう考えると今も昔も変わらず家族に愛情を注いでくれている人なんだなぁと。

思い返せば意外と好きなところはたくさんあって…、夫が大好きな妻の、のろけのようになってしまいましたが(照)。

夫には照れ臭くて全部は言えず…。言ったら言ったで調子に乗って「毎日好きなところを言ってよ」となるので言いたくないのもあり…、一つだけ夫の好きなところを伝えました。

■「当たり前」が見えなくさせるもの



「え? それ好きなところじゃなくて当たり前のことじゃん!」

と夫はまたまた納得いかなかったみたいです。



「当たり前と思うことは当たり前じゃないと私は思うな。例えば、クローゼットの中にいつも服が収納されているのも、帰ってきたらご飯があるのも、それは当たり前じゃないんだよ。私、手抜きすることも結構あるし、偉そうに聞こえたらごめんねって感じなんだけど…。

仕事も全て順調なことばかりじゃなくて嫌になる日もあると思うんだ。それでも毎日仕事を頑張ってくれる夫には、感謝しかないよ。」


と伝えると夫は、まだモヤモヤしている感じでしたが納得はしてもらえたようです。

「付き合うときは両目を開き、結婚したら片目で見ろ」という言葉があるように、一緒に暮らしているといろいろあるけれど、少しのことには目をつむり、死ぬまで添い遂げるつもりで夫と暮らしています。

あぁ、なんでこの人と私、結婚したのだろうと思った時、あえて、夫の好きなところを思い浮かべて箇条書きにしてみると、なぜこの人と一緒になろうと思ったのか、再認識できるかもしれません。



良い所もいっぱいあるのに一緒にいることが当たり前になって、日頃の感謝を伝えることがあまりなかった自分を反省…。今回気持ちを改め、夫に感謝と尊敬を込めてバレンタインのチョコを渡そうと思います。

(あん子)

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