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離乳食の補助に! 赤ちゃんへの正しいフォローアップミルクの与え方3つ

  • 2015.4.8
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【ママからのご相談】

9か月になる赤ちゃんがいます。私の母乳が足りなかったせいもあり、生後2、3か月から完全ミルクになってしまっているのですが、この場合もフォローアップミルクに切りかえた方がいいのでしょうか。それとも半々くらいがいいのでしょうか。 ちなみに離乳食は順調に進んでおり、1日3回。体重も身長も成長曲線をはみ出すほどの育ち具合で、至って健康です。上の子は混合でしたが1歳頃まで母乳を飲んでいたため、9か月くらいから、離乳食+母乳+フォローアップにしていた記憶があります。

●A. フォローアップミルクは栄養補助食品。離乳食のすすみ具合を見て切りかえを検討しましょう!

ご相談ありがとうございます。ママライターの亜依です。

生後9か月で離乳食も順調だなんてお母さん思いの赤ちゃんですね。体格も健康そのものといった感じですし、今の調子で離乳食を進めていけば大丈夫でしょう。

生後9か月を過ぎるとミルクからフォローアップミルクに切り替えるママさんが多いようですが、フォローアップミルクについて詳しくご存じですか? 私自身、知らなかったところもあり大変勉強になりました! よい機会を与えてくださってありがとうございます。

●フォローアップミルクとは?

ミルクは母乳のかわりになる栄養食品ですが、フォローアップミルクは離乳食で栄養をとっていることを前提に与える補助食品です。たいていのお子様は9か月頃になると離乳食もすすみ、食事から栄養を取れるようになるので、低価格で脂肪分の少ないフォローアップミルクに切りかえるようです。

ご相談者様の場合はお子様も健康ですし、離乳食も順調ですので、フォローアップミルクに切りかえてあげた方が良いかもしれませんね。

●母乳の赤ちゃんの場合

赤ちゃんは生後9か月頃から鉄分が不足してきます。2歳頃までは鉄欠乏が起こりやすいこともあり、メーカーは9か月~3歳までの飲用を進めているようですが、鉄分の多い食事を離乳食に取り入れているのであれば、「フォローアップミルクは与えなくても良い」というのが現在の考え方のようです。

厚生省の『離乳の基本』には、『1歳近くになり何らかの理由で離乳食の摂取が少なく蛋白質などの不足が懸念される場合や、鉄欠乏の恐れがある場合にフォローアップミルクを与える』と書かれていますし、母乳が出ていて鉄分の多い食事が取れているのであれば必要ないでしょう。

●フォローアップミルクを与えるときの注意点3つ

●(1)量

フォローアップミルクを与える目安は1日600ml程度。飲み過ぎると離乳食が進まなくなるのでほどほどに。

●(2)飲ませるタイミング

離乳食の前に飲ませるとお腹が膨れるので、離乳食の後に与えるようにしましょう。

●(3)飲ませ方

ストローやマグ、コップで飲ませると哺乳瓶の卒業も楽になりますよ。

【参考リンク】

・授乳・離乳の支援ガイド | 厚生労働省(PDF)

●ライター/亜依(ママライター)

コンピュータの専門学校を卒業した後、9歳年上の彼と結婚。小学2年&1年&2歳=3姉妹のママをしている傍ら、子供よりも手の掛かる旦那様も同時育成中です。好奇心旺盛で、何にでも手を出したがり。趣味であるケータイ小説で本も出していただきました。“健康な体で100歳まで生きる”をモットーに、ポジティブな人生を心がけています。

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