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「不倫なんてもうやめたい」と思う瞬間あるある

  • 2020.1.24
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気軽な肉体関係を楽しむつもりで始めた不倫だったのに、「後ろめたいつながり」にはやはり相応のストレスがあるもの。「これならひとりの方がマシ」と思う瞬間を繰り返せば、関係を解消したくなるのも当然です。「不倫なんてもうやめたい」と思うのは、どんなときなのでしょうか。経験者のリアルな声を紹介します。

「もう不倫なんてやめたい」と思うのはどんな瞬間なのでしょうか。不倫を経験した女性たちの声を交えて紹介します。

■休日にひとりぼっち

「好きになったのは会社の上司で、いけないとわかっていたけれど不倫関係になりました。

平日、仕事が終わったあとの数時間を一緒に過ごすような感じで、それは幸せだけど問題はお休みの日。

彼は家族と過ごすので会えないし、こちらからLINEしても夜まで既読がつかないこともしょっちゅうで、寂しいけど仕方ないですよね。

それならほかの用事を入れたいけど、突然彼から『時間ができたから、今からどう?』と連絡が来ることもあって、それを期待して別の約束もできず……。

時間がたっぷりある休日こそゆっくり会いたいのに、それができないのが不倫なんだな、と実感するたびに虚しくなります」(35歳/事務)

独身で既婚者と不倫をしていると、つまずくのが休日の過ごし方。

こちらには時間がたっぷりあっても、相手は家族サービスで忙しいなんてよくあることで、普段より遠くなるのが休日なのです。

それでも、隙間を見つけて会えるかもしれないから、ほかの約束を入れることもできない。結局、彼からの連絡を待ち続けて一日が終わってしまい、虚しくなる。こちらの女性は何度もこんな週末を繰り返し、「彼の都合に左右される関係」につくづく嫌気が差したそうです。

独身同士のお付き合いなら、こんな窮屈な思いをすることはなく、そもそも人目を盗んで会うようなストレスもありません。

その事実の大きさにやっと気が付き、女性は既婚者の彼と別れることを決めました。

すったもんだの末に何とか関係を終わらせた跡は、「自由に予定を決められる、好きに過ごせる休日」のありがたさがわかったそうです。

■会いたいと思っても言えない

「結婚願望もないし、彼氏だと先を考えないといけないのが嫌で、あえて不倫を選んできました。

今の彼は年下で、バーで知り合って意気投合してからのお付き合いです。

顔が好みだったからって軽い気持ちで関係を持ったのですが、一緒に過ごすうちに性格や人間性も相性が良いことがわかって、私の方がハマってしまい。

本気で好きになったかも、と思っても、彼は既婚者だから迷惑をかけられないし、会いたくなっても伝えることをためらいます。

先日、仕事で失敗してどうしても彼の声が聞きたくなり、思い切って電話したら

『ごめん、今ちょっと手が離せないから』

とすぐ切られてしまいました。

後ろでは彼の子どもたちの笑い声が聞こえていて、不倫って本当に報われないな、と実感しました」(39歳/営業)

軽い気持ちで始めた不倫だったけど、こちらのほうが本気になってしまった。

これもよくあるケースですが、好きになればなるほど、思いを伝えるのが難しいのが不倫です。

「“本気で好きなの”って言ったら、彼に捨てられるかもしれないから我慢している」と彼女は言っていましたが、愛情を伝えられない関係で幸せを実感することは少なく、彼の愛情を留めることばかり意識してしまいます。

だから何かあっても彼には連絡せずに乗り越えてきたけれど、どうしようもないときでも満足できる対応をしてもらえないのが不倫です。

電話をしてみれば、自分とはまったく違う現実を生きている彼の姿を改めて知り、自分は遠ざけられる存在として放置される。

別れを決めたとき、彼女は「彼が私より家族を優先するのが耐えられない」と言っていました。

そのつらさは、関係を切ることでしか終わりません。

本気で好きになったのが既婚者だと、どうしても幸せな終わりは望めないと心得たいですね。

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■「ずっと彼氏なし」と周りに思われている

「元カレと何年も不倫しています。

私はバツイチで、離婚後はずっとひとり。元カレに何となく連絡して会うようになり、肉体関係を持ってからは月に数回会ってホテルに行くくらいの距離感を楽しんでいました。

でも、周りには『離婚してからずっと彼氏ができていない』と思われていて、会社ではいわゆる“お局さま”と呼ばれ、独身の男性陣には敬遠されている状態です。

友人たちにも『そろそろいい人を見つけなよ』と言われるばかりで、“本当は定期的に会っている男性がいるの!”と思っても不倫だから当然言えるはずもなく……。

反対に、既婚の元カレの方は子どもの進級やら奥さんの昇進やら楽しいことが続いていて、先日

『今度の約束だけど、息子のお祝いで親戚が集まるから会えなくなった』

と言われたとき、自分との差を思い知るようでつらかったです。

不倫なんて続けてもこんな現実なんだよな、と思うともうやめたい……」(38歳/総務)

こちらの女性は、自分がバツイチであることを恥ずかしいとは決して思っていません。でも、周りからは「離婚してから彼氏ができない女性」という目で見られ、実際に彼がいても公にできる関係でなければ、やはりストレスは避けられないもの。

また、そんな自分とは反対に充実した結婚生活を送る既婚の彼の姿が、余計につらさを与えます。会う約束も、家族の用事が入ればそちらを優先されるのが不倫であり、自分は何も言えません。

「不倫はこんなものってわかってはいたけど、お互いの人生の差を見るのがつらい」と女性は話していました。独身同士なら一緒に幸せな関係を築けるのに、あえて不倫関係を選ぶメリットはどこにもないのです。

もともと既婚の元カレは、「離婚で疲れて、甘える人がほしくて」連絡をしたのが始まり。それなのに余計にストレスを抱えるような関係は、早く切ってしまうのが自分のためだといえます。

■想像よりずっと苦しい関係になるのが不倫

「不倫をやめたくなる瞬間」を迎える多くの女性が、「こんなに苦しいとは思わなかった」と言います。

「相手が既婚者であれ、お互いに愛情があればいいつながりを続けられる」
「彼は奥さんとは終わってるって言っていたらから、私との時間を優先してくれるはず」
「いつか奥さんと離婚して私を選んでくれるはず」

という希望は、相手の夫婦関係が本当に破たんしている状況以外では叶うケースは少なく、女性側の方が常に従う立場であることがほとんどです。

独身と既婚では、生きている日常が違います。既婚の彼にとっては不倫相手の彼女より家族を選ぶのが当たり前であり、それを了承した付き合いであることを女性にも求めます。

会いたくても言えない、時間のある休日こそ別々に過ごす、そして家族に囲まれて楽しく過ごす彼の姿を受け入れないといけない。

独身同士の交際ならあるはずのないストレスを、あえて選んでいるのが不倫なのですね。

そんな関係はやめたいと思うのが普通であり、また別れるのだって自分の意思で決められること。

想像よりずっと苦しい関係を強いられるのが不倫。やめたいと思った瞬間、自分を愛するための一歩を踏み出せます。

不毛な関係で疲れてしまうより、まともな関係を築ける男性との出会いを考え、そこで努力するのが本当の幸せではないでしょうか。

後ろめたい関係だからこそ、既婚の彼は独身の女性を追えません。それを頭に入れて、やめたくなったらすっぱりと関係を終わらせる勇気を持ちたいですね。

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