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今すぐ参考にできる! ファッショニスタの「着こなし&小物づかい」

  • 2020.2.14
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2020年春夏のコレクション会場に集結した、ファッショニスタたちの装いをリポート。今すぐ参考にできるトピックスを、GISELeのスタイリスト陣が解説します。

「ありがち」のマイナーチェンジ法
色を変える、1アイテム足す、使い方に工夫を凝らすなど。膨大なSNAPの中で光った着方のちょっとした技をスタイリストが伝授。見慣れた服の完成度UPに効果てきめん!

首をおおうハイネックに変更


「あごを隠してしまうほど、高さのあるハイネックニットがこの冬かわいい。折り返したりくしゅくしゅさせたりするのではなく、こんなふうに立てて着るのが今っぽい。無造作なシニヨンヘアとも好相性」(出口さん)

ワントーンをカジュアルな素材で


「上品なブルーを使ったワントーンで一見女性らしいのに、トップスがスエットっていう意外性がすごく好き。色みがやさしいからこそ、シャープさを演出できるタイトスカートをとり入れたのも見事」(石関さん)

好きな黒を全部着てみる


「テイストや質感にとらわれず、手持ちの黒を自由に合わせてみるのもオススメ。異なる質感を重ねることで、重く見えないしメリハリもつく。白をさし色にしがちなところ、潔く全部黒!が新鮮でいい」(高木さん)

カラーボーダーをアクセントに


「スリーブやショルダー部分にボリュームをもたせた、それだけで更新感のあるトレンチコート。えり元やそで口から、無難な白黒ではなく、水色のボーダーをのぞかせたところが、華やかだしオシャレ」(石関さん)

グレーを味方にイエローをさす


「オーバーサイズの仕立てがマニッシュなセットアップ。知的さのあるチャコールグレーに効かせる色として、ペールイエローをとり入れたのが小粋。バッグも似た色みでそろえると統一感を出せます」(石関さん)

ストール的にニットを肩がけ


「定番化したニットを肩がけするアレンジですが、ななめにニットをかけていたり肩にキュッと巻きつけていたりと、なんだか新しい。ミント×チョコのあいまい色を、濃いグリーンで締めたところも上手」(出口さん)

シャツを重ねて肌感をセーブ


「私自身、胸元を開けてBIGシャツを着るのが好きなんですが、肌が出すぎるとときにコンサバっぽい。彼女のようにシャツを2枚重ねれば、印象が変わっていいですね。茶系にブルーの配色もかわいい」(高木さん)

ぬくもりある茶系を上乗せ


「モノトーンの見せ方を変えるなら、ほっこり感のあるブラウンを足すのもオススメ。彼女みたいに、ぬくもりやなつかしさのあるコートをはおれば、シャープな印象の上下も一気にクラシカルな趣に」(岩田さん)

なじませるようにドット柄


「モノトーンに遊びを加えたいなら、ドットの出番。ブラウスとボトムの色が同じなら、柄が目立ちすぎずミニマルな仕上がりに。黒小物をちりばめて、ドットと一体感を出したところもうまい」(樋口さん)

カラーコートにカラーニット


「カラーコートを着る日のインナーって、地味なものを選びがち。これは、コートの中も思いきった色にしているところがオシャレだと思います。トーンが同じピンクと赤は相性がいいので、試してみて」(樋口さん)

スタイリストの目にとまった「小物づかい」
シンプルな装いが多いからこそ、小物に個性や新しさを求める人が続出。スタイリストが惹かれた小物を、試してみたいバランスとともに聞きました。

(01)ヴィンテージムードなコイン


「個人的に大ぶりなアクセに飽きてきたこともあり、写真のようなコインネックレスが気になる。きゃしゃなアクセだと女っぽさやこなれ感が増します」(高木さん)

(02)靴下を味方に冬にもサンダル


「格好は冬なのに足元はサンダルっていう人が多い。さすがにマネできないけれど、きゃしゃなサンダルに寒色の靴下を合わせたアレンジは参考になる」(樋口さん)

(03)レトロなスカーフに頼る


「配色やプリントになつかしさが漂い、一点投入でベーシックな装いがレトロに見違える。スカーフで髪を包み込むアレンジも、雰囲気があっていいですね」(樋口さん)

(04)後ろにたらして使うスカーフ


「最近よく見かけるスカーフも、長いとそれだけで新鮮。黒×デニムと色づかいの無難なバックスタイルに、しなやかな赤ストールが効いていてオシャレ」(高木さん)

(05)バケットハットを女っぽく


「ストリートっぽいイメージが強いバケットハット。写真のようにコーデュロイ素材なら、どこか甘さがあってかわいい。キレイめな服のハズしに使いたい」(出口さん)

(06)実は使いまわせるパイソン柄


「意外に服とのバランスがとりやすくて勧めたいのが、パイソン柄の小物。カジュアルな服には大人っぽさを演出し、コンサバな服にはハズしを加える役割が」(石関さん)

(07)白ブーツで軽やかさを演出


「とくにこの冬、人気が高い白ブーツ。足元が重くなりがちな時期ですが、白ブーツを合わせれば軽やかに見せられる。ボトムの色とつなげるのもかわいい!」(石関さん)

(08)耳元だけ派手なカラーを


「ベーシックカラーの服に小物で彩りを足すのも、ほどよいインパクトでステキ。イヤーアクセだったら、トライしてみたかった色にも手が届きやすそう」(岩田さん)

(09)パンプスと靴下でバイカラー


「チェックジャケットにブルーデニム×ベロア調パンプスとグリーンの靴下。どれも昔っぽいムードを持っているから、多色をぶつけてもまとまった仕上がり」(岩田さん)

(10)気品が増す”ぽってりリング”


「最近ハマっているのが、丸みを帯びたゴールドの指輪。1つで存在感があるし、なにより手元を上品に見せてくれるのが魅力。イエローとも好相性ですね」(渡邉さん)

(11)ハーフパンツにロングブーツ


「肌が見えるか見えないかぐらいの絶妙な丈選びが見事。すごく全体のバランスがよくて、目を引きました。足元に重みがあるぶん、バッグは小さめがベター」(渡邉さん)

(12)”透きとおる”サングラス


「顔まわりにアクセを盛りすぎると、きつく見えることも。彼女みたいに透け感のあるカラーサングラスなら、メタリックピアスと合わせても抜け感を保てる」(出口さん)

<SELECT & COMMENT BY>
Yasuko Ishizeki, Keiko Watanabe, Kaori Higuchi, Makiko Iwata, Natsuko Deguchi, Chisato Takagi

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