ベテランフードライターが教える【外苑前・広尾】絶品フレンチ&イタリアンとは？

東京のおいしいものを食べ尽くしたベテランフードライター・渡辺“P”紀子さんに、いま食べたい一皿をうかがいました。今回は、Pさんを虜にしたフレンチビストロとイタリアンの逸品をご紹介します。

ワイン好きの店主が集めたボトルは300種にも。「チャーミングな女性シェフ・阿部真子さん、店主の鳥山由紀夫さんも大好き。〆カレーも絶品」。

シェフが織りなすフランスの家庭料理は、細かな工夫が味の深みを後押しする。魚の身が残る「サバのリエット」1,000円は隠し味に新潟のかんずりが。擂ったレモンの皮の爽やかさがあとを引く。

〈アミニマ〉
前菜とグラスで、軽く1杯飲むだけでもOK。
東京都渋谷区神宮前2-5-6
03-6804-2846
17：00～22：30LO、土12：00～14：00LO、17：00～22：30LO 日休
24席／禁煙

イタリア各地で修業したシェフのテーマは“日本人が求めるイタリア料理とは？”。

食べておきたい「スペシャリテ！北あかりとトリュフのタルトタタンフォンティーナチーズのソース」3,000円は、トリュフのジェラートに温かなチーズソース、キャラメリゼしたパイと、味のコントラストが楽しい逸品だ。「シェフもおいしそう（笑）」

〈Melograno〉
カウンター越しにシェフとの会話が弾む。
東京都渋谷区広尾5-1-30
03-6459-3625
17：30～22：00LO、土祝12：00～13：30LO、17：30～21：30LO 日休
15席／禁煙

（Hanako1179号掲載／photo : Chihiro Oshima, Hiromi Kurokawa, Natsumi Kakuto, Mariko Tosa, Tomo Ishiwatari text : Ami Hanashima, Wako Kanashiro）