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ブラッド・ピットが「レッドカーペットに女性を同伴しない理由」

  • 2020.1.7
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1月5日(現地時間)にアメリカのカルフォルニア州ビバリー・ヒルズで開催された第77回ゴールデン・グローブ賞でブラッド・ピットが映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』で助演男優賞を受賞。

ブラッドの受賞スピーチは他のノミネートされた俳優たち、監督クエンティン・タランティーノ、そして映画製作へ関わった人たちへの感謝から始まった。

「俳優を始めたての頃は、助演男優賞にノミネートされた他の方々(アル・パチーノ、ジョー・ペシ、トム・ハンクス、アンソニー・ホプキンス)は神様みたいな存在でした。そんな方々と一緒に選ばれたことを光栄に思います」

続けて元妻ジェニファー・アニストンと相変わらず復縁を噂され続けるからか、皮肉交じりの冗談を続けた。

「まずは僕の家族に挨拶したい。だってほら、みんなオザーク高原(アメリカ中央の地域)にいるから。ここに母を連れて来たかったけれど、できなかった。だって僕の隣に立つ女性は全員“デートしている相手だ”って言われるからさ」

このとき同じく会場にいたジェニファーも、この冗談には思わずなんとも言えない表情に。

その後、ブラッドは共演者のレオナルド・ディカプリオへコメント。

「共犯者(映画内での役柄)のLDC(レオナルド・ディカプリオ)にも感謝したい。『レヴェナント: 蘇えりし者』の前(ディカプリオはこの映画で、5度目のノミネートにして初のアカデミー賞を受賞)、何年も何年も彼の共演者たちがアワードを取るとみんな彼にやたら感謝してるのを見たんだ。今はなんでかわかる。彼は本当のスターでジェントルマンだ。そして君がいなかったら、僕はここにいなかった。ありがとう。だけど僕ならいかだはシェアするけどね(タイタニックのラストシーンを引用)」

1997年に公開された映画『タイタニック』で、ディカプリオ演じる主人公ジャックは、ヒロインのローズを助けるために命綱のいかだを譲り、死んでしまう…という名シーン。ファンの間では「2人ともいかだに乗れたのでは?」という説もあり、“タイタニックネタ”で会場は爆笑の渦に包まれた。

映画内でも親友役を演じた二人の男の友情に思わずきゅんとする♡ 意外にも、ブラッドとディカプリオは今回が初めての共演。ディカプリオも「また共演して、次はクリスマスソングのアルバムでも作ろう」とジョークで返したそう。

実はこの作品のブラッドの演じた役はトム・クルーズになる可能性もあったみたいだけれど、2009年ゴールデン・グローブ賞にノミネートされていた映画『イングロリアス・バスターズ』でタランティーノと共作していたブラピが役をゲット!

2019年9月『Entertainment weekly』でのインタビューでは、「賞レースのために何かキャンペーンはする?」という質問に対してクールに回答。

「僕は棄権するよ、賞レースがどうなるかわからないからね。受賞できたら嬉しいけれど、ゴールは映画が上映されること。今にせよ、10年後にせよ誰かに伝わることだから。賞を取ろうと必死になるのは、ストーリーを忠実に伝えるのに邪魔になるし、集中するための足かせになると思う」

実力で見事にゴールデングローブ賞を受賞し、今後のアワードシーズンに向けて幸先のいいスタートを切ったブラピ。2月9日(現地時間)にハリウッドで行われるアカデミー賞も受賞となるか? 期待は高まるばかり!

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