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〈タカ・イシイギャラリー東京〉で、サーニャ・カンタロフスキーの初の個展『パラダイス』が開催中!

  • 2020.2.13
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〈森美術館〉、〈国立新美術館〉、〈サントリー美術館〉といった美術館に加え、街中に多くのギャラリーがある六本木は、良質なアートに触れられる東京を代表するエリア。ギャラリーというと敷居の高さを感じる人も多いかもしれませんが、入場料無料で気軽に入れるのでアート入門にもうってつけです。今回は、日本の現代アートシーンを常にリードしてきた〈タカ・イシイギャラリー東京〉で、2月22日(土)まで開催中の企画展をご紹介します。

六本木駅から徒歩3分ほど、3つのギャラリーが入居する〈complex665〉にある〈タカ・イシイギャラリー東京〉は、1994年に開廊。日本の現代アートを牽引するギャラリーとして、写真やグラフィック作品を中心に取り扱います。ラインナップは、荒木経惟、森山大道、畠山直哉など日本を代表する写真家や近年注目の若手のアーティスト、国際的に評価の高い作家までさまざまです。

同ギャラリーで作品を扱う作家を選定するのは、代表の石井孝之氏。バーゼルやマイアミで開催される海外のアートフェアに参加し、今後活躍が期待される若手アーティストを発掘してきました。展覧会は年間で約9本を企画し、展示期間は1ヶ月ほど。現在は、サーニャ・カンタロフスキーの個展『パラダイス』を開催中です。カンタロフスキーは、ロシア・モスクワ出身のニューヨークを拠点に活動するアーティストで、ヨーロッパやアメリカなどで人気が高まる注目作家です。

本展では、絵画作品4点と、アダチ版画研究所による浮世絵制作の高度な技術協力を得て制作された4点の木版画作品のほか、1階のビューイング・ルームで小絵画作品群を展示。本展のため、カンタロフスキーは日光のトレッドソン別邸に1ヶ月滞在し、インクと水彩による素描シリーズを制作したそうです。どこか日本の浮世絵にも通じる世界観を持つ作品は、不穏さとコミカルさが同居していて、日本のコレクターにも好評です。

ギャラリーは、美術館と違って無料で作品を鑑賞できるので、ふらっと立ち寄れるのも魅力的。気軽に素晴らしい作品に触れて、感性を刺激してみませんか?

サーニャ・カンタロフスキー『パラダイス』
会期:2020年1月24日(金)〜2月22日(土)
会場:〈タカ・イシイギャラリー東京〉

〈タカ・イシイギャラリー東京〉
東京都港区六本木6-5-24 3F
03-6434-7010
11:00〜19:00
日月祝休(そのほか、展示替え時は休み)
https://www.takaishiigallery.com/jp/

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