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セリーナ・ウィリアムズ、産後初のツアー制覇の獲得賞金を森林火災に寄付

  • 2020.1.16
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テニス界のアイコン、セリーナ・ウィリアムズは現地時間の1月12日、ニュージーランドのオークランドで開催されたASBクラシックの決勝戦で優勝を果たし、大会で獲得した賞金をオーストラリアの森林火災の救援基金に寄付することを発表した。今回の優勝は、2017年に長女のアレクシス・オリンピア・オハニアン・ジュニアを出産して以来3年ぶりとなるタイトルで、アメリカのジェシカ・ペグラを下して賞金4万3000ドル(約470万円)を手にしている。

「私は20年以上オーストラリアでプレーしてきましたが、オーストラリアで今起きている全てのニュースに心を痛めています。火災、そして火災によって住む場所を失った十億を超える動物や人々に関するニュースは見ていられませんでした」「そこで私は、自分の賞金を救援のために全額寄付することにしました」と語った。

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昨年9月に深刻な森林火災が発生して以来、これまでに25人が死亡し、およそ5億匹の哺乳類、爬虫類、鳥類が犠牲になったと見られている。

セリーナはオーストラリアで今週から始まった全豪オープンに出場。全豪オープンでは、これまでにグランドスラムでのシングルス23勝のうち、7勝をあげている。CNNによると、全豪オープンの主催者は森林火災による影響が懸念される中、大会を「予定通り開催する」と発表している。

全豪オープンの主催者は「万が一極端な煙が発生した場合には、3つのスタジアムのコートの屋根を閉鎖し、温度調整と空気清浄がなされた環境で大会を続行する」と公式のツイッターアカウントでコメントしている。

オーストラリアで依然として続いている森林火災についての認知を広め、救援基金に寄付をした多くの著名人の仲間入りをしたセリーナ・ウィリアムズ。これまでに、レオナルド・ディカプリオやカイリー・ジェンナー、ニコール・キッドマン、ヒラリー・ダフなどのセレブがオーストラリア森林火災基金(Australia Wildfire Fund)に寄付しており、エリザベス女王を筆頭とした英国王室のメンバーもオーストラリアを支援するための声明を発表している。

Translation: Masayo Fukaya From Harper's BAZAAR

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