全部行ったら自慢できちゃうかも。世界の小さい国ベスト3をご紹介！

世界には「え？」と驚くほど小さい国が存在します。今まであんまり考えたことがなくても、知っていると誰かに話したくなるかもしれません。そんな“世界の小さい国”のベスト3をご紹介します。

世界の小さい国3位・ナウル共和国

「ナウル共和国」は太平洋南西部に浮かぶ、総面積約21km²の小さな島国です。東京都品川区と同じくらいの大きさの島に、約1.3万人が暮らしています。ナウル共和国は、珊瑚礁の上に長い年月をかけて海鳥の糞が積み重なってできた島で、かつてはリン鉱石の輸出国として栄えていました。主な観光スポットはアニバレ湾やリン鉱石の採掘跡などです。
日本からナウル共和国への直行便はありませんが、ナウル航空が週3便でブリスベンとナウルを結んでいるのでオーストラリア旅行と合わせて行くのが一般的です。キリバスやフィジーからも飛行機の運航があるので、長い休暇を使ってこの辺りを巡るのも、一生に一度の体験になりそうですね。

■ナウル共和国

［公用語］ ナウル語/英語
［通貨］ オーストラリアドル
［時差］ +3時間

世界の小さい国2位・モナコ公国

「モナコ公国」は、フランス南東部の地中海沿岸にある国です。国土面積は約2km²で、約3.8万人が生活しています。
モナコ公国は小さい国なので、主な観光スポットだけなら一日で見て回れます。衛兵の交換式で有名な大公宮殿や、珍しい魚が観賞できる海洋博物館、グレース・ケリーのお墓もある大聖堂など、見どころがたっぷりです。

モナコ公国へは、フランスのニース・コートダジュール空港から高速バスで約45分です。そのほか、モンテカルロ駅にはTGVなどの鉄道が通っているのでニースはもちろん、カンヌやイタリアのジェノバからも行けます。

■モナコ公国

［公用語］ フランス語
［通貨］ ユーロ
［時差］ -8時間（サマータイム時は-7時間）

世界の小さい国1位・バチカン市国

世界の小さい国の第1位は、イタリアの都市ローマの中に位置する「バチカン市国」です。面積はなんと約0.44km²！ なんと皇居の半分以下の大きさです。人口は約600人と少なく、ほとんどは聖職者とスイス人衛兵です。小さい国ですが、歴代のローマ教皇のコレクションが展示されたバチカン美術館や、カトリック教会のサン・ピエトロ大聖堂など、見どころが詰まっています。

日本からバチカン市国へ行くには、まずはローマへ。ローマ市内からは、地下鉄やバス、トラム、タクシーなどを利用するのが便利です。

■バチカン市国

［公用語］ ラテン語/イタリア語
［通貨］ ユーロ
［時差］ -8時間（サマータイム時は-7時間）

そのほか、4位ツバル、5位サンマリノ共和国、6位リヒテンシュタイン公国…と続きます。ちょっと変わった旅行がしたい方は、これらの小さい国に行ってみてはいかがですか？

この記事は2017年6月7日に公開されたものを編集したものです。