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エリザベス女王、ヘンリー王子とメーガン妃の主要メンバー引退を容認。

  • 2020.1.14
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Photo_ John Stillwell - WPA Pool/Getty Images
Meghan, Duchess of Sussex, Prince Harry, Duke of Sussex and Queen Elizabeth II at the Queen's Young Leaders Awards Ceremony at Buckingham Palace on June 26, 2018 in London, England.Photo: John Stillwell - WPA Pool/Getty Images

ヘンリー王子メーガン妃が1月8日(現地時間)、主要メンバーの地位から退き、経済的に独立して北米でも過ごすと電撃発表したことで、英国王室が揺れている。直後にエリザベス女王は「サセックス公爵夫妻による決断は、まだ初期の段階です。彼らが異なる手法を望んでいることは理解していますが、これは検討に時間を要する複雑な問題です」との声明を出した。

これを受け、1月13日(現地時間)にエリザベス女王は私邸サンドリンガム・ハウスにて、チャールズ皇太子とウィリアム王子、ヘンリー王子とともに話し合いを行った。2時間以上に及ぶ協議の後、女王は次の声明を発表した。

「本日、私たち家族は孫一家の将来について、非常に建設的な話し合いを行いました。私と家族は、ヘンリーとメーガンの若い家族として新しい人生を築きたいという願いを全面的に支持します。フルタイムの王室メンバーにとどまることを望んでいましたが、もっと独立した生活を送りながら、大切な家族の一員でありたいという希望を理解し、尊重します」

「ヘンリーとメーガンは、新しい生活において公費に依存しないと明らかにしています。したがって、サセックス夫妻がカナダと英国で暮らすための移行期間を設けることで合意しました。まだ協議すべき複雑な問題はありますし、なすべき務めもありますが、近日中に最終的な決断を下すように指示しました」

2018年7月、英国王立空軍の創立100周年を記念する祝賀式典にて。Photo_ Chris Jackson/Chris Jackson/Getty Images
Prince Charles, Prince of Wales, Camilla, Duchess of Cornwall, Queen Elizabeth II, Meghan, Duchess of Sussex, Prince Harry, Duke of Sussex, Prince William, Duke of Cambridge and Catherine, Duchess of Cambridge watch the RAF flypast on the balcony of Buckingham Palace, as members of the Royal Family attend events to mark the centenary of the RAF on July 10, 2018 in London, England.2018年7月、英国王立空軍の創立100周年を記念する祝賀式典にて。Photo: Chris Jackson/Chris Jackson/Getty Images

これまでヘンリー王子とメーガン妃は公費以外に、チャールズ皇太子がコーンウォール公領から得る収入に頼ってきたが、引き続き援助を受けるかは触れられていない。また、声明にはサセックス公爵夫妻という称号でなく、ヘンリーとメーガンと記していることから、今後もタイトルを維持するかどうかにも注目が集まる。

カナダに滞在しているメーガン妃は、電話を通じて参加するとの報道もあったが、詳細は明らかになっていない。

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