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テイラー・スウィフト、「20歳の自分に贈るアドバイスは?」への答えが秀逸

  • 2020.2.7
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30歳になったテイラー・スウィフトが「10年前の自分に贈りたいアドバイス」って? その質問への答えが、意外ながら、とてもポジティブなものだった。(フロントロウ編集部)

20代の10年間を振り返って

2010年代が終わりを告げるのとほぼ同時期の12月13日に30歳の誕生日を迎えたシンガーのテイラー・スウィフト。15歳でデビューした彼女は、キャリア14年目に突入する2020年までに、言わずと知れた輝かしい功績を音楽界に残してきた。

2010年代を代表するシンガーの1人でもあるテイラーが、米Billboardとのインタビューで、この10年間で学んだことや、経験したことを回顧。

画像: 20代の10年間を振り返って

そのなかで、「もし、過去にタイムスリップできるとしたら、10年前、20歳になったばかりの自分に何かアドバイスしたいことはありますか? 」とたずねられる場面があったが、その質問へのテイラーの回答が予想外かつ秀逸だった。

「えっと…当時の自分にアドバイスしたいことは何も無いかな。もし時間が戻せるとしても、私は、これまでにしてきたすべてのことを、まったく同じようにやると思う。だって、本当にツラかった出来事でさえも、ほかの方法では決して学べないようなやり方で、私にたくさんのことを教えてくれたから。自分がしてきた経験や紆余曲折には感謝しかないの。それって”zen(禅)”すぎるんじゃないって疑われるかもしれないけど…私には、正当な理由で私のことを好きでいてくれる友だちがいるし、家族もボーイフレンドもいる。ファンもいるし、猫たちもいるしね」

普通なら、苦い経験や失敗をもとに、「ああすれば良かった」、「これはしない方がいい」、「こんな事には気をつけて」と昔の自分にアドバイスを贈りたくなるもの。しかし、どんな出来事も宿命だと受け入れ、そこから学んだことに感謝しているというテイラーは、あえて、ハタチの自分へのアドバイスは一切無いと断言した。

さらに、テイラーは、日本語の「禅」に由来する「zen」という言葉を使って、心穏やかで満ち足りた現在の心境を表現。欧米人にとっては、「zen」という言葉は、つねに冷静で、何があっても動揺せず、嫌な事も受け流せるような精神のことを意味する場合が多いが、30歳を迎えたばかりのテイラーも、今、まさに、そんな“zenの境地”に辿り着いたということなのかもしれない。(フロントロウ編集部)

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