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SNSに騙されないで! 本当に「結果が出る」エクササイズを紹介

  • 2020.2.3
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インスタグラムで注目されないけれど、本当に効果的なエクササイズを5人のパーソナルトレーナーが回答!

ローレンス・プライス:デッドリフト

「僕が一番フラストレーションを感じるのは、本質的にグルートアクティベーションを美化しただけのエクササイズが、ヒップワークアウトとして出回っていることですね。ご存知の通り、レジスタンスバンドを使ったヒップエクステンションをやたらクリエイティブな方法で繰り返し、視聴者の気を引くために被写体をクローズアップで撮影した動画がいくつもあります」

「でも、実際お尻を強くするには、重たいウエイトを使うか回数を増やすかして臀筋に負荷をかける必要があります。グルートアクティベーションはウォームアップとしては有効ですが、それだけではまずワークアウトにならないでしょう。スクワット、デッドリフト、ランジ、ヒップスラストは素晴らしい臀筋強化方法ですが、動きがシンプルなので、クリエイティブな動きを求めるSNSには向いていません」

「人々がバラエティ(トレーニングを成功させるには不可欠の要素)を好むのは間違っていませんが、ウォームアップ/アクティベーションから重たいウエイトを使ったワークアウトに入り、最後はセット/回数を減らすという一連の流れを見せるヒップワークアウトがもっと増えるといいですね。本当に驚くような結果が出ますから」

シャーロット・ホームズ:コサックスクワット

「効果的なのにネット受けしないエクササイズはいくつもあります。個人的には、バックエクステンションとコサックスクワットが過小評価されていると思います」

ショーン・カザブ:プルアップ

「セルライトを破壊して、内ももの脂肪を燃やし、二の腕のたるみを防ぐワークアウトはどれも一時的に流行っているだけですが、女性特有の悩みを解決するものなのでネットを大いに賑わせています。でも、実際のところ部分痩せは不可能ですから、トライセプス・エクステンションを何百回やっても腕は引き締まりませんし、シットアップを何時間やってもシックスパックは作れません。そしてセルライトがあるのは、体脂肪率が低い女性にとっても普通かつ健全なことです」

「体を引き締めたいのなら、コンパウンドエクササイズに重点を置くべきでしょう。複数の筋肉を使うので全身が強くなりますし、単一の筋肉を使ったときよりカロリーが燃えやすい。トライセプス・エクステンションやクランチを繰り返すより、スクワット、デッドリフト、ランジ、プルアップをマスターした方が腹筋と腕は引き締まります」

リッチー・ノートン:ブレスワーク

「ネット上には“客寄せの仕掛け”が溢れているので、目新しいメソッドや練習方法を取り入れる前に、自分でしっかり調べましょう。人の言葉を鵜呑みにせず、体の声に耳を傾け、自分に合ったトレーニングとツールを見つければ大丈夫ですよ」

「個人的には、基本的なエクササイズを一貫して上手にこなせるようになることが大事だと思っています。正しい呼吸法もパフォーマンスとリカバリーを劇的に高めてくれます。ブレスワークはもっと注目されるべきですね」

キャット・メファン:インバージョン

「他よりも効果の高いポーズはありますが、結局は、その瞬間に体と心が何を必要としているかによりますね」

「インバージョンは楽しいですし、血流を増やしてくれます。難しいですが、恐怖に対する精神力も養えます。フォワード・フォールド(前屈/体を前に折り曲げる)は大地とつながるポーズで、自分の内面を見つめさせてくれます。ヒップオープナーや体の可動域を高めるポーズはやりがいがあり、私たちの感情を引き出すだけでなく、機能性を高めるのにも役立ちます」

※この記事は、イギリス版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text: Lauren Clark Translation: Ai Igamoto

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