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ケイティ・ペリー、チャールズ皇太子から「奇妙なお願い」をされる

  • 2020.2.6
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シンガーのケイティ・ペリーが、イギリス王室のチャールズ皇太子から「歌ってほしい」とお願いされるも、相手はチャールズ皇太子でもなければ人間でもなく、まさかの植物!?(フロントロウ編集部)

チャールズ皇太子からの「奇妙なお願い」とは?

シンガーのケイティ・ペリーが、イギリス王室のチャールズ皇太子が設立した基金「ブリティッシュ・アジアン・トラスト(British Asian Trust)」のアンバサダーに就任したことが、先日、ロンドンで開かれた同基金主催の晩餐会で発表された。ブリティッシュ・アジアン・トラストは、南アジア地域の社会的な格差や貧困、人身売買といった様々な問題解決に取り組むために設立された基金で、ケイティは主にインドで深刻化する児童売買や虐待の撲滅を目指したチャリティ活動を行なうことになるという。

画像: チャールズ皇太子からの「奇妙なお願い」とは?

アンバサダー就任が発表されたあと、ステージに上がってスピーチを行なったケイティは、インドに対して「特別な思いがある」としたうえで、「人身売買や虐待の被害に遭う子供たちを救う手助けができることを光栄に思います。子供たちは傷つきやすく、純粋です。だからこそ守られなければなりません」と熱意を露わにした。

さらに、このスピーチのなかでチャールズ皇太子の人柄について「植物に話しかけるほど心優しい人」と評したケイティは、植物をこよなく愛するチャールズ皇太子から、「植物のために歌ってほしい」と一風変わったリクエストをされたことも告白。まだ返事をしてなかったのか、「もちろんお引き受けいたします!」と壇上で答えて、会場にいた人たちの笑いを誘った。

チャールズ皇太子は20~30年前から植物に話しかけるのが日課で、時には“握手”をして植物たちと心を通わせるほど、植物への愛情が深いことで有名。植物に音楽を聞かせると良いという話もあるので、人気シンガーのケイティの歌声を愛する植物たちにもとに“届けたい”と、本気で思っていたとしてもおかしくはない。

ケイティが「イギリス人」で「アジア系」でもないことに批判

ちなみに、今回、イギリス人でもなければアジア系でもないケイティが、ブリティッシュ・アジアン・トラストのアンバサダーに就任したことを批判する声が、一部の人たちから上がっている。

ケイティの婚約者で俳優のオーランド・ブルームがイギリス人なので、将来的にイギリス国籍を取得する可能性も考えられるが、少なくとも現時点では、ケイティは生まれも育ちもアメリカの生粋のアメリカ人。また、アジア系の血を引いているわけでもないので、たしかに今回の人選に疑問を感じる人がいるのも無理はない。

画像: ケイティが「イギリス人」で「アジア系」でもないことに批判

米CNNによると、2019年11月にインドのムンバイで行なわれたチャリティイベントで、ケイティと初対面したチャールズ皇太子は、2013年からユニセフ親善大使を務めるケイティが、とくに南アジア地域の社会問題に高い関心を寄せていることに感銘を受け、自身が設立したブリティッシュ・アジアン・トラストのアンバサダー就任を直々にオファーしたという。

イギリス人でもなければ、アジアにルーツがあるわけでもないケイティがアンバサダーを務めるのは、「一種の“文化の盗用”なのではないか」という声があるのも事実だが、一方で、ユニセフ親善大使としての活動を通して様々な実績を持つケイティは「適役」と擁護する声も多い。(フロントロウ編集部)

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