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「別れてほしい」とは言えない!男が女と別れたいときに使うセリフとは?【神崎桃子の恋愛スパルタ塾vol.52】

  • 2020.1.4
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男は「別れたい」「別れよう」となかなか口にはしない。

それは彼女を逆上させたり興奮させてしまうのが怖いからだ。

だから男は“それなりの言い訳をして”やんわりと別れる作戦をとるの。

今回は男が“女と別れたいと思っているときに使うセリフ”を神崎桃子がレクチャーするよ。

「キミには俺よりもっといい男がいる」と自分のダメさを主張する

・「『もう好きじゃない、嫌になった』とかいうと相手もキレると思うので、女と別れるときは自分を悪くいうのが得策。『キミには俺は釣り合わない』『俺にはもったいないから』って言うかな(笑)」(44歳男性/飲食店)

・「『あなたは魅力的でいい女だから俺なんかよりもっとふさわしい男がいるはず』『この先もっといいヤツがあらわれる』という感じで自分がいかに未熟なのかを伝える」(37歳男性/金融関係)

――男が自分の情けなさやいたらなさを言ってくるときは実は穏便に別れたいがため!

男は“自分をダメなヤツ”と下げて言うことで女の気持ちをさかなでしないようにしてだけ(笑)

本気で“いい女だ”と思ってたら他の男になんかやりたくないもん。

俺自身を自ら悪者にするのは男の優しさでなくずるさ!

男はね、自分のせいにすれば女が大人しく引き下がることを知ってるの。

「自分がいけないんです」と先に謝られて言われてしまえば女にはもう責める術はなくなるからね。

だいたいさ、付き合ってさんざん抱き合っておきながら「俺にはもったいない」「オレなんかといたらキミは幸せになれない」ってどの口が言ってんだって話!!

男の本心はね、早くラクになりたいだけ。

「俺には無理だから別に男を見つけろよ」

「早く他の男を捕まえてよ」

と肩の荷をおろしたいだけなのよ。

「今は仕事に集中したんだ」と仕事のせいにする

・「うまく別れるためには『ごめん、今は忙しくて』『今は仕事に集中したんだ』と仕事のせいにする。『……だからこれからあんま会えなくなるから』って言っておけばLINEをしなくてもスルーしても平気っしょ。たいてい彼女の方から痺れ切らせてサヨナラしてくれます」(31歳男性/医療関係)

・「『自分にはやりたいことがあって……それが叶うまで結婚とか考えられないし、待たせることはできないから……』って感じで伝える。コツは“キミの将来のためを思うと……”をアピールすること。次第に“その気”になってくれる」(35歳男性/IT関連)

――男がよく引き合いに出すのが「仕事が忙しいから……」。

これは「なかなか会えない」「会うのが難しい」ことへの大義名分!

仕事を出すことで「会わないことの正当性を相手に主張」しているんだよ。

本当に彼女を思ってる男は時間を捻出するもの。

どうしても離したくない相手のためなら仕事と恋愛の両立なんていくらでもできるよ。

たとえいくら仕事が忙しくとも

「会わずにはいられない」

「どんなことをしてでも会おうと努力する」のが恋愛でしょ。

仕事のせいにできるのはもう冷めちゃった証拠。

男は大切な仕事、やりがいだのといえば「女は黙る」「文句は言えないだろう」「別れを選んでくれる」と思っている。

ま、でも仕事のせいにする男なんて実は“できない男”だから。

「男としてもっと自分を成長させたい」とか「俺には夢がある、そのために今踏ん張らなければならないんだ」とか“偉そうに言い訳する男”に限って努力なんてしないし、夢なんて一ミリも叶えられないんだよ。

「少し距離を置こう」「時間が欲しい」と自然消滅を狙う!

・「積極的にアプローチして付き合った彼女に自分の方から『別れよう』は言いにくい。だから『今は少しだけ一人になりたい』『このまま一緒にいると傷つけるかもしれない』といって冷却期間を利用して別れる方向にもっていくって寸法……」(34歳男性/保険)

・「別れるとき修羅場になるのは絶対避けたい。穏便に別れるためには「少し距離を置こう」が最適。すぐに別れるよりワンクッション置くことで傷つけずに済むんじゃないかなぁ?あと心のどこかで『これ以上言わせるなよ。勘のいいキミなら察してくれるだろ』という思いもこめて(笑)」(46歳男性/運搬)

――「距離を置こう」と言うのは、男の別れの口実。冷却期間を利用して別れたいってことが多いよ。

振られる側からしたら別れ話はなかなか受け入れにくいもの。

「……俺にはしばらく一人になる時間が必要なんだ」

「今は少し会わない方がいいんじゃないか……」なんて提案であれば、相手も振られたという感覚に陥らずにすむし、やんわりと離れられるってわけだ。

男からしたら、いきなり別れを告げて女の感情が一気に爆発したら困るからね。

「なんで、なんで?」

「『愛してる』『こんなに誰かを好きになったことはない』っていったよね?」

な~んて責められたり

「これっきりなんてできない」

「もう会えないなんてイヤ」と泣いてすがられたりするのを男はビビってるの。

冷却期間を設けるのはそんなリスクを回避するため。

男はね、別れるための浪費、つまり、女を説得したりなだめたりの労力を費やしたくないの。

つまり、「距離を置こう」「時間をあけよう」はめんどうなことから逃げたい男性にとって最適な別れのセリフってことよ。

男は「別れの言葉をぼかして伝えておけば相手から離れてくれる」と思っている!

「俺なんかといても幸せになれない」

「いま仕事に集中したい」

「少し時間をあけよう」

一見、これらのセリフを使うのは彼女が傷つくのを少しでも抑えようとする男の優しさと思えるかもしれない。

しかしホントのところ相手を傷つけたくないのでなく、自分が責められて傷つきたくないから……。自分を守りたいから、なんだよ。

だいたいさ、2人がラブラブで幸せな時期もあったはず……。縁あって出会って付き合って、互いに愛を注いできたのなら、たとえ自分が先に冷めてしまったとしても最後に相手の気持ちと向き合うのが筋よね。

「別れの言葉をぼかして伝えておけばきっと察してくれる」って、

「もう俺の心はキミから離れちゃってんだからちゃんと向き合うのは避けたい」って

どんだけ身勝手なんだよ。

“彼の本性が出る”のは付き合うときや2人がうまくいってるときじゃない!!

別れる時こそ、その男の本性があらわれるものなの。

別れ際にこそ「本当のことを語らずとも」彼の心根が明るみに出るんだよ。

……だから、ね、そんな男と別れて正解なの!

(恋愛事情専門家/コラムニスト・神崎桃子)

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