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病院で騒いでしまう子どもが落ち着いて「待てる」ようになったのは【4人の子育て! 愉快なじゃがころ一家 Vol.61】

  • 2019.12.26
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感染症が流行る時期…病院へ行く機会も多くなるかと思います。ですが、小さい子を連れて混んでる病院へ行くのは本当に大変ですよね。

特に皮膚科や眼科、予防接種、兄弟姉妹の付き添い…など、元気がある子を病院に連れていって長時間待たなければならないとき、事前に暇つぶしアイテムを用意したりもしますが、それでも飽きて、大きな声を出したり、走り回ったり、グズったりするのが子どもです…。

スマホのゲームや動画でおとなしく待てる子も多いのかもしれませんが、今回は私が4人の子育てのなかでいろいろ試してみて良かったと思うことを紹介したいと思います。
と言っても、これなら確実!なんてことはありませんので参考程度に読んでいただけたら嬉しいです。


お子さんの年齢や成長によりますが「病院はどんな場所か」を理解できるようになったら、事前に話しておくことは基本かなと思っています。


ですが「病院はどんな場所か」わかったからといって、子どもがおとなしく待つことができるはずもなく…大切だなと思ったのが、子どもとの「お約束」です。
例えば(20年近く前の話ですが…)病院に入る前にこんな約束をしていました。


普段から家でも忍者ごっこをして遊んだりしていたのでイメージはできあがっていました。


ウチの娘は、忍者ごっこのおかげで静かに院内の移動ができました。忍者の真似をしなくても「誰が一番静かに歩けるかな~?」とか、「走らないで歩くんだよ~」という言い方に変えると、「静かにして!」「走らない!」など禁止事項を言うだけよりも子どもには伝わりやすいです。


また、持ってきたアイテムや院内に用意されてる絵本やおもちゃなどに飽きてしまったら「しりとり」や「どっちの手に入ってるか?」や「クイズ」などで遊んでいました。

他には…読んで飽きてしまった絵本を使ってこんな遊びも。



勝手に口パクゲームと名付けましたが、前の記事でも書いたとおり、こそこそっと聞き取りにくい音量で話すと子どもは聞こうとします、聞こうとするということは集中もしてくれます。

こうして、繰り返し言い聞かせること、静かに遊ぶということをしているうちに、子どもたちは病院で待つことにも慣れていきました。

そんなある日、病院の待合室でとてもイライラしているお母さんがいたのですが


どうしようかなぁ…声かけるのも難しいなぁ…と思っていたら娘たちが近寄っていき、何するんだろうと見守っていたら、持ってた絵本を男の子に渡しにいったようでした。


それだけで終わらずなんとそのお母さんを諭すという…!

私は内心大慌てでしたが、そのお母さんもハッとしたようでお礼まで言ってくれました。いや~ヒヤヒヤしたけどよかった…。


ただ何もせずに長時間静かにしていなさいというのは幼い子どもには難しいです。それでなくても病院は注射など怖い思いをすることがある場所なので、さらに叱られるというのが加わると病院が苦手になってしまいますよね…。

子どもを静かにさせる…のちのち自分が楽をするための工夫と思って、あの手この手を考えるのも楽しさがありました。

感染症が流行る寒い冬、できるだけ病院に頼らず元気に乗り越えられるといいですね!

(じゃがいもころりん)

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