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デニムもスウェットも! 気品あるカジュアルに仕上げる10のアイディア

  • 2020.1.25
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「品格を感じさせる」コーディネートの支持が厚い今シーズン。過去のGISELeをふり返り、気品につながる着こなしアイディアを精査。担当スタイリストへの取材から見えてきた、この冬最後に必要なアイテムとは?
※コーディネートはGISELe2018年1月号以降に紹介したものです。

「カジュアルなイメージ」にとらわれないでうまくいく
デニムやスエットなど、カジュアルを代表するアイテムも従来のイメージに逆らって品よく転ばせるのが気分。印象操作につながる、簡単なテクニックを教えてもらいました。

BLUE DENIM
少量のフリルでクラシックに


+ KNIT&FRILL BLOUSE
「ニットのくすみブルーとデニムの色をつないだスタイリング。フリルブラウスをINしたことで、より上品に。白の面積を多めに抜け感を出したいので、長めの丈を選ぶのがコツ」(渡邉さん)

つややかな素材で緊張感をプラス


+ SATIN BLOUSE
「サテンのブラウスを合わせることで、デニムのカジュアル度をマイナスできる。さらに、デニムと合わせることでブラウスのコンサバ感は半減でき、相乗効果でバランスがいい」(石関さん)

STRIPED TOP
黒シャツの上だと辛口


+ BLACK SHIRT
「存在感のあるボーダーは、肩に結んだりバッグにかけたりして、ひかえめにとり入れるのが好みです。黒シャツの上から巻いたら、ハンサムな雰囲気になるので新鮮」(渡邉さん)

黒とブラウンに色をしぼる


+ BROWN
「カジュアル度が高く、ときに幼く見えてしまうボーダートップス。モノトーンとブラウンに色をしぼって、大人っぽく見えるように意識するといいと思います」(樋口さん)

CABLE KNIT TOP
トーンをそろえてシャープに


ALL WHITE
「ほっこり見えがちなケーブルニットを、なるべくシャープなイメージに傾けたくて、白のワントーンに。センタープレス入りのパンツもキレイめな仕上がりに一役」(岩田さん)

白が入ると赤がなごむ


+ WHITE SHIRT
「スタンドカラーのシャツを首元・そでからちら見せしたら、ざっくり編みのケーブルニットにきちんと感を演出できる。白を少しさすだけで、赤の強さもなごみます」(石関さん)

SWEAT
品のいいボトムを採用


+ FLARE SKIRT
「ニットのかわりとして使いたいので、なるべく落ち着いた色を選ぶのがポイントです。ネイビーや茶系なら品があるので、合わせるアイテムも全部キレイめが好バランス」(樋口さん)

スエットらしからぬキレイ色


NUANCE COLOR
「フードつきでフォルムはカジュアルでも、ベージュ系のトーンならキレイめに方向転換できる。最近こういうニュアンスカラーのスエットがたくさん出ている気がします」(出口さん)

CORDUROY PANTS
きゃしゃな小物が締め役


WIDE SILHOUETTE
「せっかくなら、ぶかっとした形のパンツを試してみるのもいい。大きめを選ぶことで、ベルトのきゃしゃさやパンプスが生きるので、意外と女らしく見えると思う」(樋口さん)

細めのうねで女性らしく


GRAY
「アイテム的にはカジュアルなのですが、細うねとシャープさのあるグレーのおかげで、大人っぽく着られる気がします。メタリックアクセをいくつか飾って辛口に」(出口さん)

COORDINATED & COMMENTED by
YASUKO ISHIZEKI
創刊からGISELeを支え続けるベテランスタイリスト。キレイめ×カジュアルなど、相反するテイストを合わせたスタイリングが得意。

KEIKO WATANABE
女性らしさをちりばめたコーディネート提案に定評アリ。スタイルUPをねらったアレンジを効かせているところも人気の理由。

KAORI HIGUCHI
GISELeの表紙のスタイリングを毎号担当。大人に似合うことをモットーに提案する、肩の力が抜けたコーディネートにファン多数。

MAKIKO IWATA
多くの企画を担当する看板スタイリストのひとり。キレイめな装いを得意とし、旬アイテムにも上品さを上乗せして紹介してくれる。

NATSUKO DEGUCHI
GISELeでは靴やバッグなど、小物に特化した企画を担当することも多い。着ている服との調和が絶妙な合わせを毎回提案してくれる。

CHISATO TAKAGI
メンズライクな装いを得意としながら、女っぽさも感じさせるさじ加減が絶妙。GISELeではアクセサリーの企画を担当することも。

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