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「あなたは男性を選べる立場?」成功する婚活の3つの掟【神崎桃子の恋愛スパルタ塾vol.53】

  • 2020.1.17
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「私、本気で婚活してます」

「掛け持ちでアプリに登録してるし」

「とにかく会いまくって運命の相手を探してます」

という絶賛婚活中の女性は多いもの。

でも、ちょっと待った!!

真面目に婚活してるからって「自分が選べる立場にある」なんて思ってない?

婚活は自分だけじゃなく、男性だって多くの中から選べる立場なの。

相手も「選んでいる」という自覚が足りない婚活女子が実は多いのよ。

だから、なかなか結婚に至らない。

婚活に苦戦してる人は必見!

今回は神崎桃子が「あなたが婚活を成功させるための掟」をレクチャーするよ。

成功するための婚活の掟・その1~「自分は見た目若い」とか思わないこと!

・「職場の人や知り合いからはいつも『○○さんて、ホント若く見えるよね~』と言われてたので安心しきってた私……。マッチングアプリに登録しても男の人から『いいね』をたくさんもらってたし、誘いも来てたから自分はまだまだイケると思ってた……。けど、アプリは男性の真剣度合いの見極めが難しかったので思い切って結婚相談所に入会!そこでは相手に選んでもらえないとお見合いできないという現実を知りました。しかも相談所のカウンセラーから『なかなか成婚が決まらない女性の多くはみんな自分のことを“若く見える”と思っていますよ』と言われハンマーで頭を殴られた気分……。ガチガチな婚活では自分が選べる立場じゃなかったんですね(汗)」(38歳女性/保育士)

――あなたはマッチングアプリで男性からの「足跡」や「いいね」がバンバン来るから自分はまだまだ大丈夫なんて勘違いしてない?

真剣な婚活の場においては「若く見える」「見た目キレイ」「年には見えない」なんてことはアピールにはならないよ。

男性は結婚への本気度が高くなればなるほど、“女性の見た目年齢より実年齢にこだわる”んだから!

まだ恋愛感情をもっていない相手やリアルでデートを重ねていない相手を判断するのは

結局のところ数字なんだよ、数字!……それが現実。

男性が女性を見るときは年齢という数字。

女性が男性を見るときは年収の数字……ってわけ。

成功するための婚活の掟・その2~元カレやこれまでの相手とは比べないこと!

・「婚活していろんな男性と出会ったけど、過去別れてしまった彼氏と比べてしまう自分がいる。『このレベルならいいか』と思っても、デートすると『あの彼だったらこうしてくれたな』『こういう場合はこう言ってくれるのに』『こんなんだったらあの時の彼のほうがまだマシ』なんて思ってしまう。好きな彼氏ならなんとも思わないことが、まだ好きじゃない相手だと欠点ばかりが目についてしまうんですね」(34歳女性/医療)

――婚活をして男性に会えば会うほどに実は理想が高くなっていったりするもんだよ。

相手の男のアラ探ししてしまう婚活女子のなんともまぁ多いこと。

結婚生活を見据えて相手探しをしているからこそ、どうしたってこの婚活サービスの出会いの中でとにかく優れている人を選び出したいって思っちゃうんだろうね。

でも実際は何人もの相手と会おうとも「話がつまらない」「お店のチョイスがありえない」「服のセンスが悪い」「見た目ダサい」などなど「コイツのココがよくない」と心の中で男のダメ出しをしてしまう。

こんなふうに男を減点方式で見てたら、いつまでたっても、結婚は遠のくばかり。

覚えておいて!

婚活では“受け入れる気持ち”をもたないと生涯結婚相手はみつからないよ。

婚活サービスやアプリを利用してると「こんなにたくさんの人が登録してるんだし、他にもっといい人が出てくるかも」なんて勘違いしてしまいがち。

でもそんな自分の期待とは反比例して「前の人のが良かった」「前回の方がまだマトモだった」と後悔するハメになるもんなんだよ。

婚活では男性たちを比較してばっかじゃダメ。

目の前の男性の「いいところ」を見出すようにしないと。

成功するための婚活の掟・その3~あれこれ欲張らず条件を絞り込むこと!

・「35の誕生日を迎え『あ、このままじゃ私ヤバいかも』と慌てて婚活をはじめたものの、なかなかうまくいかなかった。男性の立場からだと35歳、そう四捨五入したら40女なんて焦ってる感が臭ってて恐ろしいんでしょうね。それに子供が欲しい男性からは30オーバー女は敬遠される。アラサー・アラフォー男性は20代の女を選びたいんだよね。これは自分が若い時に結婚のことなんか考えずにさんざん遊んできていたバツかもと、自分の男性への条件を見直しました。『たとえ収入がよくなくとも穏やかな気持ちで生活ができる、そんなパートナーが見つかればいいや~』って。で、今交際している人ともうすぐゴールインできそうです」(36歳女性/不動産)

――悔しいけど婚活市場では若い女性のほうに軍配があがるもの。

でも、よく考えてみて!

自分が若くて市場では充分価値があったときには結婚になんて見向きもせず仕事や遊びにと躍起になってた女がイザ、年重ねてから婚活市場に飛び込んだってそうやすやすと理想の相手なんてみつかるわけがない!

「見てくれがまあまあで、年収もそこそこで、年の差が5歳前後で、髪の毛があって(笑)性格が自己中じゃなく優しい彼と、できれば恋愛っぽく付き合ってそれから結婚した~~~い」

なんて、虫が良すぎるでしょ。

そんな「年収、見た目、中身そこそこ男」を選べるのは若さと健康美を兼ね備えた出産へのリスクがない女性だけなの。

婚活を早く卒業して結婚に至るための秘訣は絞り込みよ!

「相手の職種や収入か」

「家庭環境か」

「見た目か」

「性格か」

などのもろもろの条件をどれかに絞り込むこと。

そのうちどれかひとつでも実現すれば御の字ってもの。

アラサーからの婚活はどんなに本気出したって「自分の思い通り」になんてなるわけでない!

ターゲットや目標はひとつだけに決めたほうが、成功率は確実に上がるよ。

婚活では相手の採点より自己評価をすること!!

婚活してるとどうしても相手の採点ばかりして、自分のことは棚に上げちゃうもの。

人間ってほんと身勝手よね。

自分よりも価値のあるものを探そうとするし、選びたがるんだよ。

婚活している女性が忘れてはならないのは、相手だって結婚するにあたって“価値のあるもの”を選ぼうとしてるってことなの!!

婚活を成功させたいなら自分自身を客観視することが先決。

「自分は男性からみたらこんな風に見えてるかも……」

「自分は婚活市場ではこういうポジションにいるのかも……」

「自分の理想や条件は見合ってないかも……」

と自分自身のことを冷静に判断できる女性が“結婚という名の幸せ”を掴み取ることができるのよ。

相手のことを採点するより、まず自分に目を向けてみて。

(恋愛事情専門家/コラムニスト・神崎桃子)

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