開花済≪急ぎ公開希望。1/17時点ではまだ開花していない模様≫筑波実験植物園へ急げ！世界最大の花の一つショクダイオオコンニャクが開花

茨城県つくば市にある国立科学博物館・筑波実験植物園で、世界で最も大きな花の一つで、めったに咲かない種であるショクダイオオコンニャクが、1月中旬頃に開花する予定だ。

開花は1月17日～22日(水)ごろ予定。開園時間延長も！

ショクダイオオコンニャクとは、スマトラ島(インドネシア)の限られた場所に生えるサトイモ科の植物。上の写真は過去に開花したときのものだが、「花」(植物学的には花序＝花の集まり)は高さ3メートル、直径1メートルになるものもあり、世界でもっとも大きな「花」をもつ植物の一つだ。また開花後は独特の強烈な悪臭を放つため、世界でもっとも醜い花とも呼ばれている。

これは、1月6日時点の様子で、今回の「花」がどのくらいの高さになるかは今のところ未定だが、１日で20cm以上も伸びる成長過程そのものも見もの。過去４回の開花事例では、開花日の午後１時半ごろに「花」が開きはじめているのだとか。

また、１月17日から、ショクダイオオコンニャクに関する特別展示を併せて実施。過去の開花の様子や、人工的に合成した花の匂い体験、イモの重さ体験や、葉の成長する様子を熱帯雨林温室南側で展示している。

この植物園での開花は5度目で、同じ株が連続して 5回も花を咲かせることは日本初。また、このような連続開花は世界でも極めて稀なのだとか。特設ホームページ「コンニャク日記」( http://www.tbg.kahaku.go.jp/news/konnyaku/ )で詳細をチェックしつつ、その珍しい花を見に筑波を訪れてみてはいかがだろうか。開花予想時期は1月17日～22日(水)ごろとなっていて、開花後3日間は開園時間が 8：30～17：00 (入園は16：30まで。月曜日の場合は臨時開園)に延長されている。

■「国立科学博物館 筑波実験植物園」 住所：茨城県つくば市天久保4-1-1