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お正月太りしない!健やかに太りにくい食生活とは

  • 2020.1.1
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今年もあとわずかになりました。年末年始もお仕事の方もいらっしゃると思いますが、お休みの方は、生活や食リズムが乱れて体調を崩したり、飲食量が増えてお正月太りになりやすいので注意が必要です。仕事に追われて夜型の生活を送っている方は、生活や食リズムを見直しリセットする良い機会になります。食べ方や食べ合わせなどを工夫して、美しく健やかな身体を目指しましょう!

21時以降の飲食は体脂肪が合成されやすい

普段遅くに飲食している方は、お休みの日だけでも食事の時間を早める事を意識しましょう。ダラダラ食べてしまう方は、21時までに食べ終えるなど時間を決めて区切りましょう。渋味や苦味は食欲を抑える作用がるので、お茶を飲んで締めるのも良いでしょう。

お酒を飲むと食欲が増すので注意が必要です。21時以降は糖質を含まない焼酎などの蒸留酒に変えたり、おつまみを控えるなどすると良いでしょう。遅い時間の〆も控えましょう。

間食するなら

年末年始は、豪勢なお食事だったり頂き物をしたりと甘い誘惑が多いですね。夕食後に間食の習慣があり、間食がやめられないという方は、夕方までに間食するようにすると良いでしょう。体脂肪が気になる方は、砂糖や脂質をたっぷり使用している洋菓子でなく、和菓子やおせんべいなどにすると良いでしょう。夜遅くなると食欲が増していきますので、早めに寝てしまうのも健康や美容、ダイエットには有効です。

消化力を高める効果的な食べ合わせ

食事は、酵素を多く含む生野菜や発酵食品から食べ始めると消化力が高まります。

・油っこいものには

納豆、キムチ、味噌などの発酵食品は、脂質を分解するリパーゼを多く含むので油っこいものと合わせて摂ると良いでしょう。これらの働きを助けるニンニクやネギなどと合わせるとさらに効果的です。揚げ物の付け合わせの定番の、大根おろしやレモン、キャベツなどには消化を促す酵素がたっぷり含まれているので合わせてしっかり摂取しましょう。正月料理の「なます」なども消化を促すので意識して摂取しましょう。

・肉を摂る時

キウイ、パイナップル、パパイア、しょうがなどは、蛋白質を分解するプロテアーゼを含んでいるのでお肉と合わせて摂ると良いでしょう。さらにこれらの働きを助けるカプサイシンを含む唐辛子やスパイス、ハーブなどを合わせて摂るとより良いでしょう。

食べ過ぎを防ぐ為には

主食は、精製度の低いものや雑穀を加えたものを選ぶと、ビタミンB群が増えて脂質や糖質がエネルギーに変換しやすくなり、ストレスや疲労回復効果が高くなるのでダイエットの味方になります。主食を抜くとタンパク質や脂質が増えて、食事のバランスを崩しリバウンドしやすくなるので、適量を心がけると良いでしょう。

おかずは、咀嚼を必要とする食べ応えのあるものや、食物繊維の多い食材を摂り入れると満足感が得られます。これからの季節は、根菜が美味しいですから意識的に摂り入れ良く噛んで食べましょう。食後には、歯磨きをしたり炭酸水を飲んで気持ちを紛らわせるのも有効です。

年を重ねると無理が効かなくなり、生活や食べた物が顔や身体に表れます。お正月太りや疲れが出ない様に、年末年始の食事や過ごし方を意識して楽しく過ごしましょう!皆様にとってより良い年になりますように。

管理栄養士 宮本そのみ

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