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冬コーデはアクセ選びが大事♡大人な刺繍ブローチを身に着けよう

  • 2020.1.20
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刺繍作家maki makiさんが糸やリボンを使って作る刺繍のブローチは、溜め息が出るほど繊細。美しいデザインと落ち着いたカラーが魅力で、どこかクラシックな雰囲気が漂います。刺繍のアクセサリーはちょっとかわいすぎるというイメージを持つ方にもぜひ手に取っていただきたい、大人の女性に似合うアイテムです。

驚くほど細やかな刺繍で作られるアクセサリー

ブローチやバレッタ、ハンカチなどを制作している刺繍作家のmaki makiさん。通常6本ほどの細い糸を撚って作られている刺繍糸をほどき、1本または2本どりにした細やかな刺繍で、主に植物をモチーフに作品作りをしています。

私がそのアイテムを初めて目にしたときにまず引き込まれたのは、まるで本物の植物をあしらったかのような繊細さ。立体感があり、大理石や貝殻を彫って作られるカメオのアクセサリーに見えましたが、実は刺繍だということに驚きました。シックな色合いも素敵で、アンティークのような上品さや落ち着きも感じられます。近くで見て触れてみると、布や糸ならではの温かみがあり、石や金属製のものとは一味違うアクセサリーとなっています。

立体的な花びらに思わず触れたくなる

こちらは、ガーベラが花開いた「brooch - flower garden -」。花びらはリボン刺繍で、茎や葉の部分は糸の刺繍で表現されています。立体的な花びらや葉に、つい指で触れたくなってしまいそう。
一般的に甘いイメージのピンクや明るいオレンジも使われていますが、全体的に落ち着いたトーンで、人気のスモーキーカラーの服や小物にもぴったり。縁がぐるりと刺繍で囲われていることで、カメオのような華やかさがあり、装いのポイントになります。

小さな花や葉に見入ってしまうブローチ

続いての「brooch - biscotti -」は、その名のとおりお菓子のビスコッティのように細長いブローチに、空想の植物の刺繍があしらわれています。こちらは花の部分が糸で、葉の部分にリボン刺繍が施されたもの。自然界の植物のように大きさや形が少しずつ異なる花々や葉は、ずっと見つめていても飽きることがありません。
小さな花が清楚な印象で、ナチュラルな雰囲気もあるので、普段あまりアクセサリーを身につけない方にも取り入れやすいアイテムです。

心に寄り添う月をイメージして

植物以外のモチーフにも注目を。
レース模様のような刺繍が広がるブローチは、月面を表したもの。その名も「brooch - 今宵の月 -」です。所々にラメ糸が使われ、さりげない輝きに魅せられます。
作り手のmaki makiさんが人に寄り添えるものを作りたいと考えたときに思い浮かべたのが、自身の心の拠り所となっていた月だったのだそう。どこかからの帰り道、月がずっと照らし続けてくれているように感じられたり、旅先で見た美しい月の光景が記憶に長く残っていたり。月が浮かぶ夜空はなんだか優しく、大切なものに感じられる方は多いのではないでしょうか?そんな月の柔らかなイメージを身に付けられるようにしたアクセサリーです。

バレッタや帯留めなど、素敵なアイテムがたくさん

maki makiさんはブローチ以外に、バレッタや帯留めなども制作しています。販売は雑貨屋さんなどでの個展や企画展が中心で、栃木県宇都宮市にある「くらしの道具 sorairo」や香川県高松市の「watagumo舎」といったお店に不定期で納品もしているそう。基本的にはどれも一点ものとなるので、気になるものに出合えたら機会を逃さず手にすることをおすすめします。新作や納品の情報は公式サイトやInstagramに掲載されているので、ぜひチェックしてください。

writer / ゆりか photo / maki maki

取材協力

maki maki
https://maki-x-maki.jimdofree.com

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