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母になって度胸がついた? 育児で誰かを頼るのは弱さではなく「強さ」かも【おててつないで 〜なかよし兄妹の癒され日記〜 第52話】

  • 2020.2.12
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先日、小一の息子に筋肉自慢対決を挑まれました。

■育児でついた筋肉は「強さ」の象徴?



この筋肉は「親としての強さ」の象徴か!? と、一瞬思いましたが、いやいやよく考えたら実際は「強くなった」というより、

家族の安全に対して多少、瞬発力と度胸がついたかな?」という程度だという気がします。



もしくは、多少踏ん張りがきくようになったかなくらいの強さ。

しかし「強くなった」と感じるのと同じくらい、親になって「弱くなった」と感じることが多いです。



■産後の不安や心配を相談すること

むしろ若いころ(独身時代)の方が私は「強かった」と思います。

それは、自分に「弱さ」なんてない、ひとりで十分に楽しく生きていく! なんだってできる! 不条理や理不尽にだって負けないんだから!

というような「ツライ自分」にフタをするようなちょっとゆがんだ「強さ」への思い込みかもしれません。

しかし親になり、「守るべきもの」がうまれたことで、

「このままの考え方ではいけない」と、そういう「自分の弱さ」の部分に真剣に向き合うようになった気がします。



ひとりでなんとかしようとする「強さ」と思っている部分を過信せず、弱い部分も受け入れて、周囲の手も借りながら「親」をやっていくのが理想かなと思っています。

悩みや問題に直面したとき、頼る先を多く持つことも「強さ」と言えるかもしれません。(わたしは弱さゆえに「やせ我慢」しがちなので…)

自分の弱さを受け入れられるようになったのが、私の「親になって強くなったこと」とも言えます。

(鈴木し乃)

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