なめらかなラインがおしゃれ！2020年のインテリアトレンド「曲線」のある家具

おしゃれ度の高い曲線インテリア

まっすぐに伸びる直線がシャープでモダンな印象を与えるのに対し、曲線はコージーでリラクシーな印象を与えます。

2020年のインテリアトレンドには、ラウンド型に代表される曲線や、ユニークな波線のようななめらかな輪郭が選ばれました。ラウンド型の家具や雑貨など、曲線を持ったアイテムを取り入れたおしゃれ度の高いインテリアをご紹介していきましょう。

ラウンド型のチェアとソファ

ファブリックタイプのラウンドチェア

座面から背もたれまでが一体化したデザインになっているラウンドチェアは、インテリアのアクセントとしても効果を発揮する存在です。

モダンな印象が強いデザインですが、ニュートラスカラーのファブリックとシンプルな白木のフレームの組み合わせは、実にナチュラル。

どんなインテリアにもなじみやすい素材と色合いが、魅力的です。

時代を超えて愛される「アカプルコチェア」

ラウンド型チェアの中でも、世界各地でロングセラーとなっているのが「アカプルコチェア」ではないでしょうか。

そのネーミングからもわかるように、メキシコの職人さんが手掛けるラウンド型チェアで、アイアンのフレームにPVCコードが巻かれています。

プールサイドやお庭など、アウトサイドでの使用も可能。おそろいのデザインのサイドテーブルも人気です。

リラクシーなラウンド型一人掛けソファ

一人掛けのソファにも、ラウンド型のデザインがあります。こちらは、たっぷりとした座面がリラクシーな印象を感じるソファ。

座面を取り囲んでいるようなアームと背もたれのラインが、なめらかな曲線になっています。

経年変化が楽しめるレザーの張地とオーク材の脚を組み合わせて、落ち着きと風格のあるラウンド型のソファに仕上げています。

なめらかなラインを持つアイテム

海外インテリアでも人気の「ラウンドミラー」

ヨーロッパを中心に、海外インテリアでよく見かけるラウンド型のミラーは、レザーベルトで吊り下げるタイプが人気です。

ミラーにお部屋が映りこむので、実際のスペースよりも広く感じることができるでしょう。

壁面にラウンド型のアイテムをあしらいたいときにおすすめのアイテムです。チェストやコンソールテーブルと組み合わせたコーナーもおしゃれです。

おしゃれ度がアップする「プフ」

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misa?(@r.y0323__home)がシェアした投稿 - 2017年 8月月18日午後8時16分PDT

こんもり丸いラウンド型のクッション「プフ」は、1つあるだけでインテリアのおしゃれ度がぐん！とアップする優秀アイテムです。

もともと「プフ」は、モロッコで使われている伝統的なクッション兼スツール。

モロッコでは主にヤギやヒツジの革で作られていますが、ファブリックやニット素材の「プフ」もおしゃれなインテリアアイテムとしておすすめです。

曲線アイテムで作り出す空間アイデア

照明×テーブル×ラグ

いくつかのラウンド型デザインをご紹介してきましたが、最後は曲線を持つアイテムを組み合わせたコーナーの作り方を見ていきましょう。

たとえばこちらは、白のシャギーグと小さめのテーブルを組み合わせたコーナー。

椅子の背面から伸びているフロアスタンドのアームが、大きな曲線を描いています。

ラウンドデザインを組み合わせるだけで、トレンド感のあるコーナーに。

チェア×サイドテーブル

ヴィヴィッドなピンク色の壁が目を惹くコーナーです。こちらも海外インテリアですが、大きな窓があるのでリビングの一角なのかもしれません。

メッシュ状になっているラウンド型チェアとフレーム×天板でできているサイドテーブルを組み合わせて、曲線を取り入れたコージーなコーナーになっています。

左に見えるプラントカバーもラウンド型です。

アート×照明

海外のモダンなワンルームアパートメントインテリアです。グレーの濃淡にイエローを効かせたラグのデザインが北欧風。

ソファやコーヒーテーブルは直線デザインを選んでいます。

棚板シェルフと引き出しチェストでベッドエリアとゾーニングしているソファエリアに、ラウンドフレームのアートをデコレーション。

天井の照明も半円形の曲線です。

ソファ×ラグ×コーヒーテーブル

「スネークソファ」と呼ばれているこちらのソファは、サイズや曲線のうねり方などを自由にオーダーできるそうです。

ソファの曲線に合わせて、ラウンド型のラグとラウンド型のコーヒーテーブルを合わせたインテリアコーディネートになっています。

こちらのソファには重厚感のあるダークカラーのレザーが使われていますが、明るくモダンな白いレザーも人気です。

スツール×プラントカバー

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ポァン(@77ponstagram99)がシェアした投稿 - 2016年11月月1日午後6時42分PDT

階段横のディスプレイスペースには、シンプルな木製のスツールが置かれています。

植木を置く花台にしていますが、座面が小さいのでスペースを取ることもありません。その横に置かれているのは、モダンなデザインの加湿器。

こちらも滑らかなラインが魅力的です。大きな観葉植物のプランターカバーもラウンド型のバケツをセレクトし、おしゃれなコーナーに。

曲線のある家具を取り入れよう！

2020年のインテリアトレンドの仲間入りを果たした「曲線」。なめらかでフェミニンなラインは、コージーな落ち着きとリラクシーな雰囲気をインテリアの中に取り入れてくれます。

チェアやソファ、ミラーにプフなど、さまざまなアイテムで「曲線」ラインをプラスしてみませんか。複数の「曲線」アイテムを組み合わせたアイデアも参考にしてみてください。