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2020年新たな恋を掴みたいんです!【ひかりの恋愛相談室】

  • 2020.1.7
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「ひかりの恋愛相談室」では、人気書籍 “ 「大人女子」と「子供おばさん」"の筆者であるコラムニスト・ひかりさんにGrapps読者様のお悩みを答えていただきます。

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明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
新年になり、「今年こそ、いい人に出会いたい!」と思っている人は多いことでしょう。いい恋を掴むために大切なことは何でしょうか。

Mさん・39歳のお悩み

バツイチで婚活しています。会社の上司から1つ年下の男性を紹介され、その上司と他の先輩と4人で2回程食事をしました。相手は安定した職業で、結婚歴もなく、条件はいいのですが、残念ながら、特に惹かれるタイプではありません。
食事会の後は、お礼のメールのやりとりをしたのですが、今ではそれっきりで、向こうからも積極的に何か誘ってくることもありません。あまり積極的なタイプではないようです。こちらからお食事にでも、誘ってみた方がいいのでしょうか?

こんな選り好みをしているから、恋愛ができないのでしょうか。ここ5年ほど婚活をしていますが、マッチングアプリを使っても、なかなか次に繋がるいい出会いがありません。いい恋をつかむためにはどうしたらいいでしょうか?

Mさんへの回答

今回のケースで言えば、このままでいいんじゃないでしょうか。Mさんが相手の男性にさほど興味がなく、また、相手もMさんに積極的にアプローチをしてくるわけでもないのであれば、「ご縁がなかった」ということでいいと思います。
特に今回は会社の上司からのご紹介なので、こっちがその気ではない場合は、下手なことをして気に入られてしまうと面倒なことにもなり兼ねないですしね。

ただし、もしMさんが男性側の立場であれば、私は「一度、2人で会ってみたらどう?食事でも誘ったらどう?」とアドバイスをすると思います。つまり、Mさんは女性側なので、そんな好意を抱いていない男性を追いかけなくてもいいと思います。逆に、相手から誘ってきた場合は、1度くらいは食事に行ってみてもいいでしょう。2人っきりで会ったら、また相手の新たな一面が見えることもありますしね。

もちろん恋愛は必ずしも「男性がリードをしなくてはいけないもの」ではないですし、相手の性格にもよりますが、やはり女性の方からあまり追いかけ回さない方がうまくいくことは多いものなんですよね。
なぜなら、男性はやはり、本当に手に入れたいものがあったら、動くことが多いからです。女性が「草食系」だと思っていても、実はそうではなく、単にそこまでの気持ちがないことが少なくないんですよね。だったら、追いかけるよりも、相手が追いかけたくなるように“仕掛ける”方が大事だったりします。

今年こそ、いい恋を掴むには?

Mさんは、「今年こそ、いい恋を掴みたい!」と思っていらっしゃると思います。では、どうしたらいいのか。
最終的にはご縁あってのことなので、努力すれば何とかなるもの、というわけではありませんが、それでもいい恋を掴みやすくする秘訣はあります。
それは、今回のようなご紹介でも、マッチングアプリでの出会いでも、相手に「また会いたい!」と思わせる自分になることです。

今回の件においても、単に相手にとって好みのタイプでなかったから、次のお誘いがなかったのかというと、そうとも言えません。一緒にいるときに、相手を楽しませられなかったから、次につながらなかった可能性の方が高いでしょう。逆を言えば、Mさんだって、彼と話していて楽しかったら、もう一度、彼に会いたくなったはずではないでしょうか?

こういうことを言うと、「どうして私が彼を楽しませなくてはいけないの?」と思う人もいるでしょう。でも、相手を楽しませることができる人ほど、結果的にはいい思いをすることも多いのです。それについては、最後に説明するので、ちょっと待ってくださいね。

初対面の人に好かやすくなるには?

まずは、初対面の人に好かやすくなるためには、どうしたらいいでしょうか?
初対面の人に好かやすくなるポイントとしては、この4つがあります。
「ニッコリとして、笑顔を見せる」「相手に興味を持って質問をする」「相手の素敵なところがあったら褒める」「相手が面白がる話のネタを話す」
1つ1つ紹介していきます。

・「ニッコリとして、笑顔を見せる」
誰にとっても、一番素敵な表情は笑顔です。人は、相手が自分と目があったときにニッコリ笑ってくれると、「自分のことを受け入れてくれている」という喜びを感じます。相手が楽しそうにしていると、自分も楽しくなってくるものなので、まずは自分が楽しそうに笑顔でいることは大切です。

・「相手に興味を持って質問をする」
相手の趣味はもちろんのこと、どうして今の仕事に就こうと思ったのか、今の仕事のどんなところに面白みを感じているのかを聞くことで、相手がどんな人かが見えてくることがあります。実はものすごく素敵な夢を抱いていることもありますしね。
あと、話を聞くときは、きちんと相槌を打つことは大切です。そうされることで、相手は「自分の話をちゃんと聞いてくれているんだ」という安心感を得るものなので、もっと自分のことを話したくなってくるものですしね。

・「相手の素敵なところがあったら褒める」
誰にでも必ずいいところがあります。それを見つけて、褒めてあげる(リスペクトしてあげる)と、逆に、相手からの好感度がUPします。
特に、婚活の場では、お互いに「相手は自分のことをどう思っているのだろう?」と気になるものなので、相手が自分のことを認めてくれると、安心するし、好感を抱きやすくなるものなのです。

・「相手が面白がる話のネタを話す」
婚活に限らず、初対面の人とお話しする機会があるときは、やはり相手の興味の惹きそうな話のネタをいくつか用意しておいた方がいいでしょう。そうすることで、場も盛り上がるし、相手が「今日は会えてよかった」と思ってくれることも多いものです。

これら4つのことをするだけでも、好感度はグーンとUPするので、ぜひ、試してみてくださいね。

次がないと、ちょっと傷つくものだから…

先ほどお話しした「相手を楽しませることができる人ほど、結果的にはいい思いをする」とは、どういうことなのでしょうか。
婚活の場では、たとえ好感を抱くような相手でなくても、相手に気に入ってもらえないと、ちょっとショックを受けることもあるものなんですよね。それは、自分の女性としての魅力に自信を失うからです。

そもそも「ご縁のない相手」なのだから、好かれなくても気にすることはないし、関係を深める必要はありませんが、それでもやはり、相手に「今日は、会えてよかった」「また会いたい」と思われると、うれしいものなんですよね。自分を認めてもらえたような気がしますしね。

本来は、不特定多数の人にモテる必要はありませんが、それでもモテることで、人は自分により女性(男性)としての自信を持てるようになるもの。モテてうれしくない人は、ハッキリ言って、稀です(笑)。
だからこそ、初対面の人と会ったときは、“「また会いたい」と言わせるゲーム”くらいの気持ちでもいいので、サービス精神をきちんと持って、相手を楽しませてみた方がいいでしょう (※だからといって、「思わせぶりなことをしろ」と言っているわけではありませんよ?)。

おそらく「また会いたい」と言われたら、嬉しくなって、よほど生理的に受け付けないタイプでなければ、自分も「また会ってもいいかな」という気持ちにもなるものです。そうやって、会う回数を増やしていくうちに好きになってくることもあります。
そうでなくても、“一期一会の精神”を持って人と会い、相手を楽しませているうちに、ご縁のある相手も現れるものだと思うのです。人との出会いを大切にする人だからこそ、いいご縁をつかめるものですしね。

「去る者は追わない主義」でいいので、一緒に過ごすひと時を与えられたときは、サービス精神をもって、相手を楽しませてみましょうね!

コラムニスト・ひかり

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