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ベーシックなスタイリングの「鮮度」を高める12のキーワード

  • 2020.1.24
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「品格を感じさせる」コーディネートの支持が厚い今シーズン。過去のGISELeをふり返り、気品につながる着こなしアイディアを精査。担当スタイリストへの取材から見えてきた、この冬最後に必要なアイテムとは?
※コーディネートはGISELe2018年1月号以降に紹介したものです。

「好感を与える」装いに1つの変化
そのときどきの気分に左右されない、ベーシックなスタイリング。品のよさを高めるべく、どこか1つを更新するとしたら? 鮮度もかなうアイテムを、スタイリストがあらためて推薦。

Vネックからクルーネックへ


CARDIGAN + FLARE SKIRT
「甘いかな?と思いつつ、合わせてみたら意外と大人っぽく整った丸首のカーディガン。Vネックより、クラシックな雰囲気が出ると思う。上下のボタンを開けるなど、着くずしやすいのも魅力」(渡邉さん)

ワイドパンツを仕込んでハンサムに


GLOSSY DRESS
「今季とくに人気の光沢があるワンピース。1枚で着ると少々ドレッシーなので、ワイドパンツを仕込むのがオススメ。近いトーンでそろえれば、カジュアルに転びすぎず品をキープできる」(岩田さん)

ニットと同じ赤いコートをON


RED KNIT + JEANS
「ともするとカジュアルにも見える、赤いニットとブルーデニムのコーデ。あえて同色のコートをとり入れ、赤の分量を増やせば女度が上がる。白シャツをちら見せし、色に強弱をつけるのがコツです」(高木さん)

ジレを足すだけでさまになる


BLACK DRESS
「ワンピやプリーツスカートなどふわっとしたアイテムの印象チェンジには、ロングジレがオススメ。ウールタッチのものなら、素材感に差が出て完成度が上がるし、大人っぽくも見せられる」(出口さん)

全部ニットでグラデーション


ONE TONE
「ニュアンシーな色のワントーンで、シンプルにまとめた格好。使うアイテムをすべてニット素材にしたところが目新しいポイントです。全部ニットにすることであたたかみとやさしい印象が増す」(樋口さん)

正統なジャケットは大きめを選択


JACKET + JEANS
「ジャケット+デニムとすごくベーシックな組み合わせ。更新感を求めるなら、ジャケットはBIGサイズを。長めの丈感とハイウエストデニムのバランスに、今っぽさと女性らしさが漂います」(石関さん)

タイトシルエットのニットが新鮮


RIB KNIT + JEANS
「ダボッとしたニットのかわりに、体のシルエットが出る形を選べば、ブルーデニムをキレイめに変えられる。背中開きやVネックなど肌感のあるデザインだと、いっそう女らしい仕上がりに」(高木さん)

ブラウンベースの柄だと上品


STRIPED TOP + PANTS
「ボーダートップスは、旬の茶系を選ぶとカジュアルになりすぎないのでオススメ。なかでも、写真のようにしまの間隔が広いものを探せば、柄の主張が強く見えず使いやすいと思います」(出口さん)

シアーなタートルをのぞかせる


V-NECK KNIT + JEANS
「奥行きが出てオシャレに見えるので、ときどきやっている同色のニットの重ね着。今シーズンは、透け感のあるニットに変更を。重ね着をしていても抜け感が欲しいなら、シアーな素材が便利」(岩田さん)

シャープな上下をやさしいニットで


JACKET + TIGHT SKIRT
「ジャケットに黒タートル、タイトスカートと、全部コンサバといえるアイテムの中、スカートの素材をニットに変えると、女っぽすぎず親しみやすい印象に。上品だけれど、力の抜けた感じが今どき」(樋口さん)

質感に差のある同色のニットを巻く


KNIT + JEANS
「風合いの異なるカーキのニットを、アンサンブルのように重ねたコーディネート。素材感をちょっと変えるだけで、レイヤードがこなれて見えるし、味わい深さも演出できると思います」(石関さん)

首元・そで口にボーダーづかい


KNIT DRESS + PANTS
「トップス感覚でワンピを使うと、新しい着方が見えてくる。膨張しがちな白だから、黒のパンツで引き締めつつ、インナーにはボーダーを採用。白Tや黒タートルとは見え方が違って新鮮に」(渡邉さん)

COORDINATED & COMMENTED by
YASUKO ISHIZEKI
創刊からGISELeを支え続けるベテランスタイリスト。キレイめ×カジュアルなど、相反するテイストを合わせたスタイリングが得意。

KEIKO WATANABE
女性らしさをちりばめたコーディネート提案に定評アリ。スタイルUPをねらったアレンジを効かせているところも人気の理由。

KAORI HIGUCHI
GISELeの表紙のスタイリングを毎号担当。大人に似合うことをモットーに提案する、肩の力が抜けたコーディネートにファン多数。

MAKIKO IWATA
多くの企画を担当する看板スタイリストのひとり。キレイめな装いを得意とし、旬アイテムにも上品さを上乗せして紹介してくれる。

NATSUKO DEGUCHI
GISELeでは靴やバッグなど、小物に特化した企画を担当することも多い。着ている服との調和が絶妙な合わせを毎回提案してくれる。

CHISATO TAKAGI
メンズライクな装いを得意としながら、女っぽさも感じさせるさじ加減が絶妙。GISELeではアクセサリーの企画を担当することも。

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