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賛否両論の中…イギリス軍の兵士たちがヘンリー王子の支持を表明

  • 2020.1.17
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ヘンリー王子とメーガン妃がイギリス王室の主要メンバーから退く意向を表明して以来、様々な意見が飛び交っている現在。そうしたなか、夫妻の決断を明確に支持し、その考えを恐れることなく世界中に向けて発信している人たちが!

その多くは、ヘンリー王子とともに従軍するなど、王子を直接知っているイギリス軍の兵士や元兵士たち。王子はおよそ10年にわたって陸軍に在籍し、2015年に退役。2度にわたってアフガニスタンに駐留した経験もある。

特殊部隊の隊員だったディーン・ストットさんは、「イギリス軍に関わりを持つすべての人が、サセックス公爵の現役の兵士としての貢献と、退役後の活動のどちらにも最大の敬意を払っている。それは今後も変わらない」と述べ、Twitterにこう書き込んだ。

「(公爵が置かれた)現在の状況について、誰でも好きなことを言えばいい。だが、兵士に対して払われるべき全面的な敬意に公爵が値しないという考えは、誰の意見であっても受け入れない」

また別の退役軍人は、ヘンリー王子と一緒に撮った写真とともに、こう投稿した。

「私は2012~13年に王子と一緒にアフガニスタンに駐留したが、彼は最高だと思う。傷病兵らの支援を目指して行われている国際スポーツ大会『インヴィクタス・ゲームズ』を主催するなど、素晴らしいことをしてきた」
「私たちも彼に同じことをしてあげるべきだ。彼が私たちの国(の助け)を必要としているなら支援してあげよう。彼が何を選択しようと、それを支援しよう」

Twitterのプロフィールで「2016年のインヴィクタス・ゲームズに参加した」と自己紹介しているデヴィッド・ワイズマンさんも、次のようにヘンリー王子を擁護。

「王子は兵士としても、そして退役軍人としても、この国のために貢献してきた。アフガニスタンに派遣された兵士として、そしてアパッチ攻撃ヘリの操縦士として、任務にあたった。長年にわたり、軍関係者のコミュニティを熱心に支えてきた」
「王子の活動は何千人もの人を支え、何百万人もの人にインスピレーションを与えてきた。(王室メンバーの)義務について何か言う時にも、どうかこのことを忘れないでほしい」

一方で、英海兵隊の元隊員J.J.チャーマーズさんは、ヘンリー王子がメンタルヘルスに関する啓発活動を行ってきたことを挙げている。

「王子は兵役に就くよりもずっと前から、国のために尽くしてきた。メンタルヘルスについてオープンに話せるようになったのは、ほかでもない王子のおかげ。彼の貢献に感謝している。私とほかの何千人もの人たちのためにしてくれたことを、忘れることはない」

なおイギリスでは『サン』と『デイリー・メール』の2誌が、ヘンリー王子とメーガン妃の決断に対して否定的な退役軍人らの意見を掲載した。だが、そうしたなかでもSNS上では、こうして王子を支持する声も多数。これはつまり、王子が長年にわたって国のために働いてきたことを、きちんと把握している国民も多くいるということ!

※この翻訳は抄訳です。

Translation:Hearst Contents Hub

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