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スタイリストが見極めた「品のよさ」をくれる小物コーディネート12選

  • 2020.1.26
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リラックスしたシルエットでも上品に見える。そんなコーディネートの支持が厚い今シーズン。そんな着こなしを作る基本テクニックをスタイリストに取材。そこから見えてきた冬にあると重宝するアイテムとは?

【小物づかいの総まとめ】
コーディネートに品のよさを補いたいとき。合わせる服との相乗効果を想像して選ばれた、今季らしい小物をピックアップ。

1.穏やかなベージュにカチューシャのアクセント


「ボリューミィなカチューシャを1つ足すだけで、シンプルな装いもクラシックに見えて、一気に感度が上がる。ベロアやサテンなどニュアンスのある質感を選べば、より女性らしい仕上がりに」(高木さん)


2.ゆったり服にはスクエアバッグで切れ味よく


「やわらかい印象のコートや丸みのあるニットを着る時期、何かしらシャープな要素を加えてバランスを調整したい。写真のように角のあるバッグを使うと、ほっこり感が緩和されて洗練度UP」(岩田さん)


3.トップスとアクセをブラウンで統一


「大ぶりな形とブラウンの色みが今っぽい。服に使われている1色とアクセのカラーをそろえると、まとまって見えると思います。リンクさせるのが難しい場合、リップを茶系にするのもオススメ」(樋口さん)


4.首詰まりトップス+小さめパールでパリジェンヌのように


「人気が再燃しているパールのアクセサリー。とり入れるなら、古く見えない小粒パールのネックレスをリコメンド。チョーカーくらい短めのものを選び、首つまりのニットに重ねるのがかわいい」(高木さん)


5.赤ニットともうまくなじむボルドーのブーツ


「意外と合わせやすくてオススメなのがボルドーのショートブーツ。黒ほど強くなくてブラウンほどほっこりしない絶妙なさじ加減で、撮影現場でも褒められることが多いです。赤いニットとも相性抜群」(渡邉さん)


6.タイトなニットを緩急づけるもこもこストール


「グレーやベージュなどあいまい色のニットストールは、ふんわりとした素材感と相まって、表情をやさしく見せられるのでオススメ。写真のようにぐるぐると巻いたら、小顔効果も見込めます」(渡邉さん)


7.落ち着いた配色が華やぐ足元の寒色


「ベージュと黒の大人配色に、ミントグリーンで花を添えたバランス感がお気に入り。目立ちすぎずにアクセントを担う寒色系のパンプスは、ベーシックカラーの服が多い人にも試してほしい」(出口さん)


8.ベージュのハズしにもなる濃いグリーン


「いつもは黒を選ぶところ、最近何かと使ってしまうディープグリーンのパンプス。ダークな色だから大人っぽくて使いやすいと思います。レトロな印象を持ち、カジュアルボトムのハズしにも適任」(岩田さん)


9.リップが引き立つキャスケット&Vカーデ


「トラッドを意識して、ざっくりとしたカーディガンにキャスケットを足し算したスタイリング。あせた色みでそろえたぶん、存在感のある赤リップでメリハリをつけたところがポイントです」(高木さん)


10.ゴールドバングルをベージュになじませるように


「冬服に似合うゴールドのバングル。黒やネイビーの服に重ねるとコントラストが強く、きつく見えてしまうので、ベージュやオフ白など、淡い色になじませるようにつけるのが上品だと思います」(樋口さん)


11.モノトーンはバッグのロゴで少しの遊び心を


「Aラインに広がる白のドレスに添えたのは、最近お気に入りのロゴバッグ。黒がベースだと、インパクトのあるロゴも派手に見えない。むしろ大人の遊び心を演出する大事なエレメントに」(石関さん)


12.首つまりニット&スカーフでタートル風に


「ニットにもの足りなさを感じたとき、折りたたんだスカーフを首に巻いて、”タートル風”のネックラインをつくることも。スカーフにほんのり光沢があるおかげで、華やかさがかないます」(高木さん)

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【STYLIST】
渡邉恵子さん
女性らしさをちりばめたコーディネート提案に定評アリ。スタイルUPをねらったアレンジを効かせているところも人気の理由。

樋口かほりさん
GISELeの表紙のスタイリングを毎号担当。大人に似合うことをモットーに提案する、肩の力が抜けたコーディネートにファン多数。

岩田槙子さん
多くの企画を担当する看板スタイリストのひとり。キレイめな装いを得意とし、旬アイテムにも上品さを上乗せして紹介してくれる。

石関靖子さん
GISELe創刊から活躍。キレイめ×カジュアルなど、相反するテイストを合わせたスタイリングが得意。

出口奈津子
GISELeでは靴やバッグなど、小物に特化した企画を担当することも多い。着ている服との調和が絶妙な合わせを毎回提案してくれる。

高木千智さん
メンズライクな装いを得意としながら、女っぽさも感じさせるさじ加減が絶妙。GISELeではアクセサリーの企画を担当することも。

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