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ブラッドリー・クーパー、『ジョーカー』の製作に参加した理由を語る。

  • 2020.1.22
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2019年9月、トロント国際映画祭にて。『ジョーカー』の製作をともに務めたトッド・フィリップス監督とブラッドリー・クーパー。Photo_ Rodin Eckenroth/WireImage
Todd Phillips and Bradley Cooper attend the "Joker" premiere during the 2019 Toronto International Film Festival at Roy Thomson Hall on September 09, 2019 in Toronto, Canada.2019年9月、トロント国際映画祭にて。『ジョーカー』の製作をともに務めたトッド・フィリップス監督とブラッドリー・クーパー。Photo: Rodin Eckenroth/WireImage

ブラッドリー・クーパーは、『ハングオーバー』シリーズ三部作でタッグを組んだトッド・フィリップス監督による、DCコミックスの悪名高き同キャラクターの新たな誕生秘話を作り上げるという構想に魅かれ、『ジョーカー』にプロデューサーで参加することを決めたそうだ。

ブラッドリーは、同作品のDVDに収録された舞台裏話を明かした映像特典の中でこう話している。「トッドから電話をもらって『DCを異なるバージョンで作るっていうクレイジーなアイディアがあるんだ。最初の作品はジョーカーの誕生秘話だ』って言われて『なんて大胆だ』って思ったよ」

バットマンの宿敵であるジョーカーを精神的に不安定なコメディアン、アーサー・フレックとして描いたことについて、「コミックやテレビ、またいろんな映画で騒動を巻き起こしてきた最も有名な2次元の悪役を取り上げて、『じゃあ、こいつを人間化したらどうなる?その原因は何だったんだろうか』ってやったわけだ」と続ける。

またフィリップス監督については「激しく頭が切れる」と表現し、「彼は自分が語りたいストーリーのためなら、境界線を越える心の準備が常にできているから、彼を定義づけるのはとても難しい。彼の最初の仕事は(パンクロッカーの)G・G・アリンのドキュメンタリーだったし」「コメディ監督として知られるようになると、多くの人からそう認識されるけど、僕は彼のことをを以前から作家主義の監督と捉えていたよ」と称賛する。

一方でタイトルロールを演じたホアキン・フェニックスも、「トッドはとてもユニークな物の見方をするんだ。トッドしかこの映画を作ることは出来なかったよ」と語り、同監督を称えた。

Text: Bangshowbiz

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