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映画鑑賞が、軽い有酸素運動になる?

  • 2020.1.24
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有酸素運動と聞けば、ランニングマシンやバーピー、クロスフィットを想像するはず。でも、新たな研究によって、映画鑑賞にも軽い有酸素運動と同等の効果があることが判明した。この内容をオーストラリア版ウィメンズヘルスからご紹介。

ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンが行ったこの研究では、51名の被験者が2時間にわたる実写版『アラジン』を座った状態で鑑賞。2つ目のグループは2時間の読書をした。

被験者の心拍数と体温を感知するバイオメトリックセンサーの記録によると、『アラジン』を観ていた人は平均40分間「ヘルシーな心拍数」を維持していた。研究チームの話では、「非常に軽い」刺激とはいえ、これが「有酸素能力を高くして、体脂肪を燃やす可能性がある」そう。

もちろん、映画の割引券を入手するたびにワークアウトをスキップするべきではない。でも、定期的に体を休めることには意味がある。そして映画を観ながら心拍数を少し上げれば、休養日特有の罪悪感が減るかもしれない。しかも『アラジン』鑑賞者の55%は、この映画がセラピー効果を発揮して、マインドセットにプラスの影響を与えたと報告している。

この論文の著者いわく、いまや映画館は、電子機器と外界から離れ、本当に“電源を切る”ことのできる数少ない場所。「ソーシャルで広く、目的が明確で、人々を夢中にさせるという映画館の特性は、私たちの脳と創造力にプラスの影響を与える可能性があります」

今週末、映画館に足を運ぶのもおすすめ。

※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。Text: Lucy Bode Translation: Ai Igamoto

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