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「育児つらい」を乗り越えて、私が学んだ3つのこと | 私、育児ノイローゼかも(3)【モチコの親バカ&ツッコミ育児 第119話】

  • 2020.2.11
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■前回のあらすじ
ノイローゼのようなしんどい状態になっても「育児がつらい」と周りに言い出せないモチコさん。唯一、伝えられた夫は協力的だったのですが、そんな夫の優しさにすら追い詰められていき…。
「夫の想いすら重圧。母親失格におびえる日々… | 私、育児ノイローゼかも(2)」

https://woman.excite.co.jp/article/child/rid_E1579597455273/

※今まさに育児がつらい渦中の方へ。読んでる最中に不安が増したりつらくなったりしたら、無理せず読むのはやめてくださいね。



■「育児がつらい」毎日を乗り切るために

大人と会っておしゃべりをする時間がほぼなくなり、娘と2人きりで過ごす毎日を過ごすうちに、育児がつらくなってしまった私。



子ども好きだった私が、子どもとずーっと2人の生活が、本当にしんどい。

その後、公園に行っても児童館に行っても、同じくらいの年齢の子を連れた親子には出会うことはできず、ママ友はできないままでした。

でも大人と話したくて、私ができる範囲でした対策は…



相手の負担にならない範囲で、大人と会う予定を入れました!
それでも鬱々とした気持ちは晴れず…でもなんとか毎日しのいで過ごしていました。

そして新しいママ友はなかなかできないまま、約半年が経ち…。

その頃からイチコのプレ保育(親子で参加)が月一で始まったり、自治体の親子学級のようなものに参加したりして、少しずつ人と会う予定が増えていき、週2~3日ほどの頻度になりました。

さらに二太郎を妊娠したことで、よく実家のお世話になるようになり、実家の家族と会うことが激増!

そうなると、ノイローゼのような鬱々とした気持ちは少し軽くなりました。
ただ軽くはなったもののなくなることはなく、やっぱりしんどさを感じながら過ごしていました。

これがまったくなくなったのは…



■育児のしんどさがなくなったきっかけは



毎日送り迎えでママ友と会って話をする機会ができるようになってからです。
話と言っても、立ち話をダラダラするのではなく、送り迎えの1日2回のタイミングでちょろっと話すだけ。

それでも…



二太郎はいるものの、イチコと離れる時間ができたのも良かったのだと思います。
(当時二太郎は生まれたてホヤホヤ…。意思はないのでややこしさゼロでした!)

こうして今まで感じていたような、鬱々とした気持ちも、強い育児のストレスを感じることもまったくなくなりました。
むしろ…



そしてそのまま今に至ります。
育児、大変やけど楽しい!



■同じように「育児がつらい」ママたちへ

今、育児がつらいお母さん、たくさんいらっしゃると思います。

私は「育児がつらい」と言うことができず、誰かに頼ることは上手くできませんでした。

他のみんなはちゃんと育児できてる(ように見える)。さらに、母親って「常に子どもを受け入れる存在でなければいけない」といった見えない空気があるような気がしてしまうんですよね。

そして「私より過酷な状況でがんばってる人だっているはず」と思うと、なかなか「つらい」と言いだせない…。


「育児がつらい」と口に出すと、母親失格の烙印を押されてしまうような気がして。



でも全然そんなことない! と思うんです。

話が通じない相手と1日中一緒にいるなんて、普通に考えて大変!

しかもその相手を育てなきゃいけないし、最低限の家事もしなきゃいけないし…体力的にも精神的にも疲れて当たり前だと思います。



これが24時間365日…。
「大変」「つらい」って言っていい!


当時「育児がつらい」と感じていた私。
今、同じように「育児がつらい」と思っている方に、私の体験から学んだことが少しでも役に立てば…と思います。

●ひとつめ
周りにはどんどん頼ってほしい
実家、義実家、ママ友、自治体の相談機関、一時保育…。

「育児の大変さ」は解決できないかもしれなくても、話を聞いてもらうだけ、共感してもらえるだけ、一緒に悩んでくれるだけでも気持ちは変わってくるかもしれません。

●ふたつめ
話相手となるママ友が欲しいときは、隣の校区の公園まで足を延ばしてみて!
育児がつらかった当時はわかっていませんでしたが、校区によって子どもの数が全然違うんです! だから、当時隣の校区の公園まで足を伸ばしていたら、もしかしたらママ友が早くできていたかもしれない…と今となっては思います。

●みっつめ
自分を責めずに環境を変えてみてください
私にとっては、大人の話し相手がいるだけで、育児は楽しいものに変わりました。つまり私は1人で育児をすることが合わなかったんだと思います。「育児そのもの」ではなく、「1人で育児すること」が。

私は、大人の人やママ友と会話することで育児がつらくなくなりました。

でも人と話すことにストレスを感じる人もいるでしょうし、一人になることや自然の中に身を置くことでストレスが発散される方もいるかと思います。また仕事に行く方がストレスが少なくなる場合もあると思います。

人によって、ストレスを感じる環境、楽に感じる環境はきっと違うと思うのです。

私がしてしまった「自分が悪い」、「私は育児向いてない」と自分を責めること。この自分を責めることをしないためにも、今いる環境のどこか1つでも変えて、少しでも明るく過ごせる時間を増やしてみてほしいなと思います。

※この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。症状がつらいときには、専門家への受診をおすすめします。


>>【医師監修】それって育児ノイローゼかも?! 症状と解消法とは

https://woman.excite.co.jp/article/child/rid_E1574017733351/

(モチコ)

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