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「レガシーを残す」社員主導で東京2020を盛り上げるANAグループの想い

  • 2019.12.27
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開催まで1年を切った東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会。各所で着々と準備が進む中、民間企業も大会を盛り上げようと独自の取り組みを行っている。東京2020大会のオフィシャルエアラインパートナーであるANAでは2017年に「HELLO 2020 プロジェクト」が発足。「HELLO BLUE, HELLO FUTURE ~2020を、みんなの滑走路にしよう」をキャッチコピーに、ANAグループ約40社から「2020 リーダー」に任命された社員を中心に活動しており、2019年現在、グループで延べ4万人がこの活動に参画している。

【写真】2019年に運用を開始したANAグループの総合トレーニングセンター「ANA Blue Base」

HELLO2020プロジェクトフォーラムに参加したANAグループの2020 リーダー
KADOKAWA

社員主導のこの取り組みの中では、東京2020大会に向けたグループの一体感や機運の醸成をはじめ、共生社会の実現に向けた「心のバリアフリー」を推進している。障がいのある方や高齢者の視点に立ち、お手伝いのあり方や、ANAグループが提供するサービスについて考える社員向けのユニバーサルセミナー、パラ卓球やブラインドサッカーなどパラスポーツの体験会など、2020年への取り組みをさまざまな形で実施。また、ANAグループとして、樹脂製車いすの導入や、空港内でのローカウンターの設置、搭乗ゲート幅の拡大など、航空機利用者へのユニバーサルなサービスの導入も進められている。

【写真】2019年に運用を開始したANAグループの総合トレーニングセンター「ANA Blue Base」
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フォーラムの様子
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11月下旬には、ANAグループの総合トレーニングセンター「ANA Blue Base」で2020 リーダーフォーラムを開催。今年度の2020 リーダー約80名により、ANAグループ各組織における活動の振り返りや情報共有、グループ全体で実施する横断的取り組みの検討や、来年に迫った大会本番期間を含めた今後の活動についてディスカッションが行われた。2020 リーダーは空港スタッフや客室乗務員など、利用者に直接かかわる部門だけでなく、航空機の運航に直接かかわらない部署からも選出されており、日々の業務の分野にかかわらず、参加者が積極的に考えて発言しているのが印象的だった。

ANAビジネスソリューションの小林竜太マネジャー
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同フォーラムに第1回から参加しているANAビジネスソリューションの小林竜太マネジャーは「フォーラムを重ねる中で、東京2020大会を一人一人が参加者として携わる“自分ごと”として捉える機運がANAグループ全体で高まっているのを肌で感じています。また、ANAグループ内も東京2020大会を1つのきっかけとして、多様性をより受け入れる職場へと変化しています。2020年に向け、日本全体でレガシーを残そうという風潮がありますので、ANAも同じ流れで寄与していければと思います」と、取り組みを通しての変化を伝えてくれた。

トライアスロンの榊原利基選手(写真左)とビーチバレーボールの高橋巧選手(写真右)
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また、フォーラム後に行われたグループ懇親会には、社員アスリートの高橋巧さん(ビーチバレーボール)と榊原利基さん(トライアスロン)が出席。JOCが行うトップアスリートの就職支援ナビゲーション「アスナビ」を通じて採用された両選手から競技の見どころや魅力、東京2020オリンピックへの意気込みが語られた。

東京パラリンピック 愛と栄光の祭典
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さらに懇親会の中で、1964年の東京パラリンピックを映したドキュメンタリー映画「東京パラリンピック 愛と栄光の祭典」の短縮版を上映。

同映画は、世界で初めて「パラリンピック」という愛称を用いた1964年の東京大会の競技映像に加え、日本人選手の視点を通して当時の日本社会を描いたドキュメンタリー作品。同映画の試写会に参加した2020 リーダーの発案により、フォーラム内での上映が実現した。映像が映し出されると、半世紀以上前のパラリンピックの様子をじっくりと見つめる参加者の姿が目立った。(東京ウォーカー(全国版)・国分洋平)

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