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“パン飲み”が流行中。実力派パン職人が手掛けるベーカリービストロ&バー4軒【東京】

  • 2019.12.23
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パンラボ・池田浩明さんのアドバイスを受け、竹内ももこさんがパン呑みホッピング。パンに、お酒に、料理に個性のあふれる珠玉の4軒を教えてもらいました。小麦の風味に合う軽いアルコールで、一人呑みも気兼ねない楽しさに。

1.〈Cise〉フレンチ出身のシェフが始めた本気のベーカリービストロ。/根津

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Hanako 編集部

新富町のレストラン〈クーリ〉でパン作りを任され、のめり込んでいった宮武郁弥さん。独立して開いた店の広さには不釣合いなほど大きなパン窯を置き、生地は全て手ごね。

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レストランの自家製パンの域を超えた、食感と風味の良さが持ち味だ。

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Hanako 編集部

看板パンの食パンをフレンチに合わせて食べるのも、この店ならでは。脇を固める仲間のソムリエが自然派ワインと北海道ワインをセレクト。宮武さんの故郷・北海道の食材にも合う、だしのような旨味のあるワインが全体をまとめている。

〈Cise〉
アイドルタイムにはテイクアウト用がカウンターに並んで売られる。
東京都台東区池之端3-4-19 1F
03-6884-1989
12:00~14:30LO、18:00~22:30LO 不定休
19席/禁煙

2.〈まさもと〉ビールにワイン、日本酒も。パンを肴に角打ち気分。/東武練馬

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練馬に100年続く老舗酒屋の跡取りだった店主の大木正幹さん。〈パーラー江古田〉で腕を磨き、地元に店を構えたのは3年前のこと。

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店頭に並ぶパンは6~7種。北海道産小麦を使い、ガリッと力強く焼き上げる。注目は酒の品ぞろえでクラフトビールが約15種、自然派ワインが約50種、さらに日本酒も用意。どれも「自分で飲んでおいしいと思ったもの」で、なかには東京ではほとんど出回っていない銘柄も。パンを肴におすすめの酒で、ちょっとした角打ち気分を味わうのも楽しい。

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Hanako 編集部

〈まさもと〉
クラフトビール、ワインは持ち帰り用の販売も。ラインナップは仕入れにより変更あり。
東京都練馬区北町1-26-10
03-6906-8313
12:00~23:00(日~18:00) 不定休
15席/禁煙

3.〈Blanc〉パン職人×料理人の絶妙なコンビネーション。/虎ノ門

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パン職人の和田尚悟さんと料理人の大谷陽平さん、両者の絶妙なコンビで人気を博すパンビストロ。

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メニューは折々の旬素材で作る日替わりで、足を運ぶたび違う味に出会う楽しみが。料理のお供に味わいたいのが、自家製パンの盛り合わせ。ルヴァン種を使った看板アイテムのカンパーニュ「瓦」に、水は使わず牛乳のみで仕上げる「牛乳パン」、ぶどう種で作る「レスティニャック」など、パンは何とお代わり自由!ワインのあてにもぴったりで、ついつい食べ過ぎてしまいそう。

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〈Blanc〉
東京都港区虎ノ門1-11-13 1F
03-6273-3164
11:30~14:00LO、18:00~22:15LO(第2・4土12:00~13:00LO ※貸切予約のみ営業) 土日祝休
16席/禁煙

4.〈チェスト船堀〉品種別に焼いたパンで小麦ごとの風味を味わう。/船堀

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〈パーラー江古田〉出身の西野文也さんは、〈清澄白河フジマル醸造所〉でもワインと料理を学び、2019年9月にこの店を開店。

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ワインの発酵の知識を生かしたパン作りで、独自の道を進んでいる。小麦粉は扱いやすくするためにブレンドするのがセオリーだが、品種それぞれの味を感じられるよう無配合を徹底。理想のパンに近づくには苦労が絶えないという。

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午後3時からの営業は、近隣の人の夕飯に合わせて。パンとワインを買って帰れる小さな店が、じわじわと存在感を増している。

〈チェスト船堀〉
北海道、東京、福岡などの小麦を使用。現在パンは約8種だが、小麦の種類を増やす予定だ。
東京都江戸川区北葛西1-22-19 大栄コーポ105
15:00~21:00LO
スタンド8席/禁煙

(Hanako1179号掲載/photo : Kenya Abe text : Kahoko Nishimura, Etsuko Onodera)

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