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2月は梅が見頃!! 偕楽園「水戸の梅まつり」と合わせて茨城県の庭園やグルメを楽しもう!

  • 2020.2.3
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茨城県水戸市は、江戸時代に尾張・紀州と並び“徳川御三家”と呼ばれた水戸徳川家の城下町として栄えた町です。水戸城跡や偕楽園などの史跡や公園が、現在も多く残っています。水戸市は海に面しているため新鮮な海の幸が豊富で、寿司やあんこう鍋などがいただけます。水戸の梅まつりと合わせて、周辺を観光してみましょう!

2月は梅が見頃! 日本三名園のひとつ「偕楽園(かいらくえん)」

偕楽園
偕楽園 撮影:dip / BUD International

金沢の兼六園、岡山の後楽園と並ぶ日本三名園のひとつ、「偕楽園」は、1842年に水戸藩第9代藩主の徳川斉昭(なりあき)によって造られた庭園です。広大な園内では、春は桜、夏はツツジ、秋は萩や紅葉、冬は梅と、季節ごとの美しい景色が楽しめます。竹林や杉林もあり、ゆっくり散策するのにうってつけです。

偕楽園
偕楽園 撮影:dip / BUD International

特におすすめなのが梅の季節です。園内には約100品種3,000本の梅が植えられていて、県内外から多くの人たちが訪れます。例年梅の見頃には「水戸の梅まつり」が開催されています。早咲きから遅咲きの種まで、長期間にわたって梅を楽しめるのが魅力です。

【終了】◎第124回水戸の梅まつり
<開催期間>2020年2月15日(土)〜3月29日(日)
<会場>偕楽園・弘道館

■偕楽園

[住所] 茨城県水戸市見川1-1251
[開園時間] 2月20日~9月30日/6:00~19:00、10月1日~2月19日/7:00~18:00
[入園料] 大人/300円、小人(中学生以下)/150円
[電話番号] 029-244-5454
[HP] https://www.ibarakiguide.jp/kairakuen.html

イギリス式の庭園が美しい「七ツ洞公園」

七ツ洞公園
七ツ洞公園

「七ツ洞公園」では、自然の地形を活かした緑豊かな園内に、イギリスから輸入した公園施設が設置されていて、本格的なイギリスの自然風景式庭園を楽しめます。 レンガの壁に囲まれた“秘密の花苑”や、大小5つの自然池を活かした“サーペンタイン”、人工的に作られた廃墟“フォリー”など、18~19世紀のイギリスで流行した庭園の様式を堪能できます。

七ツ洞公園
七ツ洞公園

園内の随所にはイギリスの庭園を語る上で重要な要素「ピクチャレスク」を感じ取ることができます。18世紀のイギリスで生まれた思想で、“絵画にそぐう風景”を意味しています。当時の貴族が求めていた“手付かずの自然”や、“時間の経過”といった表現を楽しめますよ。

■七ツ洞公園

[住所] 茨城県水戸市下国井町2243
[開園時間] 秘密の花苑は8:30~17:00(11~2月は8:30~16:00)
[電話番号] 029-232-9214(水戸市公園緑地課)
[HP] http://www.nanatsudo.net/

隣の笠間市へ足を延ばそう! 「笠間稲荷神社」

水戸市の隣、笠間市にある「笹間稲荷神社」は、651年創建と言われる由緒ある神社です。五穀豊穣、商売繁盛、火防(ひぶせ)の守護神である宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)をお祀りしていて、古くから多くの人の信仰を集めてきました。『忠臣蔵』で有名な、浅野内匠頭や大石内蔵助も厚い信仰を寄せたと伝わっています

境内には国の重要文化財に指定されている装飾が見事な本殿や、樹齢400年と言われる藤棚、貴重な古陶器や日本画などを所蔵する笠間稲荷美術館もあります。
水戸市から特急に乗って40分ほどなので、足を延ばしてみてはいかがでしょうか?

■笠間稲荷神社

[住所] 茨城県笠間市笠間1
[電話番号] 0296-73-0001
[HP] http://www.kasama.or.jp/index.html

水戸の名物と言えば?

納豆(イメージ)
納豆(イメージ)

水戸市の名物と言えば“納豆”というイメージの方も多いのでは? 古くから水戸市では大豆の栽培が盛んで、農家では大豆を藁で包んで自家製造していたほどです。現在は水戸市を代表する名物として、人気のお土産となっています。

あんこう鍋(イメージ)
あんこう鍋(イメージ)

例年10月から3月に旬を迎える“あんこう”もおすすめです。水戸を代表する冬の味覚「あんこう鍋」は絶品です。
このほか、奥久慈しゃも、常陸牛といった地鶏やブランド牛も人気です。梅肉と黒糖を混ぜ固めた「のし梅」など素朴な甘味もありますよ。

季節ごとに楽しめる庭園や歴史スポットを巡りながら、グルメを味わえる水戸観光を楽しんでみてください。

この記事は2019年1月29日に公開されたものを編集したものです。

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