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既婚者男性があなたのことをデートに誘う理由【ひとみしょうの男ってじつは】

  • 2019.12.29
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既婚者が女子をデートに誘うのはなぜか。エッチしたいからだ。というのが、いわばこの世の定説になっていますが、でも精緻(せいち)に見ていくと、それだけが答えではないんですね。もちろん、コトの善し悪しを言えば、既婚者が女子のことをデートに誘うのは善くないわけだから、「エッチしたいという理由以外のこと」を書くと、どうしても不倫を推奨しているふうに読んで怒る方もいるのは知っています。がしかし、「男=下半身がサル」以外の事情も、男にはあるわけでして、そのへんのことを以下で一緒に見ていきたいと思います。

そもそも男は女子の生命力に恋している

既婚者が若い女子をデートに誘うと、場合によっては「このおっさんはロリコンなのか?」みたいな言われ方をされます。たしかに、たとえば40歳の既婚者が20歳の女子をデートに誘うというのは、いわば自分の娘をデートに誘うようなもので、ロリコンと言われてもしかたないのかもしれないですね。がしかし、40歳のおっちゃんは、ロリコンだから彼女のことをデートに誘うというのではなく、若い女子が持つ生命力に恋しているから、デートに誘うのです。

彼が、若い女子の張りのあるお尻やおっぱい、むっちりした太ももなどが好きだというのは、すなわち、若い女子にしか持てない生命力が好きだということなのです。なぜ好きなのか?おっちゃんが遠い過去になくしてしまったものだから、であり、かつ、そもそも男には所有できないものだからですよ。

男は淋しいから女子をデートに誘います

女子が持つ生命力が欲しいと思うから、既婚者は若い女子のことをデートに誘います。ではなぜ、既婚者であるおっちゃんは、若い女子が持つ生命力を欲しがるのでしょうか?理由の1つは、淋しいからです。おっちゃんとは淋しい生き物なのです。既婚者なら奥さんがいて、淋しくなどないだろうと思う人もいるかもしれないけど、奥さんがいる・いないという次元とは、また別の次元において、男は男なりの淋しさを抱いているのです。

それはきっと、「選べなかったもう1つの人生」を、私たちが想像してしまうからでしょうね。選べなかったもう1つの人生は複数あるけれど、その1つは明らかに「若い頃、好きな女子と普通に口をきけて、普通にデートに誘って、普通に彼女の心身を満足させてあげられたオレの人生」です。若い頃から、緊張せずに女子と普通に口をきくことのできる男って少ないからね。ましてや、若い頃に、愛に対する嫉妬や恐れの感情抜きに、ありのままの彼女を抱きしめて、心身ともに満足させてあげることのできた男なんて、ほぼ皆無だからね。

そういう「やりたかったけどできなかったもう1つの自分の人生」を、どうにか「完結させたい」と思うから、既婚者であっても男は女子のことをデートに誘うのです。

男のホンネ

既婚者とデートしてうまくやっている女子もいれば、既婚者が自分のことをデートに誘ってくるだけで「不潔」とか「キモイ」と思う女子もいますね。うまくやっている女子は、見ていて、男の淋しさとか、男であることの哀愁みたいなものを、うまく理解しているように見えるんですね。つまり、男心を理解している(理解したいという気持ちがある)ように見えます。

対して、「不潔」とか「キモイ」と言っている女子は、まだそこまで男に対する理解が深まっていないように見受けらえます。むろん、どっちがいいのか、という善悪の話をしているのではありません。がしかし、この狭い地球に住んでいる者どうし、互いのことをちゃんと理解し合うとか、互いの気持ちを想像し合うというのも、大事なことではないかなと思うのです。ハッキリ言って、別に既婚者とデートしてくれなくても全然OKなんです。

ただ、男は、男であるというだけで一抹の淋しさを抱えている生き物なのだから、それについては、それなりにわかってもらいたいなあ――というのが、男の総意ではないかと思います。女子は「女である」というだけで、男にはちょっと想像できないような気持ちを抱えているのかもしれないように、男は男で、うまく言葉にならない茫漠とした不安を常に抱えて生きているのです。

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