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ベイカーパンツをきれいめに着る3つのコツ

  • 2020.2.12
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最近は、作業服を女性がオシャレに着こなすのが流行中。私も、ベイカーパンツの魅力にはまっているひとり。もともとはパン職人の作業着から来たこのアイテムを真逆にうんと女っぽく、大人っぽく着るのが楽しい。ベイカーパンツのコーデと気を付けていることをご紹介。

■ベイカーパンツって? 特徴は?

ベイカーパンツは、もともとはパン職人の作業着から来ているアイテム。

その特徴は、ゴワっとした厚手の生地、動きやすいダボっと緩みのあるストレートなシルエット、ウエスト周りについたポケットだ。

形や素材自体に女らしい要素はほとんどない。このまま何も考えずに着てしまうと、作業着感が前面に出てしまい、大人の女性にはやや厳しいアイテムだ。

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定番のカーキと、最近買い足したグレーのベイカーパンツ。この2色で甘辛コーデを楽しんでいる。まったく違う雰囲気になるのが面白い。

■ベイカーパンツをきれいめに着こなす工夫

1.Vネックのカシミアニットと合わせる

ベイカーパンツを女らしく着るテクニックで最も簡単なのは、襟ぐりが深く空いたVネックのニットと合わせること。

カシミア100%の柔らかさが、ゴワっとしたベイカーパンツの素材感を和らげてくれる。

パイソン柄のバッグをクラッチ風に持って、さらに女っぽさを添加。

小さめのバッグを敢えてクラッチ風に持つテクニックは、甘辛バランスを調整するときの奥の手だ。

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2.鮮やかな色の甘いブラウスと合わせる

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かすれたグレー色の染め具合といい、生地のゴワっとした素材感といい、いかにも「作業着」という印象の強いグレーのベイカーパンツ。

これをあっという間に女らしいコーデに変えるのは「きれい色のブラウス」。

襟と袖に控えめにフリルが入っている光沢のあるブラウスは、スカートと合わせると私には甘くなりすぎて難しいのだが、このベイカーパンツのおかげで抵抗なくするっと着られる。

ゴールドのチェーンのミニバッグを持ち、アクセサリーも足元もうんと女らしくして。

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3.ハイヒールのショートブーツを合わせる

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ベイカーパンツのコーデは秋冬が難しい。

春夏は素足にパンプスをはいたり、サンダルをはくことで簡単に足元に抜け感を作れるのだが、秋冬はどうしても足元が寒くてつらい。

そこで、エレガントなアンクルブーツと合わせて裾を短くくしゅくしゅするコーデに。ブーツとパンツの裾の間のわずかな部分に肌を露出させることで、一気に女らしさをプラスできる。

素足に見えるナチュラルストッキングに、ブーツ内部に隠れる丈の短い靴下を内部に仕込めば防寒もばっちり。

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ベイカーパンツを穿くときは、「足元は女らしくする」と決めている。

実はスニーカー、エンジニアブーツ、モカシンなどいろいろな靴をこのパンツに合わせてみたが、どうにもこうにも「可愛く」なることは残念ながら私にはなかった。平たく言うと自分には似合わなかった。

年齢的なものもあるし、体型や雰囲気、髪型などの要因もあるが、どうしても作業着系の服はやっぱりある程度の年齢になると、どこかにうんと女らしいテイストを入れないとバランスが悪いのだと思う。

よって、「足元はうんと女らしく」「華奢に見せる」「抜け感を作る」ことを鉄則としている。

■ベイカーパンツの魅力はその「着心地の良さ」!

ベイカーパンツの魅力は、コーデ次第でカジュアルにもきれいめにも着こなせる点。

でも実は一番気に入っているのは、その着心地だ。

もともと作業着として作られているアイテムなので、身体をまったく締め付けず、本当に動きやすい。汚れも気にしなくていいので気楽だし、デニムのように固くないので立ち座りもしやすい。

素材もコットンなので、肌触りも抜群に良いのだ。

一日快適に過ごせる機能性。そしてファッション性。
ボディラインを拾わないので体型もカバーできるし、何よりコーデの幅もうんと広がる。

ベイカーパンツ、ワークパンツをアウトドアシーンでなく、普通に街やオフィスで日常的に取り入れてみては?

家で寛ぐときも、本当のアウトドアシーンでもマルチに活躍するベイカーパンツ。
クローゼットに仲間入り推奨の、新たな定番パンツです!

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