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「人の意見は気にしない」セレーナ・ゴメスの体重が頻繁に変わる理由

  • 2020.1.22
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セレーナ・ゴメスは友人ラケル・スティーブンスのビデオ・ポッドキャスト『Giving Back Generation』の中で、全身性エリテマトーデスと腎臓疾患によって体重が変動していることを明かした。この内容をアメリカ版ウィメンズヘルスからご紹介。

現在27歳のセレーナによると、頻繁な体の変化をやっと受け入れられるようになったとはいえ、自分の体重に関するネット上の議論のせいで「しばらく動揺していた」そう。

『Lose You to Love Me』がヒット中のセレーナに全身性エリテマトーデスの診断が下りたのは2015年10月のこと。2017年9月には腎臓移植を受けている。「私は全身性エリテマトーデスという病気で、腎障害と高血圧も抱えている。健康上の問題が多いから、ボディイメージをいままで以上に意識するようになったの」とセレーナはポッドキャストの中で語った。薬のせいで体重も毎月変わる。「みんなの前に自分自身をさらけだし、私の体に対する意見を聞きたいとは思わない」

「その薬は一生飲み続けなければならなくて、体重が月単位で変わってしまう。そのせいでみんなにとやかく言われたけれど、これが真実。私の体は頻繁に変わる。そのとき何が起きているかによってね」

原因不明の体重減少は、全身性エリテマトーデスの症状のひとつ。その他の症状には、頬に現れる蝶のような形をした発疹、関節痛、息切れ、腎臓障害、てんかん、貧血、疲労、発熱が含まれる。こういった症状が常に現れるわけではないけれど、全身性エリテマトーデスは一生付き合っていかなければならない病気。

ニューヨーク大学ランゴーンヘルスのリウマチ・全身性エリテマトーデス治療センター長、ジル・バイオン医学博士は以前、アメリカ版ウィメンズヘルスに対してこう語っている。「人によっては一定期間症状が緩和して、完治したように思えることもありますが、この病気を完治させる治療法はありません」。バイオン博士によると、最もよく使われるのはプラケニル(ヒドロキシクロロキン)。「抗炎症作用のある抗マラリア薬で、忍容性の高い(副作用などによる体への負担が少ない)薬です」

※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。Text: Kate Dwyer Translation: Ai Igamoto

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