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暴れまわる大きなお兄ちゃん! 赤ちゃんが叩かれていく中で、息子がとった行動とは?【たんこんちは ボロボロゆかい Vol.7】

  • 2019.12.28
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それは、ある平日の昼さがり。

息子と二人でショッピングモールに買い物に来た私は、無料で開放されているキッズスペースで息子を遊ばせることに。

まだ一人歩きせずハイハイだった息子も、“0~2歳まで”と赤ちゃん用に開放されているその場所では、のびのびと遊ぶことができました。

他の赤ちゃんからもらえる刺激も楽しいようで、満面の笑みでハイハイする息子。

穏やかな時間が過ぎていく…そう思っていた時でした。

■3~4歳くらいのお兄ちゃんがやってきて…


併設された“3~6歳まで”のキッズスペースから、3~4歳くらいのお兄ちゃんがやってきました。

そして…


伝い歩きの練習をする赤ちゃんの頭を、ポカッとたたきました。

近くで見ていた赤ちゃんのお母さんも、それには思わず困惑。

お兄ちゃんにやさしく声をかけるも、お兄ちゃんは知らん顔して、赤ちゃんスペースで遊び始めます。


よその赤ちゃんと言えど、赤ちゃんは赤ちゃん。たたかれる様子には胸が痛みます。

その後も、赤ちゃんのおもちゃを奪い取り、どついたり、たたいたり…そのお兄ちゃんは好き放題、赤ちゃんスペースを牛耳っていきました。

たたかれた赤ちゃんのお母さんたちも、怒るにも怒れず、お兄ちゃんの保護者の姿も見えず、困惑するばかり。

すると…


ついに、わが子にまで牙をむいたクソガ…お兄ちゃん。菩薩顔の私でも、さすがにこれは黙っていられません。

一言ガツンと言ってやる…と立ち上がった、その時でした。



■ハイハイでやり返しにいった息子に絶句!


お兄ちゃんが滑り台の脇で寝そべったところを、ハイハイでやり返しにいった息子。

その隙のない動きに、私も絶句。

よくやった…と一瞬思ってしまったものの、手を上げてしまった事実には変わりありません。

私は息子を引き離しながら、お兄ちゃんに謝罪。


お兄ちゃんはスネた様子で、隣のキッズスペースにいたお父さんと思わしき男性へ報告に向かいました。

お父さんがいたのは、赤ちゃんスペースと、お兄ちゃん&お姉ちゃんスペースのはざま。子どもを見ていれば、子どもが他の子をたたいていることに気づけたはずです。

ですが、お父さんはスマホゲームに夢中で、お兄ちゃんの言葉も聞き流している様子でした。

お父さんの居場所が分かったのも、何かの縁。

私はお父さんに謝罪に行くとともに、お兄ちゃんが赤ちゃんスペースで赤ちゃんをたたいてしまっている、ということを告げにいきました。

「あ~そうですか。ダメだろ、バカ」

あっさりとしたお父さんの対応に般若がはみ出しそうになりましたが、時間もあり、私と息子はその場を去りました。


息子のようにハイハイで暴走する赤ちゃんから、まだ寝返り間もない赤ちゃんまで、いろいろな赤ちゃんが集まり、楽しめる赤ちゃんスペース。

1歳のわが子ですら、おもちゃを投げたり、たたいてしまえば、他の赤ちゃんに危害を加えてしまう可能性があります。

そんなことをあらためて思い知り、気を引き締めるきっかけになった出来事でした。

(たんこ)

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