1. トップ
  2. スパイク・リー、カンヌ国際映画祭の審査員長に。

スパイク・リー、カンヌ国際映画祭の審査員長に。

  • 2020.1.16
  • 505 views
Photo_ Jamie McCarthy/Getty Images
Spike Lee attends the 2019 New York Film Critics Circle Awards at TAO Downtown on January 07, 2020 in New York City.Photo: Jamie McCarthy/Getty Images

スパイク・リーが、第73回カンヌ国際映画祭の審査員長を務めると発表された。80年代から『シーズ・ガッタ・ハヴ・イット』(86)や『ドゥ・ザ・ライト・シング』(89)などの作品を同映画祭に出品し、2018年には『ブラック・クランズマン』でグランプリを受賞したリー監督は、審査員長を務めるその喜びを語っている。

「私にとってカンヌ国際映画祭は、世界で最も重要な映画祭である上、自分の映画界のキャリアに多大なる影響をもたらしたものでもある」「私のワールドシネマにおける成功の軌道をカンヌが変えたと言っても過言ではないよ」

またアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥから審査員長の座を引き継ぐことになり、「私が生きたこの人生で、最大の祝福は期待していないときに訪れたよ。どこからともなく突然にね」と感慨もひとしおのようだ。

ピエール・レスキュール会長とティエリー・フレモー監督は、共同声明の中で「カンヌは、心を目覚ませ、私達のスタンスや従来のアイディアに疑問を唱える人々の自然な故郷であり、またグローバル規模の共鳴板です」「リーの大胆なパーソナリティは確実に変化をもたらすこととなるでしょう」と今回の選出について話している。

第73回カンヌ国際映画祭は、5月12日から23日にかけて開催され、審査員団のメンバーは4月に発表される。

Text: Bangshowbiz

元記事で読む
の記事をもっとみる