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【婚活FP解説】結婚の決め手は男女で違う!決意のきっかけ・ポイントをご紹介

  • 2020.1.8
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こんにちは、婚活FP山本です。それなりに互いに好意があれば交際には発展するものの、想像以上に結婚となると決め手に迷うことも多いと言えます。本当にこの人でいいのか……婚活なら「もっと良い人がいるのではないか」とも考えがちです。

こんな時は、周りの人がどのように決断したのかが気になるところでしょう。そこで今回は、結婚の決め手の基本や関係する男女心理についてお伝えします。あなたの人生に、お役立て下さいませ。

そもそも男性と女性は結婚への意識が違う

まずは、そもそもの男性と女性の結婚への意識についてお伝えします。結論から言えば、一般的に女性は交際当初から適度に結婚を意識しているものの、男性はほぼ結婚を意識せずに交際しているのが基本です。簡単に言えば、男性は交際と結婚が別物扱いになります。

まただからこそ、男性からすると交際そのものへのハードルが高い一方、女性は交際できても結婚に至らないケースも多々あるのが実情です。結婚を最終ゴールとするならば、どうしても男性優位となるのが現実かもしれません。女性の方は、注意が必要でしょうね。

ちなみにこの理屈は、不倫男性が「妻と別れて結婚する」というキラーワードにも顕著に表れています。こういう男性の99%は結婚する気などありません。このような男性の結婚する気のなさを、まず女性は知っておきましょう。

男性はふとした瞬間に結婚を意識する?

女性は交際しても男性と結婚できないかと言うと、そういう訳ではありません。あくまで交際のみでお付き合いを始めただけで、ふとした瞬間に結婚を意識することもあるのが男性です。結婚を意識するかどうかは男性次第ですし、いつ意識するかも様々ですけどね。

強いて言えば、最近は男性でも稼ぎにくく年収的に自信を持ちにくくなっています。年収が高いほどに、あるいは年収的な女性の支援があるほどに、男性は結婚を意識しやすい点を知っておきましょう。

結婚を決意する理由や決め手は年齢でも変わる

次は、別角度での結婚への意識についてお伝えします。結論から言えば、結婚を決意する理由や決め手は年齢でも変わる、という点です。これは「好みの異性」という意味合いでも同じかもしれません。簡単に言えば、若いうちは男女ともに「容姿のみ」で相手に好意を持ちます。

ただ、女性の場合は相応の年齢になると「年収」が気になり、さらに年齢を重ねると「優しさ等の性格」が気になるものです。

男性の場合は常に容姿や年齢を気にする一方、結婚となると相手に追加で「家事能力や気遣いの有無」が気になります。最近では「経済力」も気にしがちです。

あなたは今、何歳でしょうか?そしてお相手の年齢は?結婚は「相手の決意」が必要ですから、お相手が年齢的に何を求めているかを考えると良いでしょう。

理想や好みのポイントもタイミング次第?

人間はロボットではなく、個人差もあります。そして当人が相手に何を求めているかも、当人自身が気づいていないことも多いです。このため、お相手の理想や好みのポイントもタイミング次第で変わってしまうものといえます。「病気の時に優しくされた」などは最たる例です。

ただ、男女ともに交際しているという事は、互いに最低限の相手の理想や好みのポイントをすでに満たしているともいえます。あとは、相手の決心・決断を楽しみに待ちましょう。

一般的な決意のきっかけはバラバラ?

今度は、一般的な決意のきっかけについてお伝えします。明確な統計がある訳ではないのですが、様々なアンケート結果を総合すると、以下のようなものがきっかけです。

一概には言えませんが、一般的な男性は女性に「具体的な価値や能力」を求め、女性は男性に経済力を除いて「精神的な魅力」を求める傾向にあります。

またこのランキングは、「選別順位」ともいえ、まずは1位がどうかで相手を選別し、クリアした場合に2位以降はどうかと考えがちです。

交際が始まった時点で、すでにお互い1位はクリア済みなことが多いので、2位以降を感じた、知った時が結婚のきっかけになりがちといえます。存分に、相手に求められやすい部分を高めていきましょう。

だから結婚に踏み切るか、決断に悩むもの

先ほどの結果も、しょせんは傾向に過ぎません。十分に魅力的な要素を備えていたとしても、だから相手が結婚に踏み切るかといえば、そうとも言えません。それでもなお、決断に悩むものなのが結婚の実情です。それほど、結婚の決断とは「重いもの」といえます。

特に、まだまだ日本は「結婚したら男性が妻子を養うもの」という風潮が根強く残っていますから、男性にとっては尚更です。ひとまず、いつかは決断してくれるはずと信じて待ちましょう。

結婚の決め手のおすすめは長所より短所?

今度は、結婚の決め手について筆者の見解をお伝えします。結論から言えば、長所より短所の有無を見極めることがおすすめです。一般的には、例えば可愛いとかイケメン、お金持ちなどの相手の長所が元で好意を持って結婚に至ろうとします。

しかしそういった「見える長所」は、往々にして最終的には短所が勝って離婚になることが多いのが実情です。離婚の二大理由は「性格の不一致・金銭感覚の相違」ですが、実質的にどちらも性格上の短所が原因といえます。最終的に離婚に至るようではダメでしょう。

もっとも、短所がないものの長所もないと好意を持ちにくいので、「バランスが大切」とも言い換えられます。少なくとも、長所に盲目的になって結婚してしまうのは控えましょう。

感情的な中でも最低限の理性が大切

見た目などが凄く好みな相手の場合、つい興奮気味に相手のことが好きになり、盲目的になって相手の短所を無視することも多々あります。たまのデートかつ盲目的な好意がある場合は、短所さえも長所に思えることも多いです。しかし、たまのデートと同居生活は全然違います。

燃え上がるような愛情も結婚には大切ですが、それだけで結婚を決めてしまうのは危険です。感情的な中でも最低限の理性を持ち、相手の見えにくい短所を重点的に見ていきましょう。

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相手の期待を裏切らない姿勢が重要!

ここからは、結婚の決め手について補足情報をお伝えします。まずは、相手の期待を裏切らない姿勢が重要という点です。先ほども触れた通り、一般的には長所で結婚する一方、短所で離婚するのが基本といえます。このため、長所を伸ばす一方で短所の改善が重要です。

少なくとも交際が始まった時点で、相手から相応に長所だけは受け入れてもらえた事になります。しかし、短所についてはいかがでしょうか?もし知られたら早期に嫌われそうな欠点はありませんか?基本的に完璧な人間などおらず、あなたにも相応に欠点があるはずです。

特に好かれやすいモテる人ほど、何もしなくてもモテる訳ですから、自分の短所を放置しがちといえます。そのままでは、仮に結婚にまで至ったとしても離婚になりかねませんから、なるべく早めに改善するよう心がけていきましょう。

なお、結婚して同居するようになると、容姿やお金などの長所は「普通」となり長所ではなくなります。このため余計に短所が協調されがちですから、モテる人は特に注意が必要です。

結婚の有無の判断は極めて些細なこと?

結婚の決め手、結婚がアリかナシかという判断は、極めて些細なことであることも多いです。そして離婚においても、実は関係の亀裂の原因は些細なことであることが多いといえます。

そもそも人間関係というのは脆いものですが、結婚して夫婦になるのも、そして夫婦になっても脆さは変わりにくいのかもしれません。

ただ、統計においても「婚姻期間が長くなるほど離婚しにくくなる」という結果が出ています。逆に婚姻期間が短いほどに離婚しやすいので、特に結婚当初は結婚後も、最低限の緊張感を持ち続けましょう。

結婚に迷った時は「する前提」で!

そして、結婚に迷った時は「する前提で」という点です。想像以上に、交際が長くなっても決め手に欠けるなどで結婚に至らないカップルも多いといえます。失敗したくない心理が強かったり、結婚願望のすれ違いが大きかったりすると、特に悩みがちかもしれません。

こういう時は、「一度結婚してみよう」程度の気持ちで結婚することをおすすめします。もちろん相手の同意があってこそですが、少なくとも自分から結婚を遠ざけるのは控えるべきです。相手の見えない短所も、結婚すれば分かるはずですからね。

仕事を続け、子供さえできなければ、結婚しても戸籍上の話で同棲中のカップルと大差ありません。弱い決心なほどに離婚しやすくもありますが、結婚しないよりはマシです。バツイチも最近では初婚の方よりモテるほどですから、安心して結婚してみましょう。

早い程にやり直しも簡単?

最近では離婚も珍しくなく、だからこそ再婚もけして珍しくなくなりました。しかし初婚でも再婚でも、相手に求める条件は変わっても求められる条件は大きく変わりません。そして男性も女性も、年齢が高まるほどに結婚しにくくなるのが実情です。

早めに結婚するほどに、離婚のうえで再婚してやり直すのも簡単といえます。そういう観点で考えても、やはり早めに結婚したほうが賢明です。ヘンに結婚の決め手を探すくらいなら、実際に結婚してから相手の長所を宝探しの気持ちで探りましょう。

結婚の決め手は「自分次第」

結局のところ、何が結婚の決め手になるかは自分次第であり、相手次第です。そして結婚は、自分目線より相手目線が大切といえます。いつまで、相手からの好意が続くか分かりません。ヘンに結婚の決め手を探すよりは、素直に相手の好意を受け入れて結婚していきましょう。

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