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京都の名店「湯豆腐」6店食べ比べ!なめらかさやつけダレで自分好みの味を探す!

  • 2020.1.20
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京都の名店の湯豆腐を食べ比べて、各店自慢の豆腐の硬さやなめらかさなどの特徴を調査。好きなタイプの湯豆腐はどれ?<※情報は関西ウォーカー(2020年2号)より>

【写真を見る】お昼のとうふ御膳(3740円)。汲み上げ湯葉、造り、炊き合わせ、西京漬けなどクオリティの高い和食が並ぶ/豆屋源蔵

「総本家ゆどうふ 奥丹清水」絶妙な弾力の豆腐は毎朝手作り!大豆の風味もふくよか

1635(寛永12)年に創業、代々伝わる「純古代作り」で毎朝豆腐を製造。滋賀県産の大豆「フクユタカ」とまろやかな地下水、自家製にがりで仕上げる豆腐は、硬めの「昔どうふ」と柔らかな「おきまりどうふ」の2種類がそろう。

昔どうふ一通り(4000円)。大豆の旨味が濃厚な湯豆腐(写真は2人前)、木の芽田楽、とろろ汁、ごま豆腐、精進天ぷらなど/総本家ゆどうふ 奥丹清水
KADOKAWA

日本庭園の地下に製造場があり職人が豆腐を手作りしている。

季節と共に移り変わる日本庭園が見渡せる/総本家ゆどうふ 奥丹清水
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385年前から店を構える豆腐店らしく風格を備える。

■豆腐DATA/なめらかさ:硬めの食感でありながら、舌の上で優しくほどけるなめらかさも併せ持つ、不思議な口当たりの豆腐 硬さ:木綿豆腐特有の硬さはあるのに、すっきりとしたみずみずしさも含んでいる絶妙なさじ加減 ボリューム:香ばしく炒ったゴマを練り込んだコクのあるごま豆腐など、精進料理の流れをくむ料理が並ぶ つけダレ:醤油ベース。タレの器は湯豆腐の鍋に入れて運ばれるので温かい。七味だけで食べると豆腐の旨味が際立つ。

■総本家ゆどうふ 奥丹清水<住所:京都市東山区清水3-340 電話:075-525-2051 時間:11:00~16:00(LO)、土日11:00~17:00(LO) ※春秋は延長あり 休み:木曜 ※ほか臨時休業あり 席数:120席 タバコ:禁煙 駐車場:なし アクセス:京阪祇園四条駅より徒歩15分>

「豆屋源蔵」キレのよい旨味となめらかな豆腐!湯葉のおいしさも一緒に

前身の茶屋旅荘「近江初」は多くの文化人が来歴、豆腐料理店となってからは夏の川床でも人気。湯豆腐を食べるなら「お昼のとうふ御膳」を。汲み上げ湯葉のほか、炊き合わせやお造りなどがお重仕立てで登場する。

【写真を見る】お昼のとうふ御膳(3740円)。汲み上げ湯葉、造り、炊き合わせ、西京漬けなどクオリティの高い和食が並ぶ/豆屋源蔵
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お昼のとうふ御膳の先付には汲み上げ湯葉が付く。カツオの風味が湯葉を包む。

窓から鴨川の京都らしい景色が広がる1階の座敷。2階は調度品が美しい個室も/豆屋源蔵
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■豆腐DATA/なめらかさ:箸でつまめるけれど、口の中でとろける繊細ななめらかさ。これぞこの店の豆腐ならではの醍醐味 硬さ:程よい硬さが感じられるが、絹豆腐と木綿豆腐を合わせたような、独特の食感がインパクト大! ボリューム:2段のお重には粋を集めた料理がぎっしり。豆乳ヨーグルトムースのデザートまであり充実の内容 つけダレ:醤油ベース。カツオダシの旨味が強めのパンチの効いた醤油ダシが美味。あっさりとした豆腐に風味を添える。

■豆屋源蔵<住所:京都市中京区上樵木町490-1 電話:075-253-1155 時間:11:30~14:30(LO13:30)、17:00~23:00(LO20:30) 休み:不定休 席数:60席 タバコ:分煙 駐車場:なし アクセス:地下鉄京都市役所前駅より徒歩2分>

「南禅寺 順正」柚子の香りをまとったなめらか湯豆腐

南禅寺の参道にある湯豆腐で名高い名店。国産大豆を使った口当たりのよい湯豆腐は、柚子の風味もほのかに香る絶妙な味わいで、大豆の甘味のあとにくる軽やかな苦味が奥深い。搾りたて豆乳の濃厚な味も堪能して。

ゆどうふ 花(3000円)。豆腐(写真は2人前)は木綿だが火を通すとなめらかな絹豆腐の様相に/南禅寺 順正
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田楽や天ぷらなどどれも上品な味。

大きな窓からは食事をしながら回遊式の日本庭園が眺められる/南禅寺 順正
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■豆腐DATA/なめらかさ:木綿豆腐の製法なのに、ぶるんとした食感。火を通すと木綿豆腐にはない柔らかさと舌触りに 硬さ:しっかり箸でつまめるほどの硬さがあるのに、食べるとなめらかで、いい意味でのギャップに驚く ボリューム:煮物や天ぷらなど、料理はどれもちょうどよい量。濃厚なゴマ豆腐と旨味が凝縮した田楽もおいしい つけダレ:醤油ベース。カツオの風味が強いダシ醤油。豆腐にかけて食べたのち、器に残ったダシを味わって。

■南禅寺 順正<住所:京都市左京区南禅寺草川町60 電話:075-761-2311 時間:11:00~21:30(LO20:00) 休み:不定休 席数:350席 タバコ:禁煙 駐車場:なし アクセス:地下鉄蹴上駅より徒歩6分>

「とようけ茶屋」にがりの旨味を凝縮した絹ごし豆腐

海水から抽出したにがりを使った、にがり絹ごしの湯豆腐が味わえる名店。国産大豆を使用し、毎日丁寧に豆腐を仕上げる。絹豆腐に自家製油揚げの甘煮などを合わせたとようけ丼(800円)などの単品もおすすめ。

湯豆腐膳(1250円)。にがり絹ごしの湯豆腐に黒豆の湯葉煮やつまみ湯葉、ユリ根とギンナンが入ったひろうすなどがセットに/とようけ茶屋
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1~3階に席があり写真は2階のテーブル席。七味など薬味も配置/とようけ茶屋
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■豆腐DATA/なめらかさ:絹ごしの代表とも言うべきなめらかさで、舌の上でほろりととろける。自然な甘味もあり極上の旨さ 硬さ:箸で少し力を入れると崩れてしまうほど繊細で柔らかな豆腐。濃厚な旨味をじっくり堪能 ボリューム:黒豆の湯葉巻や奴豆腐など小鉢も豆腐店ならではの充実ぶり。価格もかなり手ごろでコスパが高い つけダレ:醤油ベース。とろみのある自家製醤油ダレが絶品。豆腐の甘味をみりんもたっぷり使った甘辛いタレが引き立てる。

■とようけ茶屋<住所:京都市上京区今出川通御前西入ル紙屋川町822 電話:075-462-3662 時間:11:00~15:00(LO)、豆腐販売10:00~18:00 休み:木曜、月2回不定休 席数:42席 タバコ:禁煙 駐車場:なし アクセス:嵐電北野白梅町駅より徒歩5分>

「湯豆腐 嵯峨野」なめらかな豆腐と濃厚ごま豆腐が美味

数寄屋風の和風建築と小道のある日本庭園が美しい湯豆腐店。湯豆腐には、なめらかでコシが強い嵯峨豆腐を使い、手作りのねっとりとした風味豊かなごま豆腐や揚げたての天ぷらなど10品をそろえた定食に。

湯豆腐定食(3800円、写真の豆腐は2人前)。ダシの染みたひろうすや柚子味噌をのせた刺身コンニャクなど多彩な味わい/湯豆腐 嵯峨野
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石畳を歩いて数寄屋風の建物へ。窓からは手入れされた庭が見える/湯豆腐 嵯峨野
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■豆腐DATA/なめらかさ:きめ細かく濃密な印象のある豆腐はぽってりとしたなめらかさ。弾力はあるが独特の柔らか食感 硬さ:ただ柔らかくなめらかなだけでなく、口に入れるとしっかり弾力も感じられるのがポイント ボリューム:食べ応えのある量。天ぷらの具材も大きめで湯豆腐の量もたっぷり。コクのある豆乳プリンもグッド つけダレ:醤油ベース。利尻の根昆布とカツオでダシをとった醤油味。配合は創業当時からのレシピで湯豆腐を引き立てる。

■湯豆腐 嵯峨野<住所:京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町45 電話:075-871-6946 時間:11:00~19:00(LO17:30) 休み:7月第4水木 席数:250席 タバコ:禁煙 駐車場:なし アクセス:嵐電嵐山駅より徒歩5分>

「豆腐料理 松ヶ枝」そばと抹茶の市松柄が目にもごちそう!

年間を通して低温冷蔵した極上の国産大豆から搾った豆乳に、国産そば粉を合わせたそば豆腐が楽しめる。温かな蕪あんかけそばが付く季節限定コースの「白雪」は、そば豆腐と抹茶豆腐が鍋の中で鮮やかな彩りを放つ。

季節限定コース「白雪」(1800円)。手打ちの蕪あんかけそば、おからのひろうすなど、ここならではの味が満載(2月末まで)/豆腐料理 松ヶ枝
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古民家を改装。窓からは渡月橋が見渡せ、眺望のよさでも人気/豆腐料理 松ヶ枝
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■豆腐DATA/なめらかさ:舌触りはなめらかだが、そばの方が弾力がある。合わせる素材の違いが食感に絶妙な違いを足す 硬さ:そば豆腐は弾力がありもっちり。抹茶はそばよりも柔らかい。趣の異なる豆腐だけにおいしさも2倍 ボリューム:2種の湯豆腐にあんかけそばが付くのでボリュームあり。それぞれ料理としての完成度が高い つけダレ:豆乳、醤油ダレ、塩。まずは塩で食べるのがおすすめ。濃厚なダシ豆乳、醤油ダレはそば豆腐のモチモチ感とよく合う。

■豆腐料理 松ヶ枝<住所:京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町3 電話:075-872-0102 時間:11:00~17:00(LO) ※季節により変更あり 休み:なし 席数:82席 タバコ:禁煙 駐車場:なし アクセス:嵐電嵐山駅より徒歩3分>

※豆腐DATAで紹介する「ボリューム」とは、セット全体についての評価です(関西ウォーカー・関西ウォーカー編集部)

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