1. トップ
  2. グルメ
  3. 日本で最初のデパート!?隠れた良店ひしめく〈自由が丘デパート〉注目グルメ・ショップ5軒

日本で最初のデパート!?隠れた良店ひしめく〈自由が丘デパート〉注目グルメ・ショップ5軒

  • 2020.2.10
  • 1244 views

地下1階から4階まで、100店舗を超える商店がひしめきあい、自由が丘では珍しい貴重なレトロビル〈自由が丘デパート〉。多国籍レストランが宝庫な上、アンティーク雑貨が豊富に見つかる魅惑のビルなんです。今回は、そんな〈自由が丘デパート〉の注目グルメ・ショップ5軒をご紹介。

掘り出しものが見つかる、下町のようなデパート。

〈自由が丘デパート〉ができたのは昭和27年頃のこと。もともとは戦後にトタン屋根の個人商店が連なっていた「自由が丘マーケット」が始まりだったという。細い通路の両脇には日用品、衣料品、アンティーク雑貨、多国籍レストランなど多彩な店舗が並び、ノスタルジックな雰囲気は歩いているだけでも楽しい。

undefined
日本で最初にデパートという名称を使った商業施設ともいわれている、歴史あるレトロビル。老舗から新店まで、個性豊かな個人商店が並ぶ。

「ここは自由が丘で一番古いビル。量販店にはない商品も多いから、若い人には会話や発見を楽しんでほしい」。そう語るのは、製菓材料や輸入食品を扱う〈大倉屋〉の店主で、〈自由が丘デパート〉の理事長でもある大倉新一郎さん。ここにしかない道具やアンティーク雑貨を探しに来る人も多いという。ゆっくり足を止めながらビル内を探訪すれば、きっと心惹かれるものに出会えるはずだ。

1.〈N_0834〉

3年前にオープンした隠れ家的なワインバー。

undefined
左上から、牛ほほ肉の赤ワイン煮込み 3,800 円、白桃のタルト(アイスクリーム付き) 800円、カルボナーラ(ローマ風) 2,000円

季節によって変わる肉料理、パスタ、ワインのほか、店主の故郷である山口県のおつまみや日本酒をいただける。

〈N_0834〉
03-6459-5541
18:00~1:00 火休
8席(カウンターのみ)/禁煙

2.〈サバラン〉

ペルシャ・トルコ料理の〈サバラン〉は、イラン出身の店主が「お母さんの味」を再現した家庭料理が味わえる。

undefined
左上から、ミルザガセミ(ナン付き) 1,500円、フェセンジュ 1,800円、ファラフェル 850円

毎週金曜日の夜は、ダンサーによるベリーダンスショーも!

〈サバラン〉
03-5701-0012
11:00~23:00 水休
14席/喫煙

3.〈珈琲豆庵 こ豆 自由が丘〉

珈琲豆、珈琲器具、お菓子を扱っている専門店。

100gずつ少量で買える世界中の珈琲豆は、浅煎りから深煎りまで好みで選べる。初心者の方はぜひ店主の中島さんに相談を。

〈珈琲豆庵 こ豆 自由が丘〉
03-5731-5595
10:30~19:30 水休

4.〈大倉屋〉

〈自由が丘デパート〉開業当初から続く製菓材料・輸入食品店では、77歳の大倉新一郎さんが今も店頭に立っている。

アメリカやヨーロッパの製菓道具は、貴重なアンティーク品も多い。

〈大倉屋〉
03-3717-5313
10:00~19:00 水休

5.〈自由が丘ランゲージスクール〉

4階は貸しホールと〈自由が丘デパート〉の事務所になっており、外国語学校〈自由が丘ランゲージスクール〉ではフランス語や英語が学べる。入門クラスから上級クラスまで対応。

〈自由が丘ランゲージスクール〉
03-3718-3511
10:00~21:00 日祝休

〈自由が丘デパート〉

地下1階から4階まで、100店舗を超える商店がひしめきあう〈自由が丘デパート〉。地下1階は香水や製菓材料などの専門店、1階は日用品や文具、珈琲豆や佃煮店が人気だ。2階と3階はデパート定休日の水曜日も営業するバラエティ豊かな飲食店が中心で、多国籍レストラン、居酒屋、ワインバー、スナックなどが楽しめる。
東京都目黒区自由が丘1-28-8
03-3717-3131
ショップ10:00~20:00、レストラン10:00~22:00(店舗により異なる) 水休

(Hanako CITYGUIDE『自由が丘 百科事典』掲載/photo: Shinnosuke Yoshimori text: Mayu Sakazaki)

【お知らせ】Hanako.tokyoでは基本的に本体価格を掲載しておりますが、2019年10月1日の消費税率改定以前に取材・掲載した記事にある(税込)表記の金額については、旧税率での掲載となっております。ご了承下さい。

元記事で読む
の記事をもっとみる