「つなぐ力」がチームの強さに。老若男女問わず楽しめるバレーボール

【バレーボール】

今回は老若男女を問わず楽しめるスポーツとして誕生“つなぐ力”がチームの強さになる「バレーボール」を深読み。

写真提供：日本バレーボール協会

老若男女問わず楽しめるスポーツとして誕生

バレーボールはテニス、バドミントンなどを参考に考案されたアメリカ発祥の球技。試合は室内で行い、相手との接触プレーがないため、老若男女を問わず楽しめるスポーツとして誕生しました。球技の中でボールを落としてはいけないルールがあるのはバレーボールだけです。

個人で練習できないのでテクニックのほかに協調性も重要

試合で目を引くのは、男子の場合、時速120kmにもなるジャンプサーブや3mを越える高さからのスパイク。コートに打ち込まれたボールが頭上を越える高さにまでバウンドし、その力強さを感じます。しかし、いくら個人技を磨いても、バレーボールはチームプレー。ボールをつなぐプレーがあってこそ、得点になります。練習も個人では成り立たないので、選手になくてはならない能力として協調性が重視されています。

20歳前後の選手の躍進が日本代表の強さに直結

日本代表チームが世界大会で活躍している要因の一つに、アンダーエイジカテゴリーの強化があります。15～22歳の選手を選抜し、短期合宿などで強化指導・育成を行っています。また、選抜チームで国際大会への参加も。若いうちから国際舞台での実践経験を積むことが、各選手のレベルアップへとつながっています。

教えてくれたのは…

日本バレーボール協会 髙野和弘さん